REIMAGINE ( 再想像 ) ……

私は幸運にも、“自動車運転免許を所得して最初に購入した車”が「 PORSCHE 911 Carrera ( 1986 ) 」で御座いました。

❇️ 補足説明をさせて頂きますと……………

高校時代(1981年)に自動車運転免許証を所得致しましたが、上京後“ド貧乏 ヘアメイク アシスタント時代”を過ごして渡仏、1986年に帰国後、1990年に独立した際が“人生で最も収入が多かった時期”でありましたので、たまたま「 PORSCHE 911 Carrera 」を購入出来ただけのお話。

ソノ後は離婚、破産廃業etc.と“コントの様な転落人生”を歩み続け、20年間“車と無縁の人生”でありました……………

以前もお伝えした通り、PORSCHEは特有の“肉食的な加速フィーリング”を持ち、ソレこそが“PORSCHEの醍醐味”であると思います。よって、スポーツカー好きの方であれば、是非とも一度はPORSCHEをお試しになる事をオススメ致します。

ところで、世界中には様々なタイプの“PORSCHEを得意とするチューナー”が存在します。ソレはPORSCHEという車が、FERRARI等に比べると、エントリー クラスの価格が安い点が主な理由でありますが、加えて、“改造用ベース車両”としての完成度を兼ね備えているからだと考えられます。

ハンドガンに例えるならば、 「 Colt Government 1911 A1 」みたいな“ベーシック マスターピース”……………

そんな“PORSCHEを得意とするチューナー”の中でも、オリジナリティー溢れる“レトロ モダンなデザイン”に、最新テクノロジーを融合させた「 Singer Vehicle Design ( シンガー ビークル デザイン ) : アメリカ ( LA ) , 2009〜 」さんは、デザイン及びポリシーに於いて、“孤高のヒーロー”と呼ぶに相応しい“オンリー ワン”のチューニング ファクトリーであります。




『 PORSCHE 911 DLS ( Dynamics And Light-weighting Study ) 2017 』


上記の写真を見て、1970年代の所謂“ナロー ボディー”を使用していると思った方が多いでしょーが、実は“1990年代のボディー”を、敢えて“1970年代のルックス”に仕上げた作品で御座いまして、ボディー素材は大部分がカーボンファイバー製。インテリアも極めてスパルタンながら、スタイリッシュで何とも美しく仕上げられております。

しかもエンジンは、F1で有名なWilliamsの系列会社「 Williams Advanced Engineering ( ウィリアムズ アドヴァンスド エンジニアリング ) : イギリス , 2010〜 」さん謹製による、“世界一パワフルで美しい空冷エンジン”を搭載(因みに、COSWORTH製エンジン搭載モデルもあり)。

❇️ ココで素朴な疑問……………

何故「 Williams F1 チーム 」さんは、“「 Williams Advanced Engineering 」製エンジン”を使用しないんでしょーかねぇ?

“エンジン直結型エアインテーク”をリヤピラーに設置する斬新な演出。


正に“クラッシックとアヴァンギャルドが融合”した、謂わば“第二のPORSCHE”。

他チューナーとは何もかもが異なる“スポーティー&ラグジュアリー感”満載……………

但し、お値段は“約3500万円〜約2億5000万円”で御座います!

( 最新の“ノーマルPORSCHE”が軽〜〜く買えてしまうお値段。)


『 PORSCHE 911 DLS ( Dynamics And Light-weighting Study ) 2019 』

そもそも「 Singer Vehicle Design 」社の創設者は、自動車業界出身者ではなく、マニアックな人気を誇ったロック バンド Catherine Wheel ( キャサリン ホイール : イギリス , 1990〜2000 ) の“ヴォーカリスト兼フロントマン”だった、ロブ ディッキンソンさんであります。

ロブ ディッキンソンさん ( 本名 Robert Dickinson : イギリス , 1965〜 ) 

❇️ つまり、創設者が“ロックシンガー”だから「 Singer Vehicle Design 」なので御座います。

ロブ ディッキンソンさん自らが語る“PORSCHE 911 by「 Singer Vehicle Design 」”の魅力とは?……………

『 Singer Vehicle Design : An Exercise In Extravagance 』

ロブ ディッキンソンさんは、自動車業界の“超一流プロフェッショナル”であるにも拘らず、“メーカー側の人間”よりも“愛好家ライク”な語り口調には好感が持てますし、何よりも印象的だったワードは“REIMAGINE(再想像)”。

❇️ 「 REIMAGINE ( 再想像 ) 」とは“再創造” であるのだと、改めて実感した変態オッサンでありました……………

( 画像は全てネットから拝借。)


実は冬こそオープンカー ……

❇️ 1981年〜2013年、東京のお話。

 

真夏の“熱帯地獄”にFERRARI、PORSCHE等の高級オープンカーを、汗だくで運転している“オシャレなお兄さん”を拝見する度「もし北海道に帰る事になったら、夏の北海道で“是非ともオープンカーに乗りたい”。空気が乾燥しているので“ムチャクチャ快適”に違いない。」と心の中で叫んでおりました。

