ポルノ王 VS 変な髪型王 ……

本日は冒頭から引用にて失礼致します(以下引用)。

 

【 ポルノ王がトランプの首に11億円の懸賞金!】( Newsweek 日本版 )

米アダルト雑誌「ハスラー」の発行人でポルノ業界の重鎮のラリー・フリントが、10月15日付けのワシントン・ポストに驚きの広告を出稿したのだ。

「 トランプを弾劾に追い込むタレこみに1000万ドル!」

同紙の日曜版に掲載された全面広告には「ドナルド・トランプの弾劾と罷免につながる情報の提供者に、最大1000万ドル(約11億円)を与える」という文言が謳われている。広告を掲載したワシントン・ポストは記事としてもこのニュースを取り上げている。

民主党支持者のフリントがこのようなアクションを起こすのは今回が初めてではない。フォーチュン誌によると、フリントは1970年代から「議員の不倫関係の証拠提供者に最大100万ドルを支払う」と掲げていた。カリフォルニア州知事選に出馬したこともある。2012年の大統領選で共和党の候補者だったミット・ロムニーの納税申告の不正を暴くなど、右派政治家の私利私欲に走った政権運営を暴露するムーブメントを先導してきた。そのため、保守派からは疎まれる存在として知られる。( 2017年10月16日 )

 

ラリー フリントさん( 本名 : Larry Claxton Flynt , Jr.  1942〜 )は、成人向け男性誌『 Hustler ( ハスラー ) 』の創刊者として誠に有名なお方で御座いますが、『 Hustler 』はライバル誌であります『 PLAYBOY 』や『 PENTHOUSE 』に比べて“露骨な性表現”をウリとしており、故にラリー フリントさんは世界中で“ポルノの帝王”と呼ばれ、御自身の半生が映画となった程のパワー セレブであります。

 

『 THE PEOPLE VS. LARRY FRYNT / 監督 : ミロシュ フォアマン , 主演 : ウディ ハレルソン  1996 』

 

ジャーナリズムの中心に居る人間が、自分の足でネタを探すのではなく、上記の様に“ゴシップ情報を金銭で募集する”のが妥当か否か?……………は別として、ラリー フリントさんは自らが被告である“猥褻事件裁判 ( 1978 )”に出廷の際、反対派の銃撃を受けて下半身麻痺の後遺症を負いましたが、ソノ後も自らのポリシーを貫く謂わば“骨太ジャーナリスト”でもあり、大物議員の不正を暴いた実績も複数回御座います。よって今回の暴挙も、“ラリー フリントさん流メッセージ”として注目に値すると思います。

と言いますのは、「トランプなんかが大統領になったら、オレはさっさとカナダに移住するよ。」と仰っていたニューヨーク在住アメリカ人メル友が、最新メールによれば「おそらくトランプは罷免されるので、オレはもう少し様子を見る事にしたよ。」との御言葉。

 

つまり可能性としては極めて低くとも、“トランプ大統領は任期途中で罷免される”と信じているアメリカ国民が、相当数存在するのは事実であります……………

 

 

当ブログ(旧ブログ時代も含む)は、徹底して“反トランプ主義”を貫いております。何故ならばドナルド トランプさんは“実業家としては超一流”、“悪役レスラーとしては一流”でありますが、“大統領としての資質は皆無”であると考えるからで御座います。

例えば、我が国にとって最大の“防衛懸念事項”である「 北朝鮮問題 」に関しましても、本来は“ジャパンと北朝鮮の問題”なのでありますが、ドナルド トランプさんのお陰で、現実的には“アメリカと北朝鮮の問題(但しジャパンに影響大)”にすり替わってしまいました。

 

つい先日、ドナルド トランプさんが被災地を訪問した映像を拝見致しましたが、改めて“ホントーに頭もセンスも悪いオッサンだなぁ”と呆れてしまいました。やはり“絶対にアメリカ大統領になってはいけなかった人”であり、アノ様なお方がアメリカ大統領になり得たのは、「 イギリスのEU脱退問題 」に端を発した特有の“世界的ムーブメント”が根底にあったからだと考えます。

つまり“何を求めるのか”ではなく、“現状と真逆の環境ならば良い”という(主に若者を中心とした)“新しいイデオロギー”で御座います……………

 

 

ところで元々争点が曖昧な上に、更に“何でもアリ”の様相が加わった感があるジャパンの「 衆議院議員総選挙 2017 」。各政党代表さんの主張を聞けば聞く程に、何故か“興味が削がれる”のが最大の特徴かと思われます。

そんな「 衆議院議員総選挙 2017 」で何かと話題の小池百合子さん。実は小池百合子さんとドナルド トランプさんには、興味深い共通点があるのを御存知でしょーか?……………

 

✳️ 御二人共に“他人にケンカを売るのが大好き”でありまして、しかも残念ながら“ケンカを売る相手”及び“ケンカを売るタイミング”が、殆どの場合に於いて“間違っている”点で御座います。

 

 

確かに小池百合子さんはスター性があり、かつ“己の演出がヒジョーに巧みな政治家”ではありますが、選挙運動の大舞台で「 排除 」というワードを発した瞬間に、小池百合子さんは“全ての有権者にケンカを売ってしまった”と感じた変態オッサンであります……………

 

因みにドナルド トランプさんが、もし「 駐日アメリカ大使 」に長女イヴァンカさんを任命して下さるのならば、私は“元ヘア ドレッサー”として、ドナルド トランプさんの変な髪型に関する“あらゆる相談”に応じる所存で御座います!

 

 

 

( 画像は全てネットから拝借。)