絶賛迷走中 ……

今年も「 秋冬 パリコレクション 」のシーズンとなりました。

世界中からファッション関係者がパリに大集合して、“花の都”は更なる華やかさと熱気に包まれます。但し、人気レストランやBARがヒジョーに混雑致しますので、プライベートではチョット憂鬱になる時期でもありました。

そんな「 2018 – 2019 秋冬 パリコレクション 」に先立って開催された「 2018 – 2019 秋冬 ミラノコレクション 」で御座いますが、話題の中心はやはり“アノGUCCIさん”でありましたが(以下引用)……………

 

 

【 グッチ 2018-19年秋冬メンズコレクション – サイボーグ・ボーイはアブノーマルが基本 】( FASHION PRESS )

グッチ(GUCCI)の2018-19年秋冬メンズコレクションが、ミラノ・ファッション・ウィーク2日目の2018年2月21日(水)に発表された。今季もウィメンズとの合同ショーである。テーマは「サイボーグ」。

毎シーズンアミューズメントパークさながらの大胆な演出を見せてくれる、アレッサンドロ・ミケーレ率いるグッチ。今季のインビテーションはショー開始までの時を刻むカウントダウンタイマーだ。受け取った瞬間からショー開始直前までワクワクさせてくれるハッピーな演出とは裏腹に、会場で待ち受けていたのはちょっぴり怖い手術室のセット。ランウェイにはオペ台が設置され、ショー開始の合図は心拍を計る医療装置の音色だった。( 2018年2月22日 )

 

 

以前も当ブログで取り上げさせて頂きましたが、GUCCIさんと云えば、トム フォードさん時代(1994年〜2004年)の“セクシー&ラグジュアリー路線”にスッカリ馴染んでしまった私は、2015年からクリエイティブ ディレクターを務める、アレッサンドロ ミケーレ( ALESSANDRO MICHELE )さんの“キワモノ路線(?)”には、正直なところ“キョーレツな違和感”を感じます!

 

飽くまでも個人的見解で御座いますが……………

“ファッション”とは今現在(一時的)の流行であり、対してもっと長いスパンで捉えたのが“モード”だと勝手に解釈しております。つまり、“ファッション”は世界中で毎日生み出されては消えて行くムーブメントであり、“モード”は後世に足跡を残し、数十年後も何らかの形で語られるべきシークエンスだと考えます。

“ファッション”最大の魅力は、ストリートや身近なコミュニティーでも発生可能な点でありまして、故に世間に対しても影響力が甚大で御座いますが、GUCCIさんの様な所謂“トップモード”は、凡人には購入不可能なお値段であり、よって世間に対する直接的影響力が小さい代わりに、“モード界の重鎮”として、後世に引き継がれる“遺産の一部”だと言っても過言ではありません。

 

私が不思議でならないのは……………

はたして世界中の“GUCCIフリークさん(実際に購入されている方々)”は、素直に“アレッサンドロ ミケーレ ワールド”を歓迎しているのでしょーか?

 

 

自動車のFERRARIさん、時計のPATEK PHILIPPEさん、カメラのLEICAさんetc.世界中のあらゆる一流品(高級品)には、何にも変え難い特有の“香り”が存在致します。ソレは謂わば“崇高で神々しい香り”であって、ソノ“崇高で神々しい香り”が、人々を魅了して止まないのだと思います。

 

確かに“先進性と斬新さ”が、ファッション(モード)の重要ファクターであるのは間違いありませんが、現在のGUCCIさんから漂うのは“何とも言えない異臭”で御座います。

 

 

✳ 『 独断と偏見による総括 』

例えどんなに高名な批評家さんが高評価しようとも、例えどんなにお金があろうとも、誠に失礼ながら“現在のGUCCIさんだけは着たくない”。

と、心に強く刻まれてしまった変態オッサンでありました……………

 

 

 

 

( 写真は全てネットから拝借。)

老舗名門 次の一手 ……

音楽好き(特にロック)なら誰もが御存知の楽器メーカー「 フェンダー ( Fender Musical Instruments Corporation / アメリカ , 1945〜 ) 」は、エレクトリック ギター メーカーとして特に有名であり、ジェフ ベック ( 本名 : Geoffery Arnold Beck / イングランド , 1944〜 )先生を始めとして、“世界有名ギタリスト御用達”の銘品で御座います。

 

 

そんな由緒ある名門楽器メーカーさんが、“高級イヤフォン分野”に参入するというニュースを聞いたのは2016年(以下引用)。

 

 

【 Fender、ヘッドホン市場への参入は上々の滑り出し 】( TechCrunch Japan )

Fenderがヘッドホン業界に参入するという計画を発表した際に、疑問を抱いたのは私だけではないことはわかっている。これまでいくつかの有名ブランドが、OEM生産されたハードウェアに自社のロゴを貼り付けただけのものを使って、既存製品群外への進出を狙う前例を見てきたからだ。

先週の電話インタビューにて、FenderのCMOであるEvan Jones氏は、そのようなつもりは全く無いと私を安心させてくれた。Fenderは、ヘッドホンを単にプロ向け製品の次の妥当なステップとしてだけでなく、これまでのアンプ開発で培ってきた音声技術の延長線上にあるものとして捉えている。( 2016年5月16日 )

 

 

失礼ながら私はてっきり、“完全丸投げOEM生産品”に「 Fender 」と刻印しただけの商品展開だと思っておりましたが、商品開発に当たっては音響機器メーカーAurisonics(アメリカ)さんを買収しており、コレが予想外の“本気度”でありました。