1981年に上京した際には、“旅行以外では2度と北海道には戻らない”と決心致しましたが、東京生活には予想外の“山&谷”があり過ぎました。一時的に“成功しかけた時期”もありましたが、離婚したり破産廃業した後は14年間ものバイト生活……………

気が付けば母親が他界し、残された父親も“要介護状態”となってしまった2013年、恥ずかしながら32年振りの“北海道人”に回帰。

 

約2年間の“父親介護生活”終了後、かねてからの夢だった“オープンカー購入”を決意致しましたが、予算の関係上“老体(1998年製)『 BMW Z3 』”になってしまいました。加えて、当初3年間の“膨大な出費(車検並びに修理)”で銀行口座があっけなくスッカラカンに……………

それでも“日本一湿度が低い夏”のオープン走行は、何にも変え難い快感でありまして、天気が良い日は“北海道に戻って大正解”と心から実感致しました。

 

 

 

 

しかしながら、唯一の悩みは「 オープンカー シーズン 」が余りにも短いので御座います(6月〜9月)。

“冬タイヤ”に交換すると同時に「 オープンカー シーズン 」はアッサリと終了。毎年10月以降の“オフシーズン”は極めて憂鬱な気分になります。

 

 

 

 

ところが先日、オーストリア人メル友 ( 因みに『 AUDI R8 スパイダー 』御愛用 ) からメールあり。

 

❇️「BMW Z3の調子はどーだい?いよいよ“コアなオープン ドライブ シーズン”突入だね。本当にワクワクするよ。」by “ウイーンの走り屋 ( 仮称 )”……………

 

詳しく訊いてみると「オープンカーは、“シートヒーターをMAXにして冬に乗る”のが最も爽快。“お尻がホットで頭がクール”って最高だよね。」との御言葉。

 

“なるほど納得”で御座いますが、そんなの北海道でやったら“命に関わる危険性”を含みますし、ヴィジュアルとしては“危ないオッサン”にしか見えません。運が悪けりゃ“110番通報”されるかと思われますが、「 オープンカー 」は“非降雪地帯で冬に乗るプレジャー ビークル”だという新解釈。

 

 

『 アストンマーチン ヴァンキッシュ ヴォランテ ( ASTON MARTIN Vanquish Volante )  2016 』

 

『 ポルシェ 918 スパイダー ( PORSCHE 918 Spyder )  2013 』

 

『 ブガッティ ヴェイロン グランスポーツ ヴィテッセ ( BUGATTI Veyron Grand Sport Vitesse )  2011 』

 

 

昔、我が国の“某 有名ロック ヴォーカリスト”さんに「ロックンローラーは“1年中オープンで走らないとダサい”よね?」と言われて、返事に困った変態オッサンでありますが、ヨーロッパ(少なくともオーストリア)では、一般人の素人さんでも“1年中オープンで走らないとダサい”のかも知れません。

 

❇️ 以下に「 オープン走行基本ビデオ 」を御紹介致しますので、御参考にして頂ければ幸いです。

但し“夏バージョン”で御座いますのでコスチューム、シチュエーションその他は、御自分でアレンジの程を宜しく御願い致します……………

 

 

『 ASTON MARTIN Vanquish Volante ー The Ultimate Volante ( ASTON MARTIN 公式プロモーション ムービー ) 』

 

 

“非降雪地帯”にお住まいの皆様、是非とも充実した“オープンカー ライフ”をお楽しみ下さい!

 

 

 

 

 

( 画像1、4〜10はネットから拝借。画像2、3は自身のインスタグラムより。)

ファッション業界と自動車業界の接近 ……

BMWさんが“豪華絢爛キャスト&スタッフ”を駆使して、“ハリウッド映画並みの制作費”を注ぎ込んだショート ムービー『 The Hire 』シリーズ ( 2001〜 ) は、自動車業界のみならず映画、ファッションetc.あらゆる分野に大きな影響を与えました。

当ブログでは先日、“ファッション フォトグラファーの巨匠”ニック ナイトさんが手掛けた「 Aston Martin DBS Superleggera 」プロモーション ビデオを紹介致しましたが、もし『 The Hire 』シリーズの成功がなければ、ニック ナイトさんによるAston Martinプロジェクトも、実現不可能だったかも知れません……………

 

ジェネレーション的にはニック ナイトさんよりも古く、更に“大御所ファッション フォトグラファー”のピーター リンドバーグさんが、「 PORSCHE TALENT PROJECT  ( ポルシェ タレント プロジェクト ) 」と名付けられた“ビジュアル プロダクション”に参加中であると、以前からネット上で話題になっておりました。

 

 

ピーター リンドバーグさん ( Peter Lindbergh : ドイツ , 1944〜 )

 

 

