iPhoneの牙城を崩せるか ……

「 Galaxy シリーズ 」で圧倒的な売り上げを誇るSAMSUNGさん。

ココ数年は“折り畳み式ディスプレイ スマートフォン発売か?”と注目を集めながらも、発売は来年以降に先送りされ、最近は“スマートフォン戦線の表舞台”から遠ざかっている感があります。

「 XPERIA シリーズ 」で熱心なファンを抱えるSONYさん。

昔から“ハイスペックと独自性に拘り過ぎる”社風があり、故にライバルとは“真っ向勝負”を避けた独自路線を歩んでおります。

対する“King Of スマートフォン”Appleさんは昨日、“新型iPhone並びにApple Watch”についての発表を行いましたが、“100%予想通りの内容”でサプライズ無し、よって“株価も下降気味”という残念な結果に。

 

実は今、スマートフォン業界に“一石を投じるかも知れない企業”がある事を、皆さんは御存知でしょーか?……………

但しソノ企業。“生い立ち”から説明する必要が御座います。

 

❇️ 1975年、ジム ジャナードさん ( 本名 James Jannard : アメリカ , 1949〜 ) がカリフォルニア州、オレンジ郡に「 Oakley ( オークリー ) 」社を設立致します。

 

 

Oakleyさんを一躍有名にしたのは、デザインと機能性に秀でた“スポーツ サングラス”なのでありますが、特徴的なデザインによってスポーツ フィールドのみならず、“映画の小道具”としても大活躍したのは御存知の通り(以下参照)。

 

 

『 Mission : Impossible 2 / 監督 : ジョン ウー ( 2000 ) 』

 

『 Mission : Impossible ー Ghost Protocol / 監督 : ブラッド バード ( 2011 ) 』

 

 

❇️ そんなジム ジャナードさんは1999年、飽くまでも“趣味の延長”として「 Red Digital Cinema Company ( レッド デジタル シネマ カンパニー ) 」社を設立(以下REDと呼称)。

2007年に「 Oakley 」社をイタリアの眼鏡メーカー「 Luxottica ( ルクソティカ ) 」社に“約2,000億円”で売却後は、「余生の全てをデジタル ムービー  カメラに捧げる。」と正に“本気モード”に突入。

 

 

 

 

当時、“プロフェッショナル用デジタル ムービー カメラ”はSONYさんの独壇場であり、もしREDさんにサクセス チャンスがあるとすれば、“商品価格で下回るメリット”を活かしたライトユースのみだと考えられました。

ところが、独自の商品哲学に基づいて、確実に製品クオリティーを向上させ続けた結果……………

我が国の某TV局さんが、“4K並びに8Kカメラ システム”を全てREDさん製機材で構築したりetc.“プロフェッショナル用デジタル ムービー カメラ”のシェアでは、何とSONYさんに肉薄しつつある“世界第2位”に君臨。

 

 

 

 

ソノREDさんから間もなく、“ヒジョーに興味深いスマートフォン”が発売されます(以下引用)。

 

 

【 これがホログラフィックスマホHydrogen One――REDが公式画像を公開 】( Engadget 日本版 )

REDの新型スマートフォン「Hydrogen One」は期待通りの最先端端末となるのか、それとも過大広告なのでしょうか。
同端末は印象的なホログラフィックディスプレイを搭載し、モジュラー構造によって必要なアクセサリを増設することもできます。さらにそのデザインも流行とは一線を画しており、凸凹と波打った本体にはカーボンファイバーで囲まれた巨大カメラが鎮座しています。

Hydrogen Oneは8月に発売される予定でしたが、認証関連の問題でリリース時期が11月2日(仮予約分は10月9日)に延期されました。端末はAT&Tとベライゾン、Telcelから1295ドル(約14万円)にて、ブラックとシャドーのカラーバリエーションが発売されます。また最初に登場するのはアルミニウムバージョンのみで、チタンモデルは2019年に登場予定です。( 2018年8月26日 )

 

 

 

 

最大のウリである“ホログラフィック ディスプレイ(立体表示)”に関しましては、ド素人の私には理解不能でありますので、当ブログのプロデューサーである“秀津風親方さん”にお訊ね頂きたいと思いますが、“ホログラフィック ディスプレイ”は当面の間、主に“ゲーム ツールとしての表現能力”しか持ち得なく、熟成には更に数年は必要かと思われます。

むしろ注目すべきは“デザイン、質感、コンセプト”にあると私は考えます。

同社のメイン商品である“プロフェッショナル用デジタル ムービー カメラ”と見事に統一されたデザイン。そして“スペック云々”ではなく“オンリーワン”のコンセプトで勝負する心意気……………

 

 

 

 

“全面ディスプレイ化”によって各社のデザイン特性が消滅し、“ハイスペック化”によってテクノロジー特性も消滅しつつある現在。真の意味でiPhoneに対抗し得る条件は、もはやデザインやスペックではなく“商品自体が持つイメージ&ストーリー”なのかも知れません……………

加えて、AppleさんがiPodやiPhoneで大成功を収めた背景には、Appleさんがオーディオ メーカー(家電メーカー)ではなく、全く“畑違いの企業”であった点が大きかった気が致します。

 

つまりREDさんには、スマートフォン分野で“Appleさんに対抗出来るエッセンス”が既に存在するので御座います!