以前、SONYさんの“オートクチュール イヤフォン”「 Just Ear 」を御紹介致しましたが、耳型採取から始まる“完全受注生産”に加えて、“オーバー30万円”と豪華絢爛なお値段にも拘らず、今現在“約6ヶ月待ち”とも言われております。更に今後“ハイレゾ音源”の普及に伴って、ハイエンド イヤフォンの重要は確実に増えると思われますが、Fenderさんのイヤフォン ラインナップは、お値段も約1万円〜16万円と豊富な価格帯を揃えており、今流行りの“3Dプリンター成型”を採用した点でもFenderさんの“ヤル気”が伺えます。

 

『 Fender Pro Series 公式プロモーション ムービー 』

 

そして昨年、改めて“最上位機種”が仲間入り致しました(以下引用)。

 

 

【 フェンダーのプロ向けイヤホンに最上位「FXA11」登場。5ドライバー仕様で16万円 】( Stereo Sound ONLINE )

フェンダーから、プロフェッショナル向けのユニバーサルIEM「FXA」シリーズの最上位モデルとなる「FXA11」が発表された。発売は11月下旬より。価格はオープンで、想定市場価格は¥158,000前後。FXA11は、ドライバーに、ダイナミック型(低域用)1基とバランスド・アーマチュアー(BA)型(中高域用)4基を搭載したハイブリッドイヤホン。プロフェッショナルの現場でも使える仕様となっているのが特長だ。( 2017年11月6日 )

 

『 Fender FXA-11 』

 

 

因みに私自身は、未だにFenderさんのイヤフォンを聴いた経験が御座いませんが、ルックスを見る限りは高音質を予感させますし、信頼性の高いネット レビューでも既にかなりの高得点を獲得しております。Fenderさんはギター アンプも生産しておりますので、イヤフォン製造に転用可能な“スキル&ノウハウ”は既にお持ちだったと想像出来ますが、加えて一流音響機器メーカーを買収した事で、新規分野参入への万全な体制が整ったのだと思われます。

 

しかもFenderさんは、イヤフォン以外にもTシャツ、キャップ、サングラスetc.のファッション アイテムにも精力的に取り組んでおり、もはやビジネス展開に関しては“異種格闘技状態”で御座います。

 

 

こーやって拝見致しますと、「 Fender 」さんと云うブランドが単に“一流の香り”を持っているだけではなく、ブランド ロゴがあらゆる商品に不思議とマッチしてしまうのが分かります。おそらくソレが“多様な商品展開”をする場合の必須条件かも知れません……………

 

 

今後も“一流有名メーカー(ブランド)”による、他ジャンルへの新規参入が加速すると予想されますが、我が国にもあらゆるジャンルの“老舗名門メーカー(ブランド)”が存在致しますので、是非とも“所有欲を刺激してくれる異種格闘技商品”を期待したい変態オッサンで御座います。

 

ところでSONYさんは、お得意のセンサー技術で肌診断を行う“基礎化粧品ブランド”「 CP COSMETICS ( シーピー化粧品 ) 」を運営されておりますが、個人的にはもっと“SONY感を前面に押し出して”アイシャドウ、チーク、口紅等の、所謂“色物化粧品”を発売した方が良いのでは?と考えております。

例えば(以下妄想)……………

 

ー BRAVIAで蓄積した色彩感覚を、独自の技術によって余す事なく転用 。新感覚ヴィヴィッド カラーのコスメティック コレクション ー

『 FLOVIA ( フラビア ) by SONY 』

 

SONYさん代表商品である「 BRAVIA 」と、花(FLOWER)を引っ掛けた“誠にドイヒーなネーミング”はさて置き、もし、SONYさんらしくハリウッド スターを起用したド派手なCMで、化粧品業界に“本気”で打って出たらヒジョーに面白いと思います!

当サイトのプロデューサーであるデジタル マスター“秀津風親方さん”、如何でしょーか?……………

 

 

 

 

( 画像は全てネットから拝借。)

 

イメージは雄弁に語る ……

1980年代、パリでのお話。

TVで拝見したPORSCHEさんCMに、思わず目が釘付けになってしまった私……………

 

ソノCMは、高速走行する『 PORSCHE 911 』の激しく揺れる“リヤ ウイングのみ”をクローズアップで捉えており、ナレーションもBGMも文字情報も一切無し。当時は空冷式だった『 PORSCHE 911 』の乾いたエンジン音だけが大音量で響き渡り、最後に画面がブラック アウトすると、中央にシンプルな字体で“PORSCHE、誰にも似ていない”と表示されました。

渡仏前に自動車メーカーさんCMを何度もやらせて頂きましたが、我が国の自動車メーカーさんCMは、どちらかと云えば俳優さんをメインとした作品や、スペック等のアピール ポイントを説明する作品が殆どでありました……………

“イメージのみ”で完結した上に、“PORSCHE”と云う自動車メーカーの特徴を充分に表現したコノ秀逸なCMは、私にとって正にエポックメイキングな企業広告で御座いました。

 

帰国後に某自動車メーカーさんスタッフとお酒を御一緒した席で、例の『 PORSCHE 911 』CMについてお話をしましたら、広報のお方曰く「ウチもヨーロッパ向けCMでは“イメージ寄りの作品”を展開しておりますが、国内向けCMでソレをやってしまうと、株主さんや下請け企業さんから“もっと分かり易いCMを作って欲しい”と言われてしまうんですよ。」との御言葉……………

ジャパンとヨーロッパでは広告を取り巻く環境が著しく違いますし、世界的なCM(広告)コンペティションに於いて、見事にグランプリを獲得したジャパニーズCM(広告)も数多く存在致します。よって双方を単純に比較して云々するべき事柄では御座いません。但し“自動車CM”に関する限りは、俳優さんの魅力を前面に押し出したり、あるいはアピール ポイントを詳しく説明するジャパニーズCMを見慣れた方々にとって、ヨーロッパ自動車メーカーさんCMは、極めて新鮮に感じられるかと思います。