しかしながら、コノ「 PORSCHE TALENT PROJECT 」は、PORSCHEさん本国サイトに於いても、メイキング ビデオと最低限の情報しか公開されておりません(2018年8月現在)。よって、今暫くは“事態を注視する必要あり”なので御座いますが、実は中間報告を見ただけでも“かなりの傑作”であると推測されます……………

何故なら、例えファッション フォトグラフを見慣れた方々でさえ、こんな“美しくスタイリッシュなオフ ショット”は、過去に誰も見た事がないと思われるからであります。

 

 

 

 

私が考える“ピーター リンドバーグ フォト最大の特徴”は、何と言っても“フレーミングの構成力”……………

写真の中にストーリーが見事に完結されており、まるで1本の映画を1枚の写真に凝縮した存在感があります。特に“モノクローム作品”のオーラは絶大で、ソレがPORSCHEさん一連の“レトロ モダンなデザイン”と融合した結果、誠に壮大な“ピーター リンドバーグ流PORSCHE ワールド”の完成で御座います。

 

 

 

 

“極上映画の1シーン”を観ている様な上記作品群は、“オリジナル プリントを部屋に飾りたい”と思わせる芸術作品であり、近年の広告写真全体を見渡しても、滅多にお目にかかれない秀逸なアートワークだと断言出来ます!

 

ところで、“オーバー1億円”の限定生産車が、瞬く間に予約完売してしまう昨今。

昔の「 バブル景気 」とは明らかに異なる好景気が進行中でありますので、“有名アーティスト&高級自動車メーカー”のコラボレーションは、今後より一層ヒートアップするのでは?と予感させます……………

 

 

『 Peter Lindbergh captures tradition and innovation of PORSCHE ー Behind the scenes  2018 』

 

 

因みに私が、初めてピーター リンドバーグさんとお会いした際の“第一印象”は……………

ー “とにかくエネルギッシュでタフな巨人” ー

やはり“世界の頂点に立つクリエイター”に必要なのは、“超人的な人間力”だと実感した、若かりし頃の変態オッサンでありました。

 

 

 

 

 

( 画像は全てネットから拝借。)

 

 

 

 

 

前衛とクラシックの融合 ……

映画ファンにとっては「 007シリーズ 」のボンドカーとして特に有名なAston Martinさん ( Aston Martin Lagonda Limited : イギリス , 1913〜 )。

イギリス(ヨーロッパ)を代表する高級スポーツカー メーカーとして、自動車産業の歴史に輝かしい栄光を刻み続けておりますが、FERRARIさんやPORSCHEさんに比べると、あらゆる意味で“一味違う香り”の名車かと……………

 

 

『 Aston Martin DB5 & Mr. Sean Connery 』

『 Aston Martin DB5 & Mr. Daniel Craig 』

 

 

チョットだけAston Martinさんの“おさらい”をさせて頂きますと、生産量並びに企業規模に関しましては、LAMBORGHINIさんとFERRARIさんのちょうど中間に位置しており、極めて“ハンドメイドに近い工法”を得意とする高級スポーツカー メーカーで御座います。

しかしながら、ソノ知名度はスーパー スポーツカーの中ではマイナーの部類に属し、故に1970年代に大勃発した所謂“スーパーカー ブーム”の際にも、名前が登場する事は殆ど無かったと記憶しております。つまりAston Martinさんは、謂わば“軟派モーター ファンを排他するオーラ”を発散しており、ある種“別世界のブランド”として認識されている訳であります。

 

 

 

 

ところで……………

ファッション フォトグラフに興味をお持ちで、ブルース ウェーバーさんやマリオ テスティーノさんを御存知のお方でも、ニック ナイトさんは御存知ないのが現状かと思われます。

 

 

ニック ナイトさん ( 本名 Nicholas David Gordon Knight OBE : イギリス , 1958〜 )

 

 

1980年代、我が国が世界に誇るYohji Yamamoto ( 山本 耀司 ) さんのワールド キャンペーン フォトによって、一躍“スター フォトグラファー”に躍り出たニック ナイトさん。

 

 

『 Yohji Yamamoto / Nick Knight  1986 』

『 Yohji Yamamoto / Nick Knight  1988 』

 

 

今にして思えば、ファッション フォトグラフに於いて“CGリタッチ”が本格導入される以前でしたので、誰もが“初めて目にするヴィヴィッドな作品群”はおそらく、“ライティングとプリント テクニック”によって生み出されたのであろうと想像致します……………

 

 

『 Nick Knight  2018 』

 

 

 

1980年代、ファッション フォトグラフに大革命を起こし、最近では“イギリス王室 公式写真”を手掛ける等、多様なジャンルで“イギリス(ヨーロッパ)を代表するスーパー フォトグラファー”ニック ナイトさん。

2017年にはジャパンで個展が開催されたにも拘らず、一般知名度は乏しいままであり、未だに“日本語版ウィキペディア”すら存在しておりません。

 

そんな“Aston Martinライクなフォトグラファー”ニック ナイトさんが、コノ度「 Aston Martin DBS Superleggera 」プロモーション ビデオの“監督及び撮影”を担当。

只今“絶賛公開中”なので御座います。

 

 

 

『 Beautiful is Absolute ー The new DBS Superleggera / Nick Knight  2018 』

 

 

上記作品のポイント……………

❇ 1 ) ニック ナイトさんが自動車メーカーのプロモーション ビデオを撮るならば、メーカーはAston Martinさん以外には考えられない。

❇ 2 ) Aston Martinさんがプロモーション ビデオを制作するならば、監督はニック ナイトさん以外には考えられない。

正に“世界最強タッグ”に相応しい「 Nick Knight ✖ Aston Martin 」のコラボレーション!

