当ブログではスッカリ御馴染み“カメラのロールスロイス”LEICA(ライカ)さんでありますが、改めて若干のオサライをさせて頂きますと……………
❇️ 1 ) 1950年代〜60年代に於いて、我が国では「 LEICA1台 = 家一軒 」というワードが定着した時代あり(“超高級品”の例え)。
2 ) “約10万円〜20万円”の価格帯製品に関してはPanasonicさん製である(最下級機は中国製)。
3 ) “中級機〜上級機”に関しては“MADE IN GERMANY”、もしくは他ヨーロッパ諸国製である(主にポルトガル)。
4 ) 「 LEICA SL ( レンズキット価格 : 約160万円 ) 」は価格、デザイン、性能etc.に於いて、“世界最強 フルサイズ ミラーレス一眼”と呼ばれている。
「 LEICA SL ( 2015 ) 」
私の知人であるリッチマン“なにわのデ ニーロさん ( 仮名 : 60代男性 )”は、幸運にも「 LEICA SL 」を所有されており、特に“愛犬のポートレート”を得意としております。
“世間との繋がり”を著しく嫌う彼は、SNS等で作品を発表する事は一切なく、よって、皆さんが彼の作品を目にする機会はありませんが、“ほのぼのとしたスナップ ショット”には特有の味がありまして、私は昔から彼の写真が大好きです。
❇️ 昨年末のお話。
“なにわのデ ニーロさん”から、誠に“ショッキング(?)なメール”が届きました……………
「LEICA SLは手にした感触や操作性が“全てスーパー”であり、間違いなく“世界一のフルサイズ ミラーレス機”だと断言出来る。但し、単純に“画質性能云々”だけで語るならば、SONY α9の方が優れているのかも知れない。正直なところ、“SONYのカメラ”がこんなに優れているとは思わなかった。やはり、現代カメラのキモは“イメージ センサー”だと実感。」
「 SONY α9 ( 2017 ) 」
“なにわのデ ニーロさん”は某有名カメラ店さんから「 SONY α9 」のモニターを約6ヶ月間依頼されて、ソノ率直な感想が上記の報告でありました。
( 本来、「 LEICA SL 」と「 SONY α9 」を単純に比較するのは、例えば「 PORSCHE 911 」と「 HONDA NSX 」を比較するのと同様に無意味だと考えます。何故ならば、双方の“哲学と文化”が余りにも違い過ぎますし、“双方共に素晴らしい車”であるのは間違いなく、それぞれに異なる魅力を備えた、謂わば“全くの別物”と解釈するのが妥当で御座います。)
本日は、そんな“KING OF CAMERA”であるLEICAさんファミリーの中から、チョット面白い“異端児”を御御紹介させて頂きます。
『 The new Leica Q2 ( 2019 ) 』
まるで“金属の塊から削り出した様な質感”と、一切の無駄を廃した美しい“ミニマル デザイン”。そして“ウォータープルーフ”の実用性……………
何とも“強烈な存在感”に満ち溢れた新製品「 LEICA Q2 」。
「 LEICA Q2 ( 2019年3月23日発売 ) 」
ところで、上記プロモーション ムービー&写真を見て、“おや?”と何か感じた方はいらっしゃいませんか?……………
実は“レンズ固定式”なのであります。つまり「 LEICA Q2 」は“フルサイズ ミラーレスのコンパクトカメラ”で御座いまして、LEICAさんの“豪華絢爛な商品ラインナップ”をフルコースだとすれば、「 LEICA Q2 」は“ほんの前菜”に過ぎない訳であります。
遂に“フルサイズ ミラーレス コンパクトカメラ”という、“極めてニッチな領域”に踏み込んでしまったLEICAさん。ソノ意味で「 LEICA Q2 」は、正に“至高の前菜”と言っても大袈裟ではないかと思われます。
❇️ 「 唯一にして最大の問題 」……………
ソレは、“約70万円のお値段”であると痛感した変態オッサンでありました!
( 是非とも“秀津風親方さん”に御購入頂き、年に数回お借りしたいと思います。)
( 画像は全てネットから拝借。)
いよいよ二代目が登場ですか…
価格にもオドロキですが、新開発のCMOSセンサが有効4,730万画素とは凄まじい解像力ですなぁ。全く以てオドロキの連続でございます。是非とも私にも前菜と呼べる日が来てほしいものであります…
考えてみれば……………
やっとこさ“憧れのLEICAボディー”を購入しても、“LEICAレンズ”が高過ぎて購入出来ずに、仕方なく他社製レンズを装着している方を多く見掛けます。
ソノ意味では“レンズ込み70万円”のオリジナルLEICAは、むしろ“安い”と考えるべきだと思われます!
いつの日か、1台は欲しいデスねぇ。