そこで本日は、そんな“イメージCM模範例”を御紹介致します……………

 

『 PORSCHE 911R 』

時代は随分と変わりましたが、やはりPORSCHEさんCMのインパクトは相変わらず鮮烈であります。特に“宇宙一強力なブレーキ”と呼ばれるストッピング パワーと、“RR(リヤエンジン、リヤドライブ)”のメリットを最大限に発揮したロケットスタートにより、『 PORSCHE 911R 』の魅力を巧みに表現した作品で御座います。

 

『 Mercedes-Benz SLK 』

ニコ ロズベルグさん(元F1 ワールド チャンピオン)を起用した本作品は、“映画仕立ての艶っぽい演出”を用いながら、運動性能上最大の基本である“走る、曲がる、止まる”をスタイリッシュに表現しております。

 

https://youtu.be/A3SXSOOcqnE

『 BMW M4 』

ジャパンだったら間違いなく“危険運転を誘発する”との理由で、大問題となってしまう“誠にスキャンダラスな作品”で御座います。過去に当ブログでも取り上げましたが、BMWさんは今やAppleさんと並ぶ“世界で最も進歩的な企業”の感があり、豪華絢爛な製作陣を使ったショート ムービーやユーモラスな広告写真のアプローチを見る限り、“表現力とイメージングに長けた企業の代表格”と言っても過言ではありません。

 

 

 

結局のところ、詳しく説明するよりも“イメージ”で五感に訴えた方が、ポリシーがより明確に伝わるのが自動車(特にスポーツカー)広告であると、改めて実感した訳でありますが、“ブランド イメージを決定するのは、企業側ではなくお客様(消費者)側である”点をPORSCHEさん、Mercedes-Benzさん、BMWさんは良〜〜く解っていらっしゃるんだと思われます。

 

ところで以下の広告は、2014年にケッコー話題となったBMWさん広告であります。

“パチモン(BMVV)ではなく、BMW純正パーツのみ御使用下さい”というメッセージを、“遊び心満載”で表現した実に愉快な企業広告かと……………

 

 

最後に、BMWさんへ変態オッサンから“切実な御願い”が御座います!

“純正パーツのお値段”を、もーチョットお安くして頂けませんか?……………

 

 

 

 

( 写真は全てネットから拝借。)

近代F1史上最大の衝撃 ……

本日は冒頭から引用で失礼致します(以下引用)。

 

【「フェミニストたちのせいで、私たちは職を失った」 F-1グリッドガール廃止で論議 】( J CAST ニュース )

フォーミュラ・ワン(F-1)が、2018年のシーズンからグリッドガールを廃止することを、2018年1月31日、公式サイトで発表した。 F-1側は廃止の経緯について、グリッドガールが「ブランドバリューにそぐわず、現代社会の規範と調和しない」と説明しており、その背景には「女性差別」批判があった。一方で、こうした批判に対する反発もあり、廃止の是非について議論が巻き起こっている。グリッドガールはレースクイーンとは異なり、レースが始まる前に参加車の前に立ち、それぞれのナンバーやドライバーの名前を掲げる女性のことで、F-1では長く伝統として親しまれてきた。( 2018年2月1日 )

 

 

先ずは、ココで云う「 グリッド ガール 」をチョットだけ詳しく説明致しますと、F1の様な“国際トップクラス モーター レース”に於いて、主催者側の“冠スポンサー(大口筆頭出資者)”がレース毎に雇用して、ギャラをお支払いするイメージ ガール(コンパニオン ガール)が「 グリッド ガール 」さんでありまして、我が国で一般的な所謂「 レース クイーン 」とは雇用形態が若干異なります。「 レース クイーン 」は主に国内レースを主戦場とするレーシング チームが自ら雇用して、レーシング スタッフの一員として年間スケジュールを転戦同行する、謂わば“チーム スタッフ一体型”イメージ ガール(コンパニオン ガール)が「 レース クイーン 」さんであります。

故に過去の『 F1 GRAND PRIX IN JAPAN 』では、“冠スポンサー無し=グリッド ガール無し”という誠に寂しいF1グランプリも存在致しまして、ヨーロッパ在住メル友から「自動車先進国&経済大国のジャパンが、“ショボいF1グランプリ”やってんじゃねぇーよ。」と、お叱りメールを戴いた経験が御座います……………

 

 

ハリウッドの超大物プロデューサー、ハービー ワインスティーンさん(65歳)のセクハラ事件が引き金となり、今や世界中で“あらゆるエンタメ業界内セクハラ事件”が重大な問題として扱われております。当然ながらセクハラは決して許されない犯罪であり、一部の隙もなく徹底的に追求するべき事案であります。但し、“フェミニスト”や“反フェミニスト”双方の御意見が、充分に討論されなければフェアではありません。そしてソノ問題が重大であればこそ、“持ち込むフィールド”を慎重に選ぶ必要があると私は考えます。

例えばこんな調子で万事が進めば、パリ『 クレイジー ホース 』や『 ムーラン ルージュ 』名物の“伝統芸能 ”であるフレンチ カンカンや、“アメリカン BARカルチャー”としてのポールダンスも、やがて“セクハラ”を理由として廃止されると思われますし、挙げ句の果てには“世界4大ミスコンテスト”と呼ばれる「 ミス・ユニバース 」「 ミス・ワールド 」「 ミス・インターナショナル 」「 ミス・アース 」も廃止されてしまうのでは?と、つい心配になってしまいます!