 

 

因みに、某友人 ( 30代女性、国際A級ライセンス所有、自称“北川 景子さん似” ) の独り言……………

「私の夢は40歳〜60歳でFERRARIやPORSCHEを乗り継いで、60歳を過ぎたら“真っ赤なAston Martin”に乗る事です。」

 

 

『 Aston Martin DBS Superleggera  2018 』

 

 

変態オッサンは“あと4年で60歳”を迎えますが、どー頑張っても「 Aston Martin DBS Superleggera ( お値段“約3500万円” ) 」は買えそうにありません。

よって、当サイト プロデューサーの“秀津風親方さん”に是非とも御購入頂きたいと思います……………

 

 

 

 

 

( 画像1〜7はネットから拝借。画像8〜9はニック ナイトさんのインスタグラムより。画像10〜13はネットから拝借。)

狙われたら最期 ……

決してマスメディアのトップニュースにはなり得ませんが、TOYOTAさん、NISSANさん、HONDAさんetc.世界に誇る自動車メーカーが数多く存在する我が国では、自動車メーカーさんが“特別なパトカー”を都道府県の警察に寄贈する事があります。コレは謂わば“法執行機関による製品テスト”的側面を持ち合わせておりますが、自動車メーカーさんにとっては、重要なイメージング戦略の一つなので御座います。

記憶に新しいところでは、栃木県警察さんが先日「 NISSAN GT-R 」のパトカーを公開してカーマニアの間で話題となりました。しかも今回は“自動車メーカーさんからの寄贈”ではなく、“県民からの寄付”という点でも脚光を浴びました(以下引用)。

 

 

【 栃木県警察、R35型「GT-Rパトカー」を初公開 】( Car Watch )

栃木県警察は6月15日、日産自動車のスポーツモデル「GT-R」を警察車両として採用した「GT-Rパトカー」を初公開した。GT-Rパトカーは県民からの寄付により寄贈されたもので、同日、栃木県庁で福田富一栃木県知事が参加するセレモニーが行なわれた。栃木県警では、今回公開されたGT-Rパトカーは高速道路でのパトロールや交通安全イベントへの参加などに活用する考え。なお、6月16日の「県民の日記念イベント」で栃木県庁 昭和館前に展示される予定。( 2018年6月15日 )

 

 

御存知の様に、公道に於いてパトカーは“合法的最速車両”であります。詳細スペックは非公開ながら、市販車に比べてへヴィーなチューニングが施されているのは容易に想像出来ます。

加えて、一般人にとっては“乗車する機会が皆無の車両”でもあり、故にベールに包まれた“ミステリアスな雰囲気”が、王道と一線を画す“マニアックなクルマ好き”を刺激するのだと思います。

( お陰様で私は、過去に何度か“乗車させられた経験”があります。)

 

そこで本日は、“思わず乗りたくなる”魅力満載のパトカーを世界中から厳選して、極めて独断と偏見に基付いた「 ワールド ポリスカー ベスト10 」を御紹介致します。

例えば諸外国でレンタカーを運転中に、以下の車両がルームミラーに映った際には、素直に“投降”なさって弁護士さんを呼ぶのが宜しいかと……………

 

 

❇ 10位

『 PORSCHE 911カレラ S / ドイツ警察 』

やはり“ドイツ警察さん&PORSCHE ポリスカー”は、既に“ドイツ名物”として定着した感が御座います。

余りにも有名なアウトバーン ( Autobahn : ドイツ 〜 オーストリア 〜 スイスを結ぶ長距離高速道路 ) 用には、更に“超強力なPORSCHE ポリスカー”も御用意されております。

 

❇ 9位

『 BMW X5 / イギリス警察 』

以前からBMW ポリスカーでお馴染みの「 スコットランド ヤード ( ロンドン警視庁 ) 」さんで御座います。

現在は“多様なBMW ポリスカー ラインナップ”を誇りますが、昨今流行りの“SUV ポリスカー”が実にお洒落でポイントアップ。

 

❇ 8位

『 DODGE バイパー / アメリカ警察 』

アメリカン ポリスカーと云えば“大型セダン”のイメージが強力でありますが、こんな“超ファンキーなポリスカー”を採用している州も御座います……………さすがUSA。

 