 

 

『 RED Hydrogen Trailer  2018 』

 

 

 

 

 

( 画像は全てネットから拝借。)

 

 

 

 

 

 

ミラーレスはボーダーレス ……

「 α ( アルファ ) シリーズ 」はMINOLTAさんが開発した一眼レフカメラ シリーズであり、ソノ後KONICA MINOLTA時代を経て、2006年に“権利及び製造インフラ”がSONYさんへと売却されました。

「 SONY 一眼レフカメラ 」誕生の瞬間であります。

プロ カメラマンの方は多種多様なレンズを所有しておりますが、基本的にソレらのレンズは同一メーカー ボディーにしか装着出来ません。つまり“KONICA MINOLTAユーザー”だったプロ カメラマンの方が、そのまま“SONYユーザー”へと転身した訳で御座います。

しかしながら、我が国のプロフェッショナル ユースに於いてCanonさんとNikonさんのシェアは断トツであり、SONYさんが“トップシェアの一角”に入り込む余地はありませんでした……………

 

そんなSONYさんが“一筋の光”を見い出したのは2017年。

“僅か673g”のライト ボディーに、何と“2420万画素”のイメージ センサーを備えた“フルサイズ ミラーレス一眼”「 α 9 」を発売。約50万円(ボディーのみ)と御立派なプライスにも拘らず、欧米では主にプロ カメラマン並びにハイ アマチュア層の取り込みに成功致しました。

 

 

『 SONY α 9 』

 

 

本来、撮影時にミラーの上下運動を伴わないミラーレス一眼は、故にシャッター作動時の振動が少なく、“次期プロフェッショナル ツール”との呼び声が高かったのですが、やはり“ミラー越しに実像を結ぶ一眼レフ”に信頼を寄せるプロ カメラマンは予想外に多く、世界中で売り上げが伸び悩んでおりました。

そこでSONYさんは得意技を活かし、“フルサイズの優位性”と特出したハイ スペック、そして“LEICAさんライクなミニマル デザイン”によって、全てのデメリットを払拭した完成形「 α 9 」に到達したので御座います。

 

因みにNikonさんは、フィルム時代の“余りにも大きな栄光”によるプライドと拘りが災いして、“デジタル対応”に著しく遅れたトラウマがありましたので、「 SONY α 9 」の大成功は“Nikonにフルサイズ ミラーレス一眼を諦めさせたのでは?”との声さえ聞こえましたが(以下引用)……………

 

 

【 ニコン、”新マウント採用のフルサイズミラーレスカメラ”を開発発表 】( デジカメWatch )

株式会社ニコンは7月25日、ニコンFXフォーマット(いわゆる35mmフルサイズ相当)を採用するミラーレスカメラおよびNIKKORレンズの開発を進めていると発表した。発売時期や発売価格などは未定。レンズマウントは「新たな次元の光学性能を追求するため」として新規のものを採用。マウントアダプターを介してFマウントNIKKORレンズも使用可能としている。

なお同じタイミングで、ユーザー向けイベント「Nikon Fan Meeting 2018」の開催も発表されている。9月1日から全国7都市を巡回するスケジュールになっているため、ミラーレスカメラは8月中の正式発表も期待できる。( 2018年7月25日 )

 

 

 

 

プロジェクト自体が未だ“ティーザー(チラ見せ)段階”であり、商品実態は何とも判断しかねますが、上記写真を見ただけでも“トンデモない傑作”を予感させます……………

同時に、「 2001年宇宙の旅 」を彷彿とさせるプロモーション ムービーも公開されました。

 

 

『 Travel of Light / Nikon  2018 』

 

 

正に“これぞティーザー広告”と呼びたい程のイメージ戦略。

タイトルである「 Travel of Light 」も、昔の“絶対王者Nikon”が甦った様な力強さを感じさせます。

Nikonさんの本格参戦により、今後はファッション、報道etc.あらゆるプロフェッショナル フォト ジャンルで、“フルサイズ ミラーレス一眼”が確実に普及するかと思われます。

 

残念ながら昨年、記念すべき“創立100周年”を大赤字計上で飾ってしまったNikonさん……………

“フルサイズ ミラーレス一眼”でのリベンジに“乞うご期待”であります!

 

 

 

 

❇ ところで昔、何度かお世話になった“ファッション フォトグラファーの巨匠”ピーター リンドバーグさんは、“Nikonユーザー”としてもヒジョーに有名なお方。

おそらく“Nikon フルサイズ ミラーレス一眼 予約第1号”は、ピーター リンドバーグさんだと予測する変態オッサンで御座いました……………

 

 

ピーター リンドバーグさん ( Peter Lindbergh : ドイツ , 1944〜 )

 

 

 

 

 

( 画像は全てネットから拝借。)

小さな声が大きなアイディアに ……

【 現代を代表する2大プロダクト デザイナー 】

 

Appleという企業が大成功したのは、“カリスマ経営者”故スティーブ ジョブズさん ( 本名 Steven Paul Jobs : アメリカ , 1955〜2011 ) の力による部分が余りにも大きく、よってスティーブ ジョブズさん亡き後は、次第に“形態を変えながら収縮して行く”のだと思っておりました。

ところが実際には着実に“増収増益”を続け、未だ圧倒的な利益率を誇って“株式時価総額 世界一”に君臨中……………

ソノ原動力になっているのが、Apple“デザイン担当 上級副社長”であるジョナサン アイブさんで御座います。

 

 

ジョナサン アイブさん ( 本名 Jonathan Paul Ive : イギリス , 1967〜 )

❇ 2006年に「 大英帝国勲章 」を授与されておりますので、正確には“Sir Jonathan Paul Ive , KBE”とお呼びするべき。

 

 

1992年、Appleに入社したジョナサン アイブさんは「 iMac 」で頭角を現し、以降「 iPod 」〜「 iPhone 」〜「 iPad 」と大ヒットを連続して、機能性に秀でた“Appleデザイン”を確立致しました。

 

 

『 iMac ( 1998 ) / Designed by Jonathan Ive 』

『 iPod ( 第5世代 , 2005 ) / Designed by Jonathan Ive 』

 