そもそも、現F1興行主のリバティ メディア(CEO チェイス キャリー)さんは、アメリカのTV系企業であり謂わば“エンタメのプロフェッショナル”で御座います。ですから“「 グリッド ガール 」と「 グリッド ボーイ 」を交互に配置する”とか、奇抜でインパクト大の作戦で対処して頂きたかったと思います……………

 

実際のところ、前F1興行主さんは極めて否定的御意見を仰っております(以下引用)。

 

【 グリッドガール廃止は「上品ぶっている」、F1元興行主が批判 】( JIJI . COM )

フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)でレース前に広報などを行う「グリッドガール」の廃止が決まったことについて、元興行主のバーニー・エクレストン(Bernie Ecclestone)氏は1日、「上品ぶっている」と批判した。先月にはダーツ界でも、試合前にプレーヤーが女性同伴で歩くことを禁止するという同様の動きがあった。F1ではグリッドガールがチームのプラカードを掲げたり、レース前にマシンで待機しているドライバーに傘をさして立ったりする光景が当たり前となっていた。しかし、フェミニスト団体などは、スポーツ界が女性を単なる「飾り物」として扱い、依然として男性優位の競技の世界では、女性選手の立場を真剣にとらえていないと訴えてきた。( 2018年2月2日 )

 

 

 

ところで、変態オッサン子供時代のお話。

『 ボクシング 世界タイトルマッチ 』TV中継で、ラウンド毎にプラカードを掲げてリングに上がる“水着のおねぇさん(ラウンド ガール)”に対して、ヒジョーに違和感を感じた私は、父親に「あの“水着のおねぇさん”って、一体何の役に立っているの?」と尋ねましたら……………

父親は「こーいう“特別な試合”はね、チケット代が物凄く高いんだよ。だから色んな楽しいサービスが必要なんだ。あの“水着のおねぇさん”は、会場を“楽しい雰囲気にする大事な役割”を果たしているんだよ。」と答えてくれました。

 

もし父親が生きていたならば、おそらく「これでF1も死んだな。」と言ったかも知れません……………

 

 

 

 

( 写真は全てネットから拝借。)

 

 

 

 

それでも写真は真実を写し続ける ……

“超有名報道(ドキュメント)写真家”のロバート キャパ (  本名 : Friedmann Endre Erno / ハンガリー , 1913〜1954 )さんによる、余りにも有名な出世作品『 崩れ落ちる兵士 ( Falling Soldier ) 1936 』……………

 

 

“銃弾を受けた瞬間の兵士”を捉えた誠にショッキングな本作品は、絵画の『 ゲルニカ / ピカソ 1937 』と並んで、長年に渡って“反ファシズム シンボル”として輝き続けました。正に“歴史に残るアイコン フォト”と呼んでも差し支えのない逸品で御座いましたが……………

コレが何と“コケそーになっただけの訓練兵士”を撮影したモノであり、撮影者も実はロバート キャパさんではなく、同行したゲルダ タローさん(当時の恋人)が撮影した作品だったという“真事実”が最近になって発覚。

かと言って、ロバート キャパさん全ての作品がコノ様な“捏造作品”ではありません。他にも素晴らしい作品を数多く残していらっしゃいますので、本件が即ち、ロバート キャパさん自体の評価を著しく下げるファクターとはなり得ないと思われます。但し、約70年間も写真ファンのみならず世界中の報道関係者を騙し続けたのは、はたして“クリエイター”として如何なものかと……………

 

因みに私がヘアメイク時代、大変お世話になった某有名写真家さんは、かつて「オレは元々“報道写真家”だったが、報道写真やドキュメント写真でさえ“ある種の演出”が加えられている場合がある。写真は“真実を写す”と書くけれども、実際には“いつも真実を写しているとは限らない”という前提で鑑賞するべし。」と教えて下さいました。

ヘアメイク時代は主にファッション フォトやアドバタイジング(広告) フォトに携わった私は、廃業して“早19年”も経過致しましたが、ファッション フォト並びにアドバタイジング フォトを、未だに客観視して純粋に楽しむのが苦手であります。故に報道写真、ドキュメント写真、静物写真etc.を注視する機会が増えました。

 

ハリー ベンソン ( 本名 : Harry James Benson / スコットランド , 1929〜 )さんはニューヨーク在住の“超ベテラン報道(ドキュメント)写真家”でありますが、有名ミュージシャン、スポーツ選手、俳優等所謂セレブの方々を被写体とした作品もケッコー有名であり、謂わば“報道(ドキュメント)を主軸としたオールラウンダー フォトグラファー”で御座います(以下引用)。

 

 

【 20世紀から21世紀まで、時代をとらえた16の写真 】( Buzz Feed NEWS )
ビートルズから歴代米大統領まで、88歳の写真家ハリー・ベンソンがとらえた世界

1950年代以降、写真家ハリー・ベンソンは、近代史における数々の歴史的瞬間と多くの重要人物を写真に収めてきた。ビートルズからエイミー・ワインハウス、アイゼンハワー以後歴代のアメリカ大統領まで、ベンソンの写真は被写体を間近でとらえ、その素顔に迫ることで知られる。

そんな姿勢を象徴するのが、1968年6月5日、ロバート・F・ケネディが撃たれた瞬間、そのすぐ横に立っていたという有名な話だ。恐怖を覚えながらも、目の前で起きた衝撃的なできごとを精細かつ確実にカメラでとらえた仕事は、彼の代名詞にもなっている。ベンソンが生涯をかけて手がけてきた仕事をまとめた近刊『Harry Benson: Persons of Interest』では、スコットランド時代の若き写真家だった初期の写真から、最近のアメリカ大統領選をとらえた写真までを通じ、その歩みを振り返っている。( 2018年1月28日 )