❇ 7位

『 HONDA NSX / イギリス警察 』

“ジャパンが誇るスーパー スポーツカー”初代NSX(後期型)が、遠く離れたイギリスの地で“美し過ぎるポリスカー”に変身で御座います。

 

❇ 6位

『 FERRARI 348ts / コロンビア警察 』

失礼ながら“財政的 貧乏イメージ満載”のコロンビア警察さんが、FERRARI ポリスカー、しかも“オープンカー”とは誠に驚きで御座います……………

因みに、パトライトはタルガ バー部分に固定されておりますので、“頭に載せてゴムバンドで固定”する必要はありません。

 

❇ 5位

『 FERRARI 612スカリエッティ / イギリス警察 』

間違いなく“最も渋いFERRARI”で御座います……………

イギリス警察さんには「 高級スポーツカー 特殊選定部隊 」が稼働中であると確信した瞬間。

 

 

こーやって5位〜10位を振り返りますと、全くノーマークだったコロンビア警察さんの“意外性”と、イギリス警察さんの“強気”が印象的で御座いますが……………

 

 

❇ 4位

『 LAMBORGHINI ガヤルド / イタリア警察 』

イタリア在住知人によれば、LAMBORGHINI ポリスカーは当初“移植臓器運搬その他、特にスピードを要する任務用”に導入されたとか……………

何れにしても、担当ポリスマンさんは気分最高のクルージングで御座いまして、真面目に任務を遂行しているのか極めて疑問。

 

❇ 3位

『 McLaren MP-4-12Cスパイダー / イギリス警察 』

遂に“少量生産ハイパー スポーツカー”が登場。

McLarenさんではお買い得モデルに属する「 McLaren MP-4-12C 」とは云え、お値段は“約3000万円なり”で御座います。見たところルーフ上にパトライトが固定されており、電動ルーフがオープン可能なのか気になるところ……………主にハイウェイ パトロールで活躍中。

 

❇ 2位

『 BUGATTI ヴェイロン / ドバイ警察 』

御想像通りドバイ警察(金満)さんは、何と“オーバー2億円”のBUGATTI ヴェイロン他、アイキャッチ フォトに使用したLAMBORGHINI アヴァンタドールを含む“大量のハイパー ポリスカー”を所有。

しかもメーカーさんからの寄贈ではなく、殆どが“ドバイ警察 自腹購入”なので御座います……………“世界一太っ腹”なポリス カー事情。

 

しかしながら、世界には“コレよりも更に上”が……………

 

 

❇ 1位

『 CAPARO T1 / イギリス警察 』

上記車種に関しましては、殆どのお方が御存知ないかと思われますので、若干説明させて頂きます。

 

 

「 CAPARO ( キャパロ ) T1 」とは……………

イギリスの“独立系 ハンドメイド スポーツカー メーカー”CAPAROが生産するスーパー スポーツカー。

最高出力500馬力、最高速度322km/hは今更ぶったまげる程のスペックではありませんが、車体乾燥重量(ガソリン、オイル等の液体重量除く)は“驚異の470kg”により、0〜100km/h到達時間“僅か2.5秒”を実現。

 

 

つまり、ルックスもスペックも正に“まんまレーシング カー”なので御座います。

こんな“恐ろしい物体”をポリスカーに採用するなんて、イギリス警察さんの“度胸とセンス”には、ブラボー以外の言葉が見つかりませんが、“まんまレーシング カー”に乗って、一体何をどーやって取り締まるのでしょーか?……………

 

「 Brexit ( ブレグジット ) : イギリスのEU脱退 」に改めて納得した変態オッサンでありました!

 

 

「 CAPARO T1 ポリスカー 」

❇ ところで、北海道警察さんへ御提案させて頂きます。

“日本一長い直線道路”を有する北海道の特徴を考慮して、是非とも「 CAPARO T1 ポリスカー 」導入の御検討を御願い致します……………

 

 

 

 

 

( 画像は全てネットから拝借。)

イメージは雄弁に語る ……

1980年代、パリでのお話。

TVで拝見したPORSCHEさんCMに、思わず目が釘付けになってしまった私……………

 

ソノCMは、高速走行する『 PORSCHE 911 』の激しく揺れる“リヤ ウイングのみ”をクローズアップで捉えており、ナレーションもBGMも文字情報も一切無し。当時は空冷式だった『 PORSCHE 911 』の乾いたエンジン音だけが大音量で響き渡り、最後に画面がブラック アウトすると、中央にシンプルな字体で“PORSCHE、誰にも似ていない”と表示されました。

渡仏前に自動車メーカーさんCMを何度もやらせて頂きましたが、我が国の自動車メーカーさんCMは、どちらかと云えば俳優さんをメインとした作品や、スペック等のアピール ポイントを説明する作品が殆どでありました……………

“イメージのみ”で完結した上に、“PORSCHE”と云う自動車メーカーの特徴を充分に表現したコノ秀逸なCMは、私にとって正にエポックメイキングな企業広告で御座いました。

 