 

「 Appleデザイン by ジョナサン アイブ 」の特筆すべき点は、直感操作可能な“機能的カリフォルニア デザイン”に加えて、アルミ無垢加工による“ユニボディー技法”を用いた質感の素晴らしさ。“求める質感”実現の為に某高級時計メーカーに通い続けて、自ら技術を習得したのは有名なお話で、正にデザイン並びに質感に関する“徹底したプロフェッショナル”であります。

かつてApple Watchに関するインタビューで「何故Apple Watchはスクエア フェイスなのか?」と聞かれた際に、「リストウォッチをラウンド フェイスにする必要性が無いから。」と答えたジョナサン アイブさん。

“己のデザイン哲学”を明確に表現した言葉だと思います……………

 

 

『 Apple Watch ( 第3世代 , 2017 ) / Designed by Jonathan Ive 』

 

 

因みに今現在、ジョナサン アイブさんに匹敵するプロダクト デザイナーと云えば、あらゆる意味でマーク ニューソンさんしか居ないかと……………

 

 

マーク ニューソンさん ( 本名 Marc Andrew Newson : オーストラリア , 1963〜 )

❇ 2012年に「 大英帝国勲章 」を授与されておりますので、正確には“Marc Andrew Newson , CBE”とお呼びするべき。

 

 

マーク ニューソンさんは、1991年に御自身のデザイン スタジオをパリに設立。主に家具のデザインで大ブレイク致しましたが、ソレ以前の4年間は東京在住の“知日家”でもあります。

故に“ジャパン プロダクト”とは縁のあるお方で御座います。

 

 

『 au Talby ( 2004 ) / Designed by Marc Newson 』

『 味の素®️ ( 2009 ) / Designed by Marc Newson 』

 

 

「 マーク ニューソン デザイン 」は、豊かな色彩表現に注目が集まりがちでありますが、何と言っても“曲線の美しさ”が真骨頂。

 

 

『 Jaeger-LeCoulte Atmos561 ( 2008 ) / Designed by Marc Newson 』

『 Jaeger-LeCoulte Atmos568 ( 2017 ) / Designed by Marc Newson 』

❇ 「 アトモス シリーズ 」

高級腕時計メーカーJaeger-LeCoulteさん ( 我が国では「 ジャガー ルクルト 」と表記 ) が手掛ける置き時計シリーズ。“気圧差”を利用して半永久的に動き続ける“摩訶不思議な逸品”。

 

 

そんな“ジョナサン アイブさん&マーク ニューソンさん”のお二人。

実は公私に渡って仲が良い友人でありまして、過去にはこんな“コラボレーション プロダクト”を発表(チャリティー オークション用、ワンオフ製品)。

 

 

『 Leica M ( 2013 ) / Designed by Jonathan Ive & Marc Newsom 』

 

 

ただでさえ“究極のミニマル デザイン”LEICAさんカメラ。

“誰がデザインしても同じやろ?”と思いきや……………

なるほど、LEICAさん通常ラインとは“明らかに異なる香り”で御座います。

 

 

❇ 2014年、世界騒然のビッグニュース到来。

「“あのマーク ニューソン”が、デザイン担当 上級副社長としてAppleに入社。」と各メディアで大騒ぎになりましたが、結局のところAppleさんからの公式発表は一切無し。

( 2018年7月現在、公開されている「 Apple 役員リスト 」にマーク ニューソンさんのお名前は存在致しません。)

しかしながら、ココ数年のAppleさん製品を見る限り……………

 

確実に“マーク ニューソンさんの気配”を感じる変態オッサンでありました!

 

 

https://youtu.be/-n-0BdRG7gU

『 Apple ー Designed by Apple in California  2016 』

 

 

 

 

 

( 画像は全てネットから拝借。)

 

 

 

 

 

老舗名門 次の一手 ……

音楽好き(特にロック)なら誰もが御存知の楽器メーカー「 フェンダー ( Fender Musical Instruments Corporation / アメリカ , 1945〜 ) 」は、エレクトリック ギター メーカーとして特に有名であり、ジェフ ベック ( 本名 : Geoffery Arnold Beck / イングランド , 1944〜 )先生を始めとして、“世界有名ギタリスト御用達”の銘品で御座います。

 

 

そんな由緒ある名門楽器メーカーさんが、“高級イヤフォン分野”に参入するというニュースを聞いたのは2016年(以下引用)。

 

 

【 Fender、ヘッドホン市場への参入は上々の滑り出し 】( TechCrunch Japan )

Fenderがヘッドホン業界に参入するという計画を発表した際に、疑問を抱いたのは私だけではないことはわかっている。これまでいくつかの有名ブランドが、OEM生産されたハードウェアに自社のロゴを貼り付けただけのものを使って、既存製品群外への進出を狙う前例を見てきたからだ。

先週の電話インタビューにて、FenderのCMOであるEvan Jones氏は、そのようなつもりは全く無いと私を安心させてくれた。Fenderは、ヘッドホンを単にプロ向け製品の次の妥当なステップとしてだけでなく、これまでのアンプ開発で培ってきた音声技術の延長線上にあるものとして捉えている。( 2016年5月16日 )

 

 

失礼ながら私はてっきり、“完全丸投げOEM生産品”に「 Fender 」と刻印しただけの商品展開だと思っておりましたが、商品開発に当たっては音響機器メーカーAurisonics(アメリカ)さんを買収しており、コレが予想外の“本気度”でありました。