『 PERSONS OF INTEREST / HARRY BENSON  2017 』

 

『 モハメド・アリ。メイン州ルイストンで。1965年5月25日 』

『 2001年9月11日のニューヨーク 』

『 クリントン夫妻。アーカンソー州リトルロックの州知事公邸で。1992年 』

『 ロナルド・レーガン大統領とナンシー・レーガン大統領夫人。ホワイトハウスで。1986年 』

 

 

上記作品中『 2001年9月11日のニューヨーク 』は、正直なところ“ヒジョーに痛みを伴う極めて特別な作品”でありますが、ハリー ベンソンさん作品から漂うイメージには内面の優しさ、意志、覚悟と云った“ヒューマニズム満載”で御座いまして、他の“報道(ドキュメント)写真家”さんとはある種異なる“独特の香り”が感じられます。そしてソノ香りは何故か、“常に真実を写しているのでは?”と思わせてくれる気が致します。

例えるならば、私の様な変態オッサンであっても“文学的気分で向き合える見事な作品群”なのでありまして、ソレこそが“ハリー ベンソン テイスト”なのかも知れません。

 

 

ところで、等サイト ブログ部門の超有名人である“ヘンテコな髪型のオッサン”で御座いますが、もし“ハリー ベンソン テイスト”に従うのであれば……………

失礼ながら下記作品は、ドナルド トランプさんが“昔から頭とセンスの悪いお方”であったのを裏付ける証拠かと思われます!

 

『 ドナルド・トランプ。ニュージャージー州アトランティック・シティで。1990年 』

 

 

 

( 写真は全てネットから拝借。)

 

 

 

1年で変わった事、変わらなかった事 ……

私は旧ブログ時代から一貫して、“ヘンテコな髪型のオッサン”ドナルド トランプさん不支持を貫いております。

ドナルド トランプさんは“超一流の実業家”であり、“一流の悪役エンターテイナー”でありますが、アメリカ合衆国大統領としての“ライトスタッフ(正しい資質)”は全く持ち合わせておらず、御就任後の言動や行動から判断するに“頭もセンスも悪いオッサン”として、不快極まるニュース映像の連発で御座います……………

但し、当ブログ プロデューサー“秀津風親方さん”も御指摘でありますが、些細ながら着実に変化(進歩)した点もあります。よって本日は、御就任1年を機会に『 ドナルド トランプ アメリカ合衆国大統領 』を客観的に振り返ってみたいと思います。

 

『 ドナルド トランプ アメリカ合衆国大統領 』誕生の背景には、“既存システム変更の為ならば体制問わず”という世界的ムーブメントがありました(例 : イギリスのEU脱退)。そーやって誕生した「 トランプ政権 」は、期待と不安を同時に併せ持っていた訳であります。

 

✳️ 期待 / ウォール街とツーカーである(よって景気が良くなるに違いない)。

✳️ 不安 / 政治のド素人である(しかも周辺は敵だらけ)。

 

そして1年間、やたらと過激な発言並びに行動が際立った末に(以下引用)……………

 

 

【 トランプ大統領就任1周年で、女性たちが大規模デモ ⇒トランプ氏「デモ日和だ!」】( HUFFPOST )

ドナルド・トランプ氏の大統領就任1周年を迎えた1月20日、アメリカ各地でトランプ政権への反対を表明する大規模なデモ「Woman’s March(女性たちの行進)」が開かれた。ワシントンD.C、ニューヨーク、ロサンゼルスをはじめとするアメリカ全土で250以上のデモに、100万人以上が参加したと見られる。

2017年、ハリウッドの大物プロデューサーから受けたセクハラを有名女優らが告発したことに端を発する「#MeToo」ムーブメントなどに後押しされ、今年も大きな盛り上がりを見せた。ニューヨークでデモに参加した30歳の女性は、ハフポストUS版の取材に対し「今年のデモは去年のものとも違うように感じます。#MeTooのムーブメントでセクハラや性的暴行の被害者にも光が当たっている。だから去年よりもっと強い怒りがある」と話した。ロサンゼルスでデモに参加した女優のナタリー・ポートマンさんは、集まった人々にスピーチを行い「昨年は革命のはじまりだった。今年は、ここにいるあなたたちのおかげで大きなうねりになっている」と述べた。( 2018年1月22日 )

 

 

 

 

結果的に“ヘンテコな髪型のオッサン”は、全米の“女性とマスコミ”を敵に回してしまいました。“女性とマスコミ”を敵に回して成功した国際的リーダーは、近代史に於いて殆ど存在致しませんので、ドナルド トランプさんは既に“崖っ淵”に立たされており、加えて足元の側近スタッフさえ不安定で信頼度が低い現状。

相変わらず、任期満了を待たずに“罷免される可能性大”で御座います。

そもそも、“手紙&電話”をメイン ツールとしていた世代のドナルド トランプさんが、Twitterを駆使して国民にメッセージを送る手法は、就任直後の話題作りとしては巧みなパフォーマンスでありましたが、就任後1年を経過しても尚“暴言発信ツール”としてTwitterにハマっているオッサンに対して、“アメリカ合衆国大統領として、ホンマにダイジョーブかいな?”と心配する声が多くて当然かと……………

つまり今現在のドナルド トランプさんは、“今後も景気が良くなるに違いない”という一雫の望みだけで支持されているのであり、今後“起死回生のスマッシュ ヒット”が無ければ試合終了(反則負け)かと思われます。

 

 

 

 

因みに、昨年末ニューヨークを訪れた知人による「“街全体のフレンドリーさ(人懐っこさ)”が、以前に比べて減少した様に感じた。」との御言葉が、ヒジョーに気になる変態オッサンであります。

このままで大丈夫かニューヨーク?と云うか、このままで大丈夫かアメリカ合衆国?……………

 

ところでプロレスには、スター性のある“ヒール(悪役)”と“ベビーフェイス(善玉)”が必要であります。ドナルド トランプさんは“一流のヒール”でありますが、ファン(国民)から求められている要素が満たされなければ、タイトルマッチの挑戦権は永遠に得られません。

そこで、“我が国を代表するヒール”小池百合子さんと「 国境なきヒール軍団 」を結成して、是非とも国際政治フィールドで大暴れして頂きたいと思います!

