今年5月に“フランス史上最年少(39歳)”で「 第25代 フランス大統領 ( 兼アンドラ公国共同大公 ) 」に就任されたエマニュエル マクロンさん( 本名 : Emmanuel Jean-Michel Frédéric Macron , 1977〜 )。24歳年上の奥様であるブリジットさんには、元夫のお子さん3人並びに7人のお孫さんがおり、しかも“略奪愛結婚”というキャッチーな話題付き。正に“新時代のフレンチ ヒーロー”誕生で御座いました。
私は外国の話題(特に政治関係)に関しては、出来る限り“両国それぞれの記事”をネットで見比べ、加えて地元メル友の御意見を参照にして自分なりの結論を出し、そして自分勝手に完結する事としております。しかしながら、今現在フランスにはメル友が居りませんので、イギリス在住某メル友さんに「ソノ後、マクロンさんは如何なものでしょーか?」とお尋ね致しましたら……………
「マクロンが当選した理由は、イギリスのEU脱退同様に若者を中心とした“一過性の熱病”が原因であり、今はスッカリ完治して国民の彼に対する“興味と期待”は既に急降下。きっとフランス国民は、マクロンのフル ネームさえ忘れてしまったのでは?」と、何とも冷めた御言葉。
私が考えるエマニュエル マクロンさんの弱点は、政治経験不足よりも“むしろ人生経験不足が問題”であって、何れにしても、数年後にはメッキが剥がれると思っておりましたが、余りにも早過ぎた印象であります(以下引用)。
【 仏マクロン大統領(39)理美容経費に毎月100万円超 国民の反発は必至 】( Techinsight )
英語も堪能、官僚~投資銀行勤務~大統領府副事務総長~経済産業デジタル相というまさに優等生の経歴を持つマクロン大統領。国民の期待が非常に高いなかでの就任となったが、この3か月間に散髪、コスメ購入、エステなどの美容施術などで26,000ユーロ(約340万円)を必要経費として計上していたことを『Le Point』誌が明らかにした。マクロン大統領とパーソナル契約を結び、首相官邸であるエリゼ宮殿に呼ばれる“Natacha M”というメイクアップ・アーティストが2枚の請求書(10,000ユーロ、16,000ユーロ)を事務局に提出したことをすっぱ抜いたもので、大統領選の前後はどうしてもそうしたことにお金がかかるといった苦しい言い訳をしながらも、事務局は「今後は理美容費を大幅に削減させる」と約束したという。( 2017年8月27日 )
男性セレブの高額グルーミング(身だしなみ)料金で思い出すのは、我が国が世界に誇るプロ サッカー選手である本田 圭佑( Keisuke Honda )さん。約3週間に一度の割合で、東京から美容師さんを呼び寄せてヘアカット&ヘアカラーをお願いしているとの事で、ソレに関わる費用が何と“年間約3000万円”と、SNS上で話題になったのは記憶に新しいところで御座います。
但し本田 圭佑さんの場合は、ジャパニーズ ブラックヘアをプラチナ ブロンドに脱色及び染色するのは極めて高価な施術であり、おそらく美容師さんのフライトはビジネス クラス。そして滞在ホテルは4〜5つ星クラスかと思われますので、よってトータルで“年間約3000万円”は妥当な料金で御座います。何よりも本田 圭佑さんは、云うまでもなく“全額ポケット マネーでお支払い”しておりますし、以前より慈善事業に多額出資をなさっていらっしゃいます。つまり誠に御立派なお方である故、単なる“武勇伝”で済みますが……………
⬆️ 対して、コノお方のグルーミング料金で“月間100万円以上”なんて。
正直なところ、メークアップ アーティスト“Natacha M”さんは“某ぼったくりバーより悪質”。ましてや、平然と血税で支払うコノお方は“某前知事並みにセコい”と申し上げます!
しかも“月間100万円以上”のグルーミング料金は、言ってみれば“近代フランス大統領”の常識となっており、歴代大統領さんの中には「フランス大統領は、常にファッショナブルでなければならない。」と逆ギレしたお方さえいらっしゃるとか……………
きっとエマニュエル マクロンさんも、書道の際には“高級チャイナ服(シルク製)”なんか着ているんでしょーねぇ。
何れにしても、こんなお方が大統領のフランス国家は、一体何処へ向かっているのか心配でなりません。
そこで、私が考える“大統領(首相)に最も必要な条件” は以下3点。
✳️ 1 ) “的正な政治を維持したい”と願う忠誠心。
✳️ 2 ) “幸せな国民生活を保証したい”と願う誠実さ。
✳️ 3 ) “金銭目的ではなく国務を全うしたい”と願う生き様。
極めて一瞬ではありますが、ドナルド トランプさんが“ヒジョーにまともな大統領”に見えてしまった変態オッサンで御座います。
ホントーに大丈夫かフランス?……………
⬆️ 本日のオマケ。『 LIVE IN PARIS 1975 / Deep Purple 2016 』
1975年、パリ オランピア劇場( L’Olympia Bruno Coquatrix )で行われたライブのリマスター(リパッケージ)盤。因みに、ジャパン オンリー企画のオススメ品。
( 画像は全てネットから拝借。)