以前、SONYさんの“オートクチュール イヤフォン”「 Just Ear 」を御紹介致しましたが、耳型採取から始まる“完全受注生産”に加えて、“オーバー30万円”と豪華絢爛なお値段にも拘らず、今現在“約6ヶ月待ち”とも言われております。更に今後“ハイレゾ音源”の普及に伴って、ハイエンド イヤフォンの重要は確実に増えると思われますが、Fenderさんのイヤフォン ラインナップは、お値段も約1万円〜16万円と豊富な価格帯を揃えており、今流行りの“3Dプリンター成型”を採用した点でもFenderさんの“ヤル気”が伺えます。

 

『 Fender Pro Series 公式プロモーション ムービー 』

 

そして昨年、改めて“最上位機種”が仲間入り致しました(以下引用)。

 

 

【 フェンダーのプロ向けイヤホンに最上位「FXA11」登場。5ドライバー仕様で16万円 】( Stereo Sound ONLINE )

フェンダーから、プロフェッショナル向けのユニバーサルIEM「FXA」シリーズの最上位モデルとなる「FXA11」が発表された。発売は11月下旬より。価格はオープンで、想定市場価格は¥158,000前後。FXA11は、ドライバーに、ダイナミック型(低域用)1基とバランスド・アーマチュアー(BA)型(中高域用)4基を搭載したハイブリッドイヤホン。プロフェッショナルの現場でも使える仕様となっているのが特長だ。( 2017年11月6日 )

 

『 Fender FXA-11 』

 

 

因みに私自身は、未だにFenderさんのイヤフォンを聴いた経験が御座いませんが、ルックスを見る限りは高音質を予感させますし、信頼性の高いネット レビューでも既にかなりの高得点を獲得しております。Fenderさんはギター アンプも生産しておりますので、イヤフォン製造に転用可能な“スキル&ノウハウ”は既にお持ちだったと想像出来ますが、加えて一流音響機器メーカーを買収した事で、新規分野参入への万全な体制が整ったのだと思われます。

 

しかもFenderさんは、イヤフォン以外にもTシャツ、キャップ、サングラスetc.のファッション アイテムにも精力的に取り組んでおり、もはやビジネス展開に関しては“異種格闘技状態”で御座います。

 

 

こーやって拝見致しますと、「 Fender 」さんと云うブランドが単に“一流の香り”を持っているだけではなく、ブランド ロゴがあらゆる商品に不思議とマッチしてしまうのが分かります。おそらくソレが“多様な商品展開”をする場合の必須条件かも知れません……………

 

 

今後も“一流有名メーカー(ブランド)”による、他ジャンルへの新規参入が加速すると予想されますが、我が国にもあらゆるジャンルの“老舗名門メーカー(ブランド)”が存在致しますので、是非とも“所有欲を刺激してくれる異種格闘技商品”を期待したい変態オッサンで御座います。

 

ところでSONYさんは、お得意のセンサー技術で肌診断を行う“基礎化粧品ブランド”「 CP COSMETICS ( シーピー化粧品 ) 」を運営されておりますが、個人的にはもっと“SONY感を前面に押し出して”アイシャドウ、チーク、口紅等の、所謂“色物化粧品”を発売した方が良いのでは?と考えております。

例えば(以下妄想)……………

 

ー BRAVIAで蓄積した色彩感覚を、独自の技術によって余す事なく転用 。新感覚ヴィヴィッド カラーのコスメティック コレクション ー

『 FLOVIA ( フラビア ) by SONY 』

 

SONYさん代表商品である「 BRAVIA 」と、花(FLOWER)を引っ掛けた“誠にドイヒーなネーミング”はさて置き、もし、SONYさんらしくハリウッド スターを起用したド派手なCMで、化粧品業界に“本気”で打って出たらヒジョーに面白いと思います!

当サイトのプロデューサーであるデジタル マスター“秀津風親方さん”、如何でしょーか?……………

 

 

 

 

( 画像は全てネットから拝借。)

 

日常的AI ( Artificial Intelligence ) ……

SONYさんが1999年〜2006年に製造販売しておりました『 AIBO ( 人工知能搭載、犬型ロボット ) 』は、斬新な“商品ポリシー”と“ハイ テクノロジー”並びに“愛くるしいデザイン”によって、世界的大ヒットを記録し“SONY社員さんですら並んでも購入不可能”という、ケッコーな社会現象に発展致しました。

私が良〜〜く覚えておりますのは、某友人所有の『 AIBO 』が故障して銀座SONYビル リペアセンターに持ち込んだ際、女性店員さんが「“治療”には2〜3週間掛かりますが、重大トラブルではないので御心配なく。」と仰った事でした。つまり、ユーザーにとってはもはや“電気製品”ではなく“立派なペット”でありまして、ソノ心情を察した店員さんが敢えて“修理”ではなく“治療”と答えた誠にブラボーな御対応には、“さすがSONYさん”とエラく感心した記憶があります……………

 

初代『 AIBO ( ERS-7 )  1999 』

 

そんな『  AIBO 』の最新型が、先日SONYさんより発表されました(以下引用)。

 

【 新型aiboをソニーが発表。自ら好奇心を持った、生活のパートナーとなる犬型ロボット 】( engadget 日本版 )

2017年11月1日、ソニーが新製品発表会を開催。噂通り、新型のaibo(シリーズ名や発音も、前と同じ『あいぼ』です)を発表しました。形状も、前シリーズを継承した犬型です(ただし「犬型」と明言するのは今回が初めてとのこと)。モデル名は『ERS-1000』。プレフィックスのERSも、前シリーズを継承。本体カラーはソニー流の洒落か『アイボリーホワイト』。

発売日2018年1月11日、価格は19万8000円(税別)。ただし使用には別途「aiboベーシックプラン」への加入が必要。こちらは3年契約で、一括では9万円、分割では1月あたり2980円となります。( 2017年11月1日 )