 

 

 

( 画像は全てネットから拝借。)

 

 

デザイン新時代 ……

1970年代〜1980年代はピニンファリーナ ( Pininfarina : 1930〜 )、ベルトーネ ( Bertone : 1912〜 )、イタルデザイン ( Italdesign : 1968〜 )etc.所謂“イタリアン カロッツェリア全盛期”でありました。当時のカロッツェリア(イタリア語で「 高級馬車 」の意)は自動車のデザインを主として、場合によっては自らボディーを製造したり、他メーカーで製造されたシャーシにボディーを架装したりと、高級自動車生産に於ける最も重要なパートを担っておりました。

よってカロッツェリア エンブレムは、自動車メーカー エンブレム以上に誇らしげに輝き、“何処のカロッツェリアでデザインされたか?”が、車の極めて重要なステータスを決定していたので御座います。

 

 

時代は変わって、ピニンファリーナさんは2015年“インド大財閥”マヒンドラ グループに買収され、ベルトーネさんは2009年“イタリア最大手自動車メーカー”フィアット グループに買収され、イタルデザインさんは2010年“世界最大手自動車メーカー”フォルクスワーゲン グループに買収されてしまいました。

因みに、買収自体は別にネガティヴ ファクターではなく、むしろ進歩的(発展的)ファクターと捉える事も出来ますが、問題は“自動車業界に占めるデザインの役割”が、以前に比べて大きく変化した点にあるかと思われます……………

御存知の様に、自動車はエンジンを主軸に排気系、電気系、その他膨大なパーツで複雑に構成されております。特に高性能スポーツカーを設計する際には、エンジン レイアウトや空力特性のプライオリティー故に、デザインは事前にある程度決まってしまいます。つまり外部のデザイン専門機関に委託するよりも、“コンセプトを熟知した社内デザイン部門”でデザインするメリットが、1970年代〜1980年代に比べて大幅にアップしたのであります。

 

特に顕著な例として挙げられるのは、ランボルギーニさんとBMWさんのデザイン アプローチで御座います。

とりわけ2000年以降のBMWさんは、ヒジョーに“攻めたデザイン”が特徴であり、モーターショーで発表したプロトタイプ等を“殆ど変わらぬデザイン”で市販車として発売し、世界中の“ビマー ( Bimmer : BMW愛好家の総称 )”から圧倒的支持を受けております(以下引用)。

 

 

【 BMW i8ロードスターはLAで正式デビュー! 】( LE VOLANT CARSMEETweb )

BMWはロサンゼルス・オートショー2017において、プラグインハイブリッドスーパースポーツの新型「BMW i8ロードスター」をワールドプレミアするとともに、フェイスリフトを受けた「BMW i8」を発表した。市場導入は2018年5月からを予定している。

プラグインハイブリッドシステムは、1.5リッター直3ターボエンジン(231ps/320Nm)とモーター(143ps/250Nm)の組み合わせにより、システム出力374psを引き出す。0-100km/h加速4.6秒をマークするi8ロードスターは、15秒でルーフの開閉が完了するほか、50km/h以下であればルーフ開閉操作が可能だ。EV後続距離は53kmで、ハイブリッド燃費は47.6km/L。なおEV時の最高速は120km/hをマークする。( 2017年12月6日 )

https://youtu.be/wUeXdQXLEH4

『 BMW i8 オフィシャル プロモーション ムービー  2017 』

 

 

プラグイン ハイブリッド システムとエアロダイナミクスを最大限に活かして、かつインパクト強大のスタイリッシュ デザインに昇華するのは、外部のデザイン専門機関では実現不可能であり、正に“社内デザインの傑作”と呼びたい魅力的なプロポーション!

 

 

ところで、BMWさんの全車種が“重量配分(前後比) 50:50”を実現しており、自動車評論家の方々が「FRでもBMWだけは決してケツを振らない。BMWでケツを振るのは、“安いタイヤを履いている証拠”だ。」と仰いますが、ソレは飽くまでも“乾燥路面”でのお話……………

私は“1998年製 BMW Z3”を愛用しております(冬タイヤはBRIDGESTONE装着)。

例年よりも寒さがヒジョーに厳しい本年のHOKKAIDO。路面は常に“スケートリンク状態アイスバーン”であります。

 

したがって、毎日の様に“ケツを振りまくって走行中”の変態オッサンで御座いました……………

 

 

 

 

( 画像1〜9は全てネットから拝借。画像10は自身のインスタグラムより。)

本年度オススメ作品 第1弾 ……

突然ではありますが、皆さんは『 ファーゴ ( Fargo ) / 監督 : ジョエル コーエン ( Joel Coen )  1996 』を覚えておりますでしょーか?……………

 

 