帰国後に某自動車メーカーさんスタッフとお酒を御一緒した席で、例の『 PORSCHE 911 』CMについてお話をしましたら、広報のお方曰く「ウチもヨーロッパ向けCMでは“イメージ寄りの作品”を展開しておりますが、国内向けCMでソレをやってしまうと、株主さんや下請け企業さんから“もっと分かり易いCMを作って欲しい”と言われてしまうんですよ。」との御言葉……………

ジャパンとヨーロッパでは広告を取り巻く環境が著しく違いますし、世界的なCM(広告)コンペティションに於いて、見事にグランプリを獲得したジャパニーズCM(広告)も数多く存在致します。よって双方を単純に比較して云々するべき事柄では御座いません。但し“自動車CM”に関する限りは、俳優さんの魅力を前面に押し出したり、あるいはアピール ポイントを詳しく説明するジャパニーズCMを見慣れた方々にとって、ヨーロッパ自動車メーカーさんCMは、極めて新鮮に感じられるかと思います。

そこで本日は、そんな“イメージCM模範例”を御紹介致します……………

 

『 PORSCHE 911R 』

時代は随分と変わりましたが、やはりPORSCHEさんCMのインパクトは相変わらず鮮烈であります。特に“宇宙一強力なブレーキ”と呼ばれるストッピング パワーと、“RR(リヤエンジン、リヤドライブ)”のメリットを最大限に発揮したロケットスタートにより、『 PORSCHE 911R 』の魅力を巧みに表現した作品で御座います。

 

『 Mercedes-Benz SLK 』

ニコ ロズベルグさん(元F1 ワールド チャンピオン)を起用した本作品は、“映画仕立ての艶っぽい演出”を用いながら、運動性能上最大の基本である“走る、曲がる、止まる”をスタイリッシュに表現しております。

 

『 BMW M4 』

ジャパンだったら間違いなく“危険運転を誘発する”との理由で、大問題となってしまう“誠にスキャンダラスな作品”で御座います。過去に当ブログでも取り上げましたが、BMWさんは今やAppleさんと並ぶ“世界で最も進歩的な企業”の感があり、豪華絢爛な製作陣を使ったショート ムービーやユーモラスな広告写真のアプローチを見る限り、“表現力とイメージングに長けた企業の代表格”と言っても過言ではありません。

 

 

 

結局のところ、詳しく説明するよりも“イメージ”で五感に訴えた方が、ポリシーがより明確に伝わるのが自動車(特にスポーツカー)広告であると、改めて実感した訳でありますが、“ブランド イメージを決定するのは、企業側ではなくお客様(消費者)側である”点をPORSCHEさん、Mercedes-Benzさん、BMWさんは良〜〜く解っていらっしゃるんだと思われます。

 

ところで以下の広告は、2014年にケッコー話題となったBMWさん広告であります。

“パチモン(BMVV)ではなく、BMW純正パーツのみ御使用下さい”というメッセージを、“遊び心満載”で表現した実に愉快な企業広告かと……………

 

 

最後に、BMWさんへ変態オッサンから“切実な御願い”が御座います!

“純正パーツのお値段”を、もーチョットお安くして頂けませんか?……………

 

 

 

 

( 写真は全てネットから拝借。)

モータースポーツ クロスロード ……

当ブログでは先日『 ル マン 24時間レース 2017 』に於ける、PORSCHEさん“19回目の総合優勝”を讃えさせて頂きました。世界中のモータースポーツ ファンに対して、改めて“キング オブ 耐久レース”というオンリーワンの存在を証明してくれたPORSCHEさんは、今後も耐久レース フィールドで、我々の目を楽しませ続けてくれると思っておりましたが( 以下引用 )……………

 

【「ポルシェよ、お前もか」…ドイツ4ブランドがフォーミュラEに流れるワケ 】( citrus )

7月28日、ポルシェはル・マン24時間レースをシリーズの一戦に含むWEC(世界耐久選手権)から2017年シーズン限りで撤退すると発表した。これでだけでは説明不足で、919ハイブリッドで参戦している最上位カテゴリーのLMP1-Hからは撤退。911 RSRで参戦しているLMGTEカテゴリーへの参戦は継続する。

ポルシェはなぜ急にLMP1からの撤退を決めたのだろうか。理由は「電気自動車」に注力するためだ。2017年限りでル・マン/WECから撤退するポルシェは、2019年からフル電動車両で競技を行うフォーミュラEに参戦すると発表した。2019年にはアウディ、BMW、メルセデス・ベンツ、ポルシェという、ドイツを代表する4ブランドがフォーミュラEに集結することになる。ドイツの自動車メーカーはこれから電気自動車の開発に力を入れていく。だから、電動パワートレーンの技術力をアピールできるフォーミュラEに参戦し、自社ブランドの優位性を潜在カスタマーに訴えたい。( 2017年8月3日 )

 

 