 

https://youtu.be/sJciRIZQTg4

『 aibo オフィシャル プロモーション ビデオ / SONY  2017 』

 

『 aibo 』の商品的詳細や性能解説に関しましては、当ブログのプロデューサーであるデジタル マスター“秀津風親方さん”等にお任せするとして、本日はチョットだけ異なる視点からお話しさせて頂きます。

 

 

かつて私が“父親の介護”をやっておりました頃……………

高齢者の所謂“ボケ対策”として、“ペット(特に犬)”を飼うのが有効である事は世界的に知られておりますし、私の父親は元来犬好きでありましたので、父親が「 アルツハイマー ( しかも要介護 3 ) 」と診断された時点で私は“犬を飼ったら良いかも?”と思い付きました。しかも昨今“捨て犬問題”が社会に於ける重要課題となっておりますので、公共機関から無料で貰い受ければ捨て犬の“里親探し”にも貢献出来て、私にとって“一石二鳥なのでは?”と考えたので御座います。

ところが、既に父親は両足が不自由でありまして、もし私が犬の散歩に出掛けている間に父親が家で転んだら、自力で立ち上がれないばかりか重症を負う可能性さえも考えられます。よって、私の様に“1人で介護している場合”は基本的に犬なんぞ飼えない訳であります……………

 

そんな状況下の介護家族にとって、散歩不要のコノ『 aibo 』は正にピッタリな存在だと思います。

 

 

但し初代『 AIBO 』シリーズは、SONYさん商品ラインナップの中でも特殊な謂わば“ハイパー商品”であり、何度かモデル チェンジを敢行致しましたが、終始一貫して“極めて豪華なお値段”で御座いました。

残念ながら、ソレは今回の新型『 aibo 』も同様であります……………

 

✳️ そこで、変態オッサンから御提案申し上げます。

例えば“75歳以上の高齢者”がいらっしゃる家庭に限り、かつての「 ハイブリッド カー助成金 」の様な「 日常的AI助成金 ( 仮称 ) 」を適用して、『 aibo 』を“大幅割引き価格”で購入可能にしてみては如何でしょーか?

と云っても、我が国の“アノ首相さん”に対して“社会的粋な計らい”を期待しても全く無駄で御座います……………

 

✳️ ココはひとつ、SONY(平井一夫社長)さんに「 高齢者 aibo助成金 ( 仮称 ) 」を是非とも御検討頂きたいと思います!

 

 

 

 

( 画像は全てネットから拝借。)

 

 

 

 

Appleさんの優越と恍惚 ……

当ブログでは先月、私が“次期主力スマートフォン候補”としてAppleさんの「 iPhone X ( アイフォーン テン ) 」と、SAMSUNGさんから2018年に発売されるであろう「 Galaxy X ( ギャラクシー エックス ) 」のどちらを選択するかで悩んでいる旨をお伝え致しましたら、ソウル在住メル友から“例の「 Galaxy X 」発売は来年秋頃になるかも?”とか、地元在住知人から“某携帯キャリア ショップで美人店員さん発見”とか、東京在住友人から“「 iPhone X 」のFace IDは正に快適”etc.情報を多数戴き、誠に有難う御座いました。

戴いた情報をマジメに精査致しましたところ、今回は“僅差の判定”によって「 iPhone X 」の勝利となりまして数日前に入手、現在使用中であります……………

製品の詳細インプレッション並びに機能解説に関しましては、“デジタル系パワー ブロガーの方々”等が、既にネット上で多くの御意見を披露されておりますので、是非ともそちらを御覧頂きたいと思います。

 

そこで本日は“祝「 iPhone 」発売10年周年”を、極めて雑に総括させて頂きますが、先ずは初代「 iPhone ( 2G、ジャパン未発売 ) 」CMと最新「 iPhone X 」CM比較を……………

 

『 iPhone  2007 』

https://youtu.be/mW6hFttt_KE

『 iPhone X  2017 』

 

初代「 iPhone 」CMでは、“如何に直感的な操作が可能か”という点をアピールしており、ソレこそが現在にも続く“Appleさん最大のウリ”でありますが、対して最新「 iPhone X 」CMでは、“如何に多機能で便利か”という点をパワー プッシュしております。しかしながら、良〜〜く見ると何か違和感を感じませんか?……………

実は「 iPhone X 」CMでパワー プッシュされている機能自体は、ソノ殆どが、SAMSUNGさん他ライバル メーカーさんも採用している“既存の技術”でありまして、さして目新しいモノでは御座いません。Appleさんと云えば“先進”とか“斬新”というイメージが強烈ですが、実際には“既存の技術”を練りに練り上げ、“技術的完熟状態”で一気に発表する事によって、謂わば“後出しジャンケン”で相手を木っ端微塵に粉砕し、結果的に“絶対王者”となる戦法に長けているので御座います。

因みに我が国のSONYさん、SHARPさんは過去に“先勝”を継続した経験が災いして、コノ“後出しジャンケン”を若干苦手としている様に感じます……………

 

 

「 iPhone X 」は私にとって5台目のiPhoneとなりますが、デザインと質感、操作性その他諸々に於いて、間違いなく“歴代最高のiPhone”であると確信致します。

但し、余計なお世話でAppleさん事情を垣間見た場合、「 iPhone X 」はメイン パーツがSAMSUNGさん製で構成されており、フラッグシップ モデルの割には利益率が圧倒的に低いと聞いております。加えて、Appleさんが確立した“デザインと技術開発だけ自社で行ない、生産は別メーカーに丸投げする”というビジネス モデルが、今後数十年間も通用する保証は何処にも御座いません。