“ジョエル&イーサン コーエンさん兄弟”脚本による本作品は、ノースダコタ州を舞台とした狂言誘拐サスペンス ストーリー。映画冒頭の「コレは実話である。」というワード自体が演出(実話ではありません)という、ある種“寒〜い”傑作フィクション ミステリー コメディーで御座いました。アカデミー主演女優賞、脚本賞の2部門を制覇して“コーエンさん兄弟代表作品”となりましたが、ソノ作品で女性署長を怪演されて、中毒性の高いマニアックな作品へと導いたのが、名優フランシス マクドーマンド( Frances McDormand : アメリカ , 1957〜 )さんでありました(因みにジョエル コーエンさんの奥様)。全く異論を唱える余地無しの、アカデミー主演女優賞受賞だったと記憶しております。

 

そんなフランシス マクドーマンドさん主演の最新作が、2/1(木曜日)から我が国でも公開されます(以下引用)。

 

 

【 GG賞6部門候補「スリー・ビルボード」予告編公開!娘を亡くした母と警官が対立 】( 映画.com )

第75回ゴールデングローブ賞で6部門にノミネートされたほか、第74回ベネチア国際映画祭(2017年)で脚本賞、同年のトロント国際映画祭でも最高賞にあたる観客賞を受賞した「スリー・ビルボード」の予告編が、公開された。舞台は、米ミズーリ州の片田舎。7カ月前に娘を殺された主婦のミルドレッド(フランシス・マクドーマンド)が、犯人を逮捕できない警察に業を煮やし、抗議のために町はずれに巨大な広告看板を設置。それを快く思わない警察や住民とミルドレッドの間には溝が生まれ、いさかいが絶えなくなっていく。

「セブン・サイコパス」のマーティン・マクドナー監督がメガホンをとり、「ファーゴ」で知られるマクドーマンドのほか、「スウィート17モンスター」「猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)」のウッディ・ハレルソン、「月に囚われた男」のサム・ロックウェル、「ジオストーム」(1月19日公開)のアビー・コーニッシュ、「ゲット・アウト」のケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、「マンチェスター・バイ・ザ・シー」や「レディ・バード」(6月公開)のルーカス・ヘッジズら、豪華キャストが勢ぞろいした。( 2018年1月5日 )

 

『 スリー ビルボード ( Three Billboards Outside Ebbing , Missouri / 監督 : マーティン マクドナー ( Martin McDonagh )  2017 』 ( 2月1日から全国ロードショー。)

 

 

勉強不足の変態オッサンは、監督のマーティン マクドナー ( Martin McDonagh : イギリス , 1970〜)さんを存じ上げませんでしたが、劇作家(舞台劇脚本家)としてのデビュー作が、何とローレンス オリヴィエ賞にノミネートされた若き天才で、2005年に映画界に進出後も、脚本並びに監督作品が既にアカデミー賞ノミネート経験ありという、正に期待の“中堅本格派”で御座います。

 

 

映画に造詣が深いアメリカ人メル友によれば「マーティン マクドナー独特の暴力表現は、タケシ キタノから多大な影響を受けている。あらゆる意味で少なくとも“今後10年間は目が離せない監督の1人”だと思う。」との御言葉。

何れにしても要注意人物であるのは間違いなく、ひょっとしたら“2018年アカデミー賞主役”となり得る可能性さえも……………

 

 

有能な若手映画監督さんが着実にキャリアを重ね、やがてはメジャーな娯楽大作を手掛けてビッグネームとなり、ハリウッド メインストリームの一角を形成して数年毎にヒット作品を生み出す。映画監督としては“誠に素晴らしい薔薇色の人生”でありますが、低予算インディー系作品と大予算メジャー系作品とでは、そもそも“求められるモノ”や“表現出来るモノ”が大きく異なります……………

失礼を承知で申し上げるならば、私はスティーブン ソダーバーグさんや、ブライアン シンガーさん“デビュー当時の作品”が大好きであります。しかしながら、御二人がお撮りになった娯楽大作は余り好きにはなれません。ソレは言うまでもなく“個人的趣味”によるところ大でありますが、やはり己の芸風によって“インディー系向きの監督さん”と、“メジャー系向きの監督さん”が確実に存在するかと思われます。

そんな中で“超一流マイナー テイスト”を徹底しながら、娯楽大作とは距離を置いて独自の映像表現を追求し続ける、デビッド リンチさんの様なクリエイターは極めて少数なのが現実で御座います。

 

 

 

もしも、マーティン マクドナーさんが予想通り有能なお方なら、“私にとっての賞味期限”は今後10年以内かも知れません……………

個人的には、“デビッド リンチさん路線”を辿って頂きたいと切に願います!

 

 

 

( 画像は全てネットから拝借。)

 

2018年もROCKな年で ……

誠に“摩訶不思議で縁起の悪い(?)”2018年初夢。

《 旧友である当ブログ プロデューサーの“秀津風親方さん”、“札幌のジェフ ベックさん”etc.とバンドを組んで、地方のロック フェスに出演致しましたが、何とMCさんに我々の存在が伝わっておらず、ステージに登場したら全ての観客さんが既にお帰りでありました。仕方がないのでライブ レコーディングを敢行。“秀津風親方さん”が後処理で歓声&拍手音を合成して、数ヶ月後に「 ライブ イン ジャパン 」として発売する運びとなりました…………… 》

旧ブログ時代に“全ての夢には見るべき理由がある”と申し上げましたが、昔の飲み仲間だった某精神科医さんによる持論で御座います。

今回、そんな“奇妙キテレツな夢”を見た理由として思い当たりますのは、昨年末に【 伝説のライブパフォーマンスを伝える最も有名な24枚の写真 】( BuzzFeed News , 2017年12月22日 )という記事を拝見致しましたので、ソレによる潜在意識的な影響があったのかと思われます……………

 

何故ならば、最近は有名ミュージシャンのお方が一流ファッション誌カバーを飾る機会も多く、“カッコイイ(美しい)ミュージシャンが増えたなぁ”と感じておりましたが、BuzzFeed News記事で改めて“ミュージシャンはライブ フォトが最も神々しい”と再確認したからで御座います。

