Girls’ Generationが教えてくれた事 ……

2010年夏、渋谷。

毎日利用していた地下鉄 渋谷駅構内で、1枚の巨大ポスターに目が止まりました。

 

『 New Beginning Of Girls’ Generation / Girls’ Generation  2010 』

 

見知らぬガールズ グループ9人組のDVD広告でありました。私は「こんな“コンパスみたいにキレイな脚”、アジア人で居る訳ねぇーだろ。最近の広告写真はCG修正ヤリ過ぎだわな。」と思いながら、東急田園都市線に乗り込んで帰宅。後日“実は殆どCG修正していなかった”と判明して改めてビックリ致しましたが……………

 

2010年秋、六本木。

1998年の『 U2 東京ドーム ライブ 』で知り合い、以後“飲み仲間”となった某イギリス人のお方が「このアジアン ガールズ グループって“スパイス ガールズの完成形”かもね。」と仰って、私に1枚のCDをプレゼントして下さいました。数ヶ月前に渋谷で遭遇した、“アノ9人組ガールズ グループ”のジャパン デビュー曲でありました。

 

『 GENIE ( ジャパニーズ バージョン ) / Girls’ Generation  2010 』

 

我が国では一般的に“少女時代”と呼ばれております、コリアン ガールズ グループGirls’ Generationさん。当ブログに於いて詳しくお伝えするのは、おそらくコレが最後になると思います。私に教えて下さったのがイギリス人のお方でありますので、本日は“Girls’ Generationさん”で統一させて頂きます。

“48年間 洋楽一筋”であった私にとって、戴いたCDは自らが所有した“人生初 日本語版CD”というインパクトも大でありましたが、付属DVDで観た“ダンス&ヴォーカルの新鮮さ”にスッカリ魅了されてしまいました。挙げ句の果てには、その後発売された殆どのアルバム、DVDを購入し、ジャパン ツアーには計5回(1st-2回、2nd-3回)も参戦してしまう程“骨抜き状態”の重症に……………

 

『 Girls’ Generation Japan 1st Tour  2011 』に初参戦した際に印象的だったのは、観客の約70%が20代らしき女性ファンでありましたが、残り約30%男性ファンの中に、意外にも50代〜60代の所謂“洋楽ロック世代”らしきオッサン風のお方がケッコー多かった点であります。そして男性ファンの割合は、ソノ後ツアー毎に多くなったので御座いました。

 

『 Girls‘ Generation Japan 3rd Tour  2014 』

『 Girls’ Generation Japan 4th Tour  2015 』

 

✳️ Girls’ Generationさんの功績

1 ) 洋楽(特にロック、EDM系)ファンを獲得した功績。

プロデューサーに“超大御所”テディー ライリーさん。エンジニアにマイルス ウォーカーさん、トム コインさんetc.といった“グラミー賞 常連さん”を中心として、日米韓のトップ クリエイターにより創造された“世界品質サウンド”は、ヘッドフォン爆音リスニングで感じる“サウンド レイヤー”が正に洋楽でありました。

2 ) 政治問題に影響されない“民間交流”を成し遂げた功績。

ジャパン ツアーにはコリアから参戦のファンも多く見られました。しかも皆さん“イングリッシュ御堪能”につき、開演前にコリアン ファンと会話する機会が何度かありました。某コリアン大統領による「 竹島上陸事件 」後の“最も冷め切った日韓関係中”に行われた『 Girls’ Generation Japan 2nd Tour  2013 』では、ある20代コリアン青年が「反日家が居るのは国会とTV局だけですから、是非とも安心してソウルにいらして下さい。喜んで“Girls’ Generationグッズ ショップ”に御案内致します。」と、素晴らしい笑顔でメール アドレスを渡して下さいました。

3 ) アジアン グループとして広く“欧米ファン”にアピールした功績。

ジャパン ツアー会場では、時折“欧米マスメディア クルー”も見掛けましたし、意気投合した欧米ファンとビールで盛り上がり過ぎて、開演に遅れそーになった経験も御座いました。ある30代アメリカ人男性は「Girls’ Generationは欧米に拠点を移すのではなく、飽くまでもアジアを拠点にする事で、“音楽マーケットの中心をアジアに呼び込む気構え”でやって欲しい。」との御言葉でした。

3 ) ファッション性の高い企業(ブランド)と数多くコラボした功績。

VOGUE、ELLE、Marie Claireといった有名ファッション誌の表紙を飾った他にも、ファッション性の高い世界中の企業(ブランド)広告でイメージ モデルとなり、アジアを代表する“ファッション アイコン”の確立に成功致しました。

 

『 CASIO / BABY – G  2013 』

『 CASIO / BABY – G  2014 』

 

ところで先日、所属事務所であるSMエンターテインメントさんより「スヨン、ティファニー、ソヒョンの3人が脱退し、今後は“5人制Girls’ Generation”として活動を続行する。」との公式発表がありました。2014年にジェシカさんが脱退して、以降は“8人制Girls’ Generation”となりましたが、個人的にはヒジョーに違和感がありましたし、Girls’ Generationとしては“機能不全”に陥っていた感が御座いました。そしてコノ度、更に3人が脱退した“5人制Girls’ Generation”は、もはや私にとって“Girls’ Generationではない別の物体”としか言いようがありません……………

 

よって変態オッサンは、本日限りでGirls’ Generationを“精神的卒業”致します。

ソレに伴って、当ブログで使用させて頂いておりました“スヨンさんヘッダー写真等”は、近日中に一新致しまして“マイナー リニューアル オープン”させて頂きます。読者のお方で“キレイなネェちゃんの写真サイト”と覚えて下さった方々には申し訳御座いませんが、御理解のほど宜しく御願い致します。

 

『 Girls’ Generation / Girls’ Generation  2011 』

『 Girls’ Generation Ⅱ 〜 Girls & Peace 〜 / Girls’ Generation  2012 』

 

 

『 LOVE & PEACE / Girls’ Generation  2013 』

『 THE BEST / Girls’ Generation  2014 』

 

 

✳️ Girls’ Generationさんが教えてくれた事。

「 年齢に関係なく“青春”は何度でも訪れる。」

何故ならGirls’ Generationさんは、まるで高校時代に“学校をサボってレッド ツェッペリンを聴きまくった”に匹敵する熱中事態でありました。つまり、“オレもまだまだイケるんじゃねーの”と思わせてくれたので御座います。

 

✳️ 最後に。

Girls’ Generation現メンバー及び元メンバーの方々、Girls’ Generationを通して知り合った全ての方々、並びに“さいたまスーパーアリーナ トイレ”でお会いした芸能人の方々……………

皆様の御健康と御幸せを心よりお祈り申し上げます。7年間、誠に有難う御座いました!

 

 

⬆️ Girls’ Generationの“キラー チューン”「 GENIE 」のベスト パフォーマンス ライブ。

『 GENIE / Girls’ Generation : Live at Madison Square Garden , New York  2012 』( ジャパニーズ バージョンではなくコリアン バージョンなのが何とも悔しい。)

 

 

( 画像は全てネットから拝借。)