本年も宜しく御願い致します ……

当サイト(ブログ)数少ない読者の皆様に於かれましては、いつも誠に有難う御座います。

2019年も宜しく御願い致します。

さて、本年度第1回目に当たり、“2019年最も注目するべき人物”を御紹介しようと決めていたのでありますが、複数分野からお1人ずつ御紹介するよりも、“ベリー ベスト”を1人だけ御紹介しようと決めましたが……………

さんざん迷った挙げ句“音楽分野”に決定し、しかも敢えて不得意な“若手ニュー ウェーブ系女性ヴォーカリスト”ジャンルから、“とっておきのオススメ女性ヴォーカリスト”を御紹介させて頂きます。

❇️ ビリー アイリッシュさん ( Billie Eilish : アメリカ , 2001〜 )。

若干17歳の“シンガー ソングライター”ビリー アイリッシュさん。

世界中で“SNSインフルエンサー”として既に有名であり、若い世代の“ファッション リーダー”としても定着しつつありますが、ヴォーカリスト(シンガー ソングライター)として重要なのは、云うまでもなく“サウンド&リリック(歌詞)”だと考えますので、先ずは、彼女を一躍有名にしたビデオ クリップを御覧頂きたいと思います。

但し、“倫理上(精神衛生上)不適切と思われる演出”を一部含んでおり、謂わば“社会的問題作”である点を御理解の上で御覧下さい……………


『 Watch / Billie Eilish 2017 』

上記のビデオ クリップは公開当初、「イジメ(パワハラ及びセクハラ)を受けた女の子が、焼身自殺するのをイメージさせる。」と否定的な御意見が多数でありましたが、主に10代〜20代の視聴者は「弱い自分を焼き払って、強い自分に生まれ変わって歩み始める。」と極めて“肯定的に捉える方々”も多く、賛否両論を巻き起こして、世界中でチョットした社会現象となりました。





彼女の“音楽性並びにメッセージ”は、1970年代〜1980年代で云えば「 パンク ( Punk ) 」と呼ばれていたジャンルに近いのですが、現在では「 オルタナティブ ポップ ( Alternative Pop ) 」と呼んだ方が分かり易いかと。


因みに、ビリー アイリッシュさん。

生まれながらにして「 聴覚情報処理障害 」が持病であり、よって“一度も学校に通わず、自宅教育(ホーム スクール)で学習した”という若干特異な経験をお持ちでありますが、過去のインタビューで「学校に通わなかった代わりに、地元合唱団での活動から多くを学んだ。」と仰っておりました。

通常ならば“学校(集団行動)”で学ぶべき多感な時期に、ひたすら“自分と向き合う孤独”で身に付けた世界観が、物哀しく切ないメロディーに象徴されているのかも知れません……………



『 Lovely / Billie Eilish ( with Khalid ) 2018 』

“オリジナリティー溢れる音楽性”や“ダイレクトなメッセージ”に加えて“スタイリッシュなルックス”、そして何よりも“心に染み渡る不思議なメロディー”……………

過去10年間に登場した“ティーンエイジャー ディーヴァ”の中でも、あらゆる意味で特出した実力派で御座います。

❇️ 改めてココに断言致します。

2019年は“ビリー アイリッシュさん”から目が離せません!

アルバム『 Don‘t Smile At Me / Billie Eilish 2017 』

せめて音楽業界だけでも“若者が悩みとメッセージを自由に表現出来る世界”であって欲しい……………

心より願う“2019年初頭の変態オッサン”でありました。

( 画像は全てネットから拝借。)

“本年も宜しく御願い致します ……” への2件の返信

  1. いやぁ、なかなかですなぁ。
    仰る様に、ひたすら“自分と向き合う孤独”で身に付けた世界観という独特のミュージックで、オドロキでございます。
    まるで本日の部分日食を砂漠のど真ん中で見ている様な気分(?)になりますなぁ…

    1. 上手い表現デスなぁ……………
      “SNS全盛期”につき若者が簡単にインフルエンサーになれますが、彼女の様な“実力派シンガー ソングライター”はなかなか出て来ないと思います!
      但し、問題は“長く続けられるか?”でしょーねぇ……………“天才肌”故に早々と辞めてしまうかも知れません。
      何れにせよ、あんな“逸材”が出現するアメリカ音楽業界“底辺の広さ”を実感致します!!

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