現に“ヘンテコな髪型の大統領”は、“アメリカの一流メーカーはアメリカ国内で生産するべし”をスローガンに掲げており、万が一そんな事態にでも発展したならば、Appleさん製品の価格は数倍に跳ね上がり、そして株価は数分の1に下落してしまうと思われます。

 

つまり、Appleさんが今回「 iPhone X 」で高級路線にシフトした作戦が、Appleさんの将来を大きく左右してしまうかも知れません……………

 

『 Apple Park ( アップル本社 : カリフォルニア州 クパチーノ ) 』

 

ところで「 iPhone X 」御購入予定の皆様に、変態オッサンから一つだけ御忠告申し上げます。

御購入後に、携帯キャリア ショップや公共施設の“高速Wi-Fi”を利用して初期設定を行うお方も多いでしょーが、最大のウリであるFace ID(顔認証機能)を設定する際には、ディスプレイに向かって“何度も顔を上下左右に振り回す行為”が必要となります……………

 

✳️ よって、周辺のお客様から見れば“ヒジョーに危ない人”そのものであり、場合によっては“110番通報”される可能性も御座います。くれぐれも御注意下さい!

 

 

 

( 画像1〜6はネットから拝借。画像7〜8は自身のスクリーン ショットより。)

Xの誘惑 ……

Appleさんモバイル ラインナップの中で、iPad(並びにiPad Pro)は今後も教育や医療現場での需要が更に見込めると思いますが、iPhoneに関しましては既に世界中のエンド ユーザーに行き渡っておりますし、我が国の様な“キャリア主導による長期ローン制度”を採用しているお国は、欧米諸国には殆ど存在致しません。つまり、例え熱心なAppleさんユーザーであっても、かなりの“新し物好き”でもない限り“最新型iPhone定期購入者”にはなり得ず、iPhoneの爆発的売上げはもう期待出来ないかと思われます。

Apple現CEOであるティム クックさん( 本名 : Timothy Donald Cook , 1960〜 )は単なるパワー セレブではなく、社会奉仕活動でも有名な文化人であり、極めて尊敬に値する素晴らしいお方で御座いますが、失礼ながら“エンジニア、デザイナー兼プランナー”としては、創設者スティーブ ジョブズさんには遠く及びません。よって“ネタ切れ状態”のiPhoneブランドは、今後“何かしらの路線変更”を迫られておりました……………

 

そんなAppleさんが選択したのは、誰もが予想した“高級(高性能)路線”へのシフトで御座いました(以下引用)。

 

【「iPhone X」の本質はデザインにあらず──その新機能の数々の「先」にある未来 】( WIRED )

アップルは2017年9月12日(米国時間)、新本社のお披露目と同時に3つの新しいiPhoneを発表した。そう、3つのモデルである。「iPhone 8」と「iPhone 8 Plus」は既存モデルのアップグレードで、デザインは基本的に同じ。そして第3のモデルが、デザインが完全に刷新された「iPhone X」(アイフォーン テン)だ。

筐体はガラスとステンレスでつくられており、懐かしのiPhone 4を思わせる。上部に出っ張りのあるスクリーンには慣れが必要かもしれないが、目をひくポイントでもある。「Super Retina Display」と名づけられたスクリーンは有機EL(OLED)を採用しており、解像度は1125×2436ピクセル。サムスン製であるとされている。そして本体価格は999ドル(約11万円)からで、10月27日に予約が始まり、出荷は11月3日になる。

この新しいiPhoneは、多くの重要なアイデアを一歩先へと進めた。無線充電にしてもそうだろう。どのような規格を採用しても、それを妥当であると思わせてしまう力がアップルにはある。さらにiPhone Xは、これからARの時代がやってくるという力強い宣言でもある。それは、すでにやってきているのかもしれない。( 2017年9月13日 )

 

Appleさんは、昔から“ブランド イメージの住み分け”が決してお上手ではなく、過去にも高級モデルを発売した事によって、同時発売中のエントリー モデルが売り上げ急降下という失態経験多数で御座いました。ソノ点を考慮致しますと、今回発表された3機種中最も高級な「 iPhone X 」の発売日だけ先延ばしにしたのは、(実際の理由はさて置き)誠に賢明な判断であったと考えます。

 

 

コノ「 iPhone X 」最大の特徴は、限りなく“ベゼルレスのデザイン”でありますが、ソレだけではSAMSUNGさん他“Android陣営の後追い”でもあり、新製品としてのインパクトにはイマイチ不十分で御座います。そこで今回Appleさんが「 iPhone X 」に込めたのは、新OSを中心とした環境がユーザーに与えてくれる、誰も知らない“未知なる体験”なのかも知れません。

 

因みに私はメール、ブログ、インターネットetc.を全てiPadに依存するヘヴィー ユーザーであり、「 iPad Pro 10.5 」と「 iPhone 6s 」を一つのiTunesで共有しております。謂わば“家庭内インフラ”が完全にAppleさん仕様で御座います。加えて「 iPhone 6s 」のローンが丁度11月に完済致しますので、ド貧乏人の私でさえ「 iPhone X 」は“次期主力スマートフォン最有力候補”でありました。

 

但し、“ヒジョーに魅力的なダーク ホース”が登場する迄は(以下引用)……………

 

【 折り畳みディスプレイのGalaxy Noteを2018年発売、サムスンモバイル社長が明言 】( engaged 日本版 )

韓国で行われているGalaxy Note8のメディア向けイベントの中で、Samsungのモバイル事業責任者 コ・ドンジン氏が、以前から噂されている折り畳めるディスプレイを搭載したスマートフォンを2018年にリリース予定だと発表しました。( 2017年9月12日 )

 

SAMSUNGさんの超目玉“アップネクスト名”も、何と「 Galaxy X ( ギャラクシー エックス ) 」!