ざっとオサライをさせて頂きますと、「 フォーミュラ E ( FIA Formula E Championship ) 」は、“化石燃料不使用のフォーミュラ電気自動車”による世界選手権シリーズでありまして、2014年にスタートした謂わば“電気自動車のF1”で御座います。先日7月30日に終了した今シーズンは計10チームが参加致しましたが、AUDIさん(アプト シェフラー アウディ スポーツ)や、JAGUARさん(パナソニック ジャガー レーシング)等の“名門”も既に参戦中であります。

しかしながらモータースポーツとして捉えた場合、パフォーマンス スペックで云えばF3(F1より2ランク下)同等のトップスピードに加えて、モータースポーツ特有の“官能的なエンジン音”も、“男っぽいガソリン臭”も存在しない極めて特異な世界であり、よって“コアなモータースポーツ ファン”からはイマイチ敬遠されているのが現実で御座います。

 

 

では何故、そんな“魅力に乏しいモータースポーツ”に、ヨーロッパ名門自動車メーカーさんが続々と参戦するのでしょーか?……………

当然ながら第一の理由は、来るべき“電気自動車時代”に備えての、技術開発並びに自社イメージング戦略の一環であるのは間違いありません。但し、果たしてソレだけの理由でAUDIさん、JAGUARさん、PORSCHEさん、BMWさん、MERCEDES BENZさんが大集合するとは思えません。

おそらく、ヨーロッパ自動車メーカーさんが特に注目しているのは、「 フォーミュラ E 」が持つ“環境性能”だと私は考えます。モータースポーツにも拘らず、排気ガスと騒音を発生しない「 フォーミュラ E 」は“市街地開催”をウリとしており、将来的には世界中のあらゆる都市(地域)が、美しい風景や街並みのアピール ツールとして「 フォーミュラ E 」開催を希望する可能性があります。

つまりチョット大袈裟に云えば、「 フォーミュラ E 」は“キラー コンテンツ”に成長する可能性を秘めている訳で御座いますが、メジャー モータースポーツに成長する為には、我が国自動車メーカーさんの積極的エントリーが必須かと思われます。ところが、既に一般市販車レベルで“水素自動車フェイズ”に突入しているジャパニーズ 自動車メーカーさんが、今更“たかが電気自動車”の「 フォーミュラ E 」に、全身全霊を掛けて取り組むとは到底思えません……………

 

因みに、故デヴィッド ボウイさんの最も偉大な点は、一歩先を完全に把握しながらも、敢えて常に“半歩先”を歩き続けた音楽性&先進性であります。

ですから、ジャパニーズ 自動車メーカー各社さんには、是非共「 フォーミュラ E 」参戦を御検討頂きたいと願う変態オッサンで御座います!

 

 

 

( 画像は全てネットから拝借。)

 

ドイツに有ってジャパンに無いモノ ……

「 世界3大自動車レース 」として有名なだけではなく、フランス“夏の風物詩”としても定着した『 ル マン 24時間レース 』、“サルト サーキットの最も熱い日”が、本年もドラマティックに終演致しました(以下引用)。

 

【 ポルシェがルマン24時間レースで3連覇達成 】(web CG)

2017年6月17~18日、フランスのサルトサーキットで第85回ルマン24時間レースが開催された。長時間にわたる戦いを制したのは、T.ベルンハルト/E.バンバー/B.ハートレーのNo.2 ポルシェ919 ハイブリッド。ポルシェは2015年から続く勝利で、ルマン3連覇を達成した。

7号車トヨタが圧倒的な速さでポール獲得

ルマン24時間レースの2週間前。本戦に先駆けて行われたプリテストで話題をさらったのは、トヨタがたたき出した3分18秒132という総合トップタイムの速さだった。7号車をドライブする小林可夢偉がマークしたこの最速ラップは、コンディションの違いがあるとはいえ、昨年の予選トップタイムをおよそ1.6秒も上回るものだった。(2017年6月19日)

 

 

1.No.2 ポルシェ919 ハイブリッド(T.ベルンハルト/E.バンバー/B.ハートレー)367周

2.No.38 オレカ07・ギブソン(H-P.タン/T.ローラン/O.ジャービス)366周

✳️ 3.No.13 オレカ07・ギブソン(N.ピケJr./D.ハイネマイヤー-ハンソン/M.ベッシェ)364周

4.No.37 オレカ07・ギブソン(D.チャン/T.ゴメンディ/A.ブランドル)363周

5.No.35 アルピーヌA470・ギブソン(N.パンチアティシ/P.ラグ/A.ネグラオ)362周

6.No.32 リジェJS P217・ギブソン(W.オーウェン/H-D.サデラー/F.アルバカーキ)362周

✳️ レース後の裁定によって失格。よって4位以下が繰り上げ。

 

先ずは、地上波及びBSで無料中継されない状況下に於いて、美しい映像による“無料WEB配信”を提供して下さったTOYOTAさんに御礼申し上げます。予選ではPORSCHEさん首脳陣が「今年のTOYOTAは恐ろしく速い。」と蒼ざめておりましたので、今年コソは“モーター スポーツの女神様”が、TOYOTAさんに微笑んで下さると思っておりましたが……………

因みに当ブログは先日、同じく「 世界3大自動車レース 」である『 インディ 500 』を取り上げさせて頂きましたが、『 インディ 500 』はエンジンその他が“イコール コンディション”に近く、どちらかと云えば“ドライバーの争い”であるのに対して、『 ル マン 24時間レース 』はワークスとプライベーターの違いはあれども、基本的には“メーカーの争い”であると同時に“国(ナショナリズム)の争い”でもあります。

ソノ昔、某自動車メーカーさんの方々(エンジニア、広報etc.)と、中目黒でお酒を御一緒した時のお話で御座います。「PORSCHEさんという企業は、工学博士(研究者)を集めた謂わば“自動車ラボ(研究所)”なんですよ。トップクラスの科学者が大勢集まって切磋琢磨し、同じコンセプトで何か面白いモノを創造しようなんて環境は、ラテン民族やアジア民族では成立しないでしょーねぇ。つまり“ゲルマン民族特有の文化”とも言えます。」との御言葉。

PORSCHEさんのイメージは“耐久レースにめっぽう強く”、壊れないレーシング カー製作に長けた“特殊部隊的メーカー”でありましたが、ソノ根底には“ドイツ人特有の文化”が強く影響しているとの御意見は、言われてみれば何となく解る様な気が致しました。

確かにPORSCHEさんは、1800年代初頭にEV(電気自動車)を発表する程のハイテク メーカーでありましたが、今現在マーケット上では、ジャーマン カーとジャパニーズ カーが、同じリングで全く互角に闘っている様に見えます。しかしながら、自動車自体がドイツの発明品並びに文化で御座いますから、例え技術的には並んでも、“文化的”には超えられない何かが必ず存在するのだと思います。

失礼を承知で申し上げれば、そんな“PORSCHEさん(ドイツ)に有って、TOYOTAさん(ジャパン)に無いモノ”に気付かない限り、TOYOTAさんの『 ル マン 24時間レース 』制覇は実現不可能なのかも知れません。ひょっとして、1991年に総合優勝されたMAZDAさんは気付いたのでは……………

何れにしても、PORSCHEさんの“19回総合優勝”は正にモーター スポーツ史に残る金字塔であります。何とも悔しいのが本音でありますが、“真の勇者”PORSCHEさんを心より祝福させて頂きます。

 

結局のところ『 ル マン 24時間レース 2017 』は、“ドイツに有ってジャパンに無いモノ”を改めて考察する機会となりましたが、“スタイル優先”の変態オッサンとしては、取り敢えずフランクフルト ソーセージを食べ続ければ、何か“真理が見えるかも?”と考えております。

最後に、今回のドライバーズ コメントで最も印象的だった御言葉を御紹介致します……………

✳️ 中嶋一貴さん ( TOYOTA 8号車 : 予選 2位 / 決勝 9位 )

「ただひとつ言えるのは、来年も挑戦しなくてはならないということです。我々には速いTS050がありましたが、まだ、何かが足りなかったということでしょうか。」

 

 

TOYOTAスタッフの皆様、誠にお疲れ様でした!

 

 

⬆️ PORSCHEさん公式 『 Porsche at Le Mans 2017 』

24時間の死闘が“約2分半”に凝縮されたドキュメント ムービーで御座います。

 

 

( 写真は全てネットから拝借。)

変える必要が無いデザイン ……

1981年秋のお話で御座います。

私は“時速無制限区間”が多い事で世界的に有名な、ドイツ アウトバーン走行中の“ダイムラー ベンツ製観光バス”に同乗しておりました。ソノ観光バスは時速100kmオーバーで走行しておりましたが、ソレを数台の「 PORSCHE 911 」がいとも簡単に追い抜いて、アッと云う間に見えなくなってしまいました……………

「今のポルシェ、一体何キロ出してんだよ?」と驚いたのはモチロンでありますが「何でドイツ人は皆んなレーシング ドライバー並みなんだよ?」と、ドライビング テクニックの巧みさにも驚きました。観光ガイドのお方に尋ねましたら「ドイツでは通常の自動車教習所を卒業した後、殆どの人が改めて“高速自動車教習所”に入学します。F1が開催される国際サーキットも、レースが無い日は低料金で一般に解放されています。つまりドイツでは、誰もがハイ レベルのドライビング テクニックを容易に習得出来るんです。」との御言葉。

さすがに“ガソリン自動車を発明したお国”だけあって、ドイツの自動車文化は、我が国とは比べ物にならない程にディープで、しかも国民の生活に完全密着しておりました。加えて「ドイツ人にとって、ポルシェはホントーに特別な車です。“いつかはポルシェ”が人生テーマみたいなモノなんですよ。」と、ステキな笑顔で誇らしげに仰ったのが印象的でした。

 

“名車”と呼ばれるお車は、コノ世に“星の数程”存在致します。 “変える必要が無いデザイン ……” の続きを読む