 

そこで、“X(テン)”を選ぶべきか?……………

 

 

はたまた、“X(エックス)”を選ぶべきか?……………

 

✳️ 上記はSAMSUNGさん制作による公式ビデオではありません。飽くまでも“第三者制作によるイメージ ビデオ”で御座います。

 

ところで「 iPhone X 」の重要パーツは、全て“SAMSUNGさん製”との事でありますから、もし「 iPhone X 」がバカ売れした場合SAMSUNGさんは、「 Galaxy X 」を生産する時間すら無くなってしまうのでは?と、余計な心配で悩む変態オッサンでありました。

 

 

( 画像は全てネットから拝借。)

 

 

 

オートクチュール オーディオ ……

48年間“洋楽一筋”だった私には、U2さんの東京公演(1998 , 東京ドーム)で知り合ったイギリス人がおりました。ソノお方から「このアジアン ガールズ、きっと世界的にブレイクするから覚えておいた方がイイよ。」と2010年に戴いたシングルCDが『 Genie / 少女時代 』であります。“ジャパニーズ ソング by コリアン ミュージシャン”という点が厄介で御座いますが、ソレは私が所有した“初のジャパニーズCD”という、極めてエポックメイキングな1枚でありました。

結局のところ、少女時代さんにスッカリ魅了されてしまった私は、少女時代さんジャパン ツアーに計5回も参戦してしまいましたが、東京生活最後の参戦となった『 Girls’ Generation 2nd Japan Tour 2013 』では、何と“アリーナ席、前例4番(しかもランウェイ側)”という神席に遭遇致しました。メンバーの方々がターンする度に、各々が着けている香水がプーンと香るし、膝の痣まで見えるし……………

私は興奮のあまり、3回も“脱糞”しそーになりました。

最も興味深かったのは、コスチューム チェンジでステージ アウトする度に、舞台袖でスタッフと何やら会話する様子が見られた事でした。さすがに声は聞こえませんでしたが、主にステージ モニターとして使用しているイヤフォン(所謂イヤモニ)に関して、スタッフに何か注文を付けている様子が目立ちました。おそらく“もっと高音(低音)を上げて欲しい”とか、“電波の状態が悪くて聞き取り難い”とか言っていたものと思われます。

彼女達のライブは、ワンステージ20曲〜30曲中の約10曲を“口パク”ではなく実際に“生歌”で聴かせてくれます。よってモニター サウンドには、若干ナーバスになっていたのが印象的で御座いました。

 

『 Girls’ Generation 2nd Japan Tour 2013 』より。

 

後日、ミュージシャンの知人に尋ねたところ「確か少女時代さんが使っているイヤモニは、アメリカのUE(アルティメット イヤーズ)製のカスタム ラインだと思いますよ。専門機関で“耳型を取る”だけでも1万円位掛かりますし、メンバー毎にフェイク ストーンでデコレーションしているので、トータルで“約25万円”ってところデスかねぇ。」との御言葉。

プロフェッショナル ツールなのでお高いのは当然としても、余りにも御立派なお値段に加えて、“耳型を取る”という徹底した製造プロセスにも驚きました……………

 

『 UE カスタムライン 』( 少女時代さん使用機種とは異なります。)

 

因みにUEさんは、Van Halenのドラマーであるアレックス ヴァン ヘイレンさんの要請によって、モニター エンジニアのジェリー ハービーさんが1995年に設立(後に脱退)したブランドで御座います。現在では、プロフェッショナル ミュージシャンにスッカリ定着した、この“カスタム インイヤー モニター ”というジャンル。

SONYさんが更に“一歩発展”させてくれました( 以下引用×2 )。

 

【 Just ear とは 】About Just ear

ひとりひとりの耳の形に合わせてつくられる、
テイラーメイドイヤホン

ヘッドホンやイヤホンにおいて、装着性と音質は密接な関係にあります。
なぜなら、装着状態によって聴こえる音が変わってしまうからです。
良い音で聴くためには、快適で安定した装着状態が必要です。

音質を追及するための、究極の装着性。
これを実現するためにたどり着いた”テイラーメイド”という概念。

耳の専門家と、熟練のマイスター達によって生み出される究極の装着性と、
さまざまなヘッドホン・イヤホンの音響設計を担ってきたエンジニアが提案するあなただけのための音。

最高品質の一台をつくるために必要となる丁寧な工程と独自の技術による
プレミアムな体験を味わうことができるカスタムインイヤーモニターの最高峰、Just ear 。

オーディオのパフォーマンスを最大限に。

そしてあなた史上、最高の音へ。( SONYさん公式Webサイトより。)

 

『 XJE – MH1 』

 

【 ソニー「30万円イヤホン」に長蛇の列 欲しくなるワケ 】( 日経トレンディネット )

「誰の耳にも合うイヤホンは難しい」
Just earの音づくりとXJE-MH1の音質カスタマイズを担当するのが、ソニービデオ&サウンドプロダクツの松尾氏だ。松尾氏はソニーのイヤホン「MDR-EX800ST」やヘッドホン「MDR-1R」など、数々の製品開発に音響設計担当として携わったエンジニア。また、製品開発のために耳型を採取する「耳型職人」でもあった。さらに、Just earの設立を中心になって進めた存在でもある。

製品開発に明け暮れたエンジニア時代、松尾氏が感じていたのは「誰の耳にも合うヘッドホンやイヤホンを作るのは難しい」ということ。Just earはその課題を解決し、装着感も音質も両立させるために松尾氏が生み出したブランドといえる。( 2017年7月26日 )

 

 

確かに“30万円”は御立派過ぎるお値段でありますが、SONYさんシステムの特徴は、我が国を代表するサウンド エンジニアのお方が、耳型採取から詳細音質設定迄を“マンツーマン”でやって下さる点であります。実際に購入者が好きな曲を再生しながら、じっくりと時間を掛けて周波数毎の強弱を調整するとの事。つまりジャパンを代表する“超一流エンジニア完全独占”で製作する、真の“オートクチュール インイヤー モニター”なので御座います!

 

残念ながらド貧乏の変態オッサンにとっては、お値段だけで既に“アウト オブ 選択肢”でありますが、もし“30万円”払えるとしたら……………

私は迷わずに、“少女時代 スヨンさんの耳型”を買ってしまうと思います。

 

✳ PS )  祝 「 少女時代さん デビュー 10周年 」

 

( 画像は全てネットから拝借。)

 

 

 

 

 

 

転がり始めた(株)スティーブ ジョブズ ……

本日は冒頭から引用で失礼致します(以下引用)。

 

【 ジョブズ亡きアップルが犯した「最大の過ち」とティム・クックの限界 】(ForbesJAPAN)

スティーブ・ジョブズ亡き後、アップルが犯した最大の過ちは、パワーユーザーの取り込みに失敗したことだろう。アップルの製品には、ハイエンド・ワークステーションと呼べるマシンがもはや存在しない。その形状からゴミ箱と揶揄されるMac Proは、拡張性に乏しくユーザーから不評を買っている。iMacは最もパワフルなモデルですらデスクトップクラスのGPU性能を実現できていない。アップルのロイヤルユーザーの中にはVFX(視覚効果)やゲーム開発、VRなどの関係者が多く居るが、彼らの需要に応えるマシンが無いに等しいのだ。(2017年6月23日)

 

「 iPhone 」が登場する以前、外で音楽を聴くアイテムとして大活躍した「 iPod 」。実はSONYさんがAppleさんに持ちかけた“共同プロジェクト”でありましたが、自社の圧縮コーデック(ATRAC)に拘ったSONYさんがコラボレートを断念。よってAppleさんの“単独商品”として発売された結果、ポータブル ミュージック プレイヤー“主役の座”をSONYさんの「 WALKMAN 」から奪取し、ソノ後“長期安定政権”を築いたので御座います。

SONYさんと云えば、80年代以降イノベーティブな企業の代表格でありましたが、Appleさんが「 iPod 」「 iPhone 」「 iPad 」の様にクールなプロダクトや、多種多様なネット サービスを構築した事によって、2000年以降イノベーティブな企業の“絶対王者”はAppleさんとなりました。しかもAppleさんは、スティーブ ジョブズさんという天才実業家、デザイナー兼エンジニアを擁する“超カリスマ企業”でもありました。

私は今現在「 iPhone 」と「 iPad Pro10.5 」を使用しており、過去には「 Mac Book 」も使用しておりました。恥ずかしながら“未だにPCキーボードが使えない”私は、殆どの部分をタブレットに依存する“iPad ヘヴィー ユーザー”でありますが、私にとってApple製品の魅力はもはや“セキュリティーの強靭さ”と“直感的な操作性”でしかありません。そもそも、Apple製品は本来グラフィック系、テクニカル系問わず“プロフェッショナル御用達ツール”の代名詞でありましたが、最近はソレに関しても事情が一変した感が御座います。

因みに、当ブログのプロデューサーであるデジタル マスター“秀津風親方さん”も、メイン マシンは確かDELL製品だった様な記憶が……………

 

『 Mac Book 』 by Apple

 

ところで、私がAppleさん最大の問題点だと思うのは、引用記事で御指摘されている“ハイエンド機(プロフェッショナル向け)不在”ではなく、むしろ“圧倒的デザインの優位性”が失われた点にあると考えます。

 

『 Surface Laptop 』 by Microsoft

 

上記はMicrosoftさんの最新ノートPCで御座いますが、キーボード周りに高級人工皮革「 アルカンターラ 」を使用した質感や、ビビッドなカラー展開etc.は、本来“Appleさん製品が目指すべき道”だと思うのは私だけでしょーか?……………

 

『 iPad Pro 』 by Apple

 

『 Surface Pro 5 』 by Microsoft

 

つまり、様々な事情によってAppleさんは既に“絶対王者”ではなく、近い将来、Microsoftさんに王座を明け渡す可能性すら醸し出しております。考えてみれば、“一強独走”よりも“ダークホース多数”の方が試合は面白い訳でありますし、マーケットにとっても“より健全な状態”なのは言うまでもありません。

いよいよAppleさん、Microsoftさんを主軸とした、新たな“バトルロワイヤル”の開幕で御座いますが、今後もダークホース参戦の可能性もあり、多くの企業によるイノベーティブで“酒池肉林の争い”を期待致します。

 

謂わば“(株)スティーブ ジョブズ”を引き継いだ現CEOティム クックさんは、キャリアがスティーブ ジョブズさんとは全く異なります。例えるならば“リッチー ブラックモアさんから引き継いだトミー ボーリンさん(DeepPurple)”であり、Appleというバンドが新たな魅力を持った「 New Apple feat Tim Cook 」に生まれ変わらなければ、今回の“バトルロワイヤル”に生き残るのは不可能かと思われます……………

そこで、ティム クックさんに於かれましては、周囲の騒音に惑わされずに“ティム クック ポリシー”を貫いて頂きたい、と切に願う変態オッサンで御座いました!

 

 

⬆️ スティーブ ジョブズさんの遺作 『  Apple新社屋 / カリフォルニア州 , クパチーノ ( 2017年 オープン予定 )  』

 

( 画像は全てネットから拝借。)