そこで本日は、初夢の原因“歴史に残る名作ライブ フォト”から数点を御紹介させて頂きます。

 

『 ステージ上で気絶するジム モリソンさん ( ドアーズ )  1968 』

ジム モリソンさんと云えば、ステージ上でマスターベーションして逮捕されちゃったりとか、“過激なステージングとメッセージ性の強い歌詞”がウリでありました。御大フランシス コッポラ先生とはUCLAの同級生。

 

『 ギターを破壊するピート タウンゼントさん ( ザ フー )  1967 』

ピート タウンゼントさんの他にも、アイキャッチ画像に使わせて頂いたジミ ヘンドリックスさん、ジェフ ベックさん、リッチー ブラックモアさん等、当時はとにかくライブ中にギターを破壊(又は焼却)するのが大流行。所謂“反体制を表現するパフォーマンスの一環”とも考えられますが、破壊する直前に、“MADE IN JAPAN コピー ギター”とすり替えるのがお約束。

 

『 ロバート プラントさん ( レッド ツェッペリン )  1977 』

ロバート プラントさんと云えば、私の中学校〜高校時代に於いて“最強アイドル”でありました。変態オッサンが初めてパーマをかけた際に、ロバート プラントさんの写真を持参して「こんな感じにして下さい。」と頼んだら、何故か“子門真人さんライクな髪型”に……………

 

『 ローリング ストーンズさん  1978 』

ローリング ストーンズさんは本年で“デビュー56周年”。老いてなおエネルギッシュで“完全無敵のジジイ軍団”でありますが、未だハツラツさが残る活動中期の勇姿を捉えた逸品。

 

『 パティ スミスさん  1976年 』

1970年代に“クイーン オブ パンク”と呼ばれ、正にニューヨーク パンクシーンの先駆者だったパティ スミスさん。どちらかと云えば“ユニセックス イメージ”が御座いましたが、ケッコー美しいお方だったんデスねぇ。

 

『 エルビス プレスリーさん  1956 』

説明不要な“キング オブ ロックンロール”エルビス プレスリーさん。実は“アメリカン ロックスターの愛車 = メルセデス ベンツ”だった時代に、BMWを有名にしたお方でもありました(1957年式「 BMW507 」を御愛用)。ボディー カラーを敢えてレッドにしたのは、ファンが“赤い口紅でメッセージを書き込むから”だとか。

 

 

ところで、私は2013年より“美術館も映画館も無い町”に移り住み、本年で早くも5年となりました。よってライブにはスッカリ無縁となってしまいましたが、スピリットだけでも“ROCKな2018年”であって欲しいと切に願います……………

そこで、“ROCKな2018年”のスタートに相応しい始動感(躍動感)炸裂のビデオ クリップを御覧頂きたいと思います。

ローリング ストーンズさん初のカヴァー アルバム『 ブルー&ロンサム ( Blue & Lonesome )  2016 』より、“低予算ながら激クールなビデオ クリップ”で御座います。因みに、街中あちらこちらに登場する“ストーンズ アイテム”にも御注目下され。

 

『 Ride ‘Em On Down / The Rolling Stones  2016 』

 

では、本年も宜しく御願い致します!

 

 

 

( 画像は全てネットから拝借。)

 

 

 

 

永遠のタブー ……

ヘアメイク時代の想い出(1995年頃)。

撮影で意気投合したアメリカ人モデルさんと、撮影後に“六本木へ繰り出そ〜ゼェ〜”となりました。彼は初来日でありましたので、ジャパン撮影業界のしきたりや特徴etc.を一通り説明した後に、彼のプロフィール的お話をお聞きしましたところ、御出身は“ニューメキシコ州 ロズウェル”との事……………

“ニューメキシコ州 ロズウェル”と云えば、『 ロズウェル事件 』で余りにも有名な場所で御座いますので、ソノ件に関して質問致しましたら「世界中何処へ行っても、オレが“ロズウェル出身”と言った途端に、皆んなUFOの質問しかしねぇ〜んだよなぁ。」と若干嫌がりながらも、地元の興味深いお話を色々と話して下さいました。

 

『 ロズウェル デイリー レコード紙  ( 1947年7月8日 ) 』

 

先ず『 ロズウェル事件 』を雑にオサライさせて頂きますと、ロズウェル陸軍飛行場の公式プレス リリース(1947年7月8日)に於いて「第509爆撃航空群職員が、ロズウェル近郊の牧場から“破損した空飛ぶ円盤(Flying Saucer)”を回収した。」と正式発表。世界中が正におったまげましたら、直後に「第509爆撃航空群職員が先日回収したのは、“破損した空飛ぶ円盤(Flying Saucer)”ではなく、“破損した気象観測用気球”だった。」と再発表致しました。

ソノ後数十年に渡って、多くの関係者による証言や様々な画像が提供され、全世界的にケッコーな話題となりました。1997年6月24日、アメリカ空軍総司令部が「1947年にロズウェル近郊の牧場から回収された物体は、“極秘の調査気球”であった為に大きな誤解を招いた。」との公式報告書を発表して、事件は一応“公の終了”となりました。

因みに、一部の関連公式書類は情報開示請求によって公表されましたが、殆どの部分が“誤字&脱字多し”との理由で黒塗りブラインド状態であり、全くの“意味不明ドッチラケ書類”で御座いました。はたして、そんなに誤字&脱字が多いアタマの悪いお方が、“天下のアメリカ国防機関”に御就職可能なものでしょーか?……………

 

 

 

ところで私は、過去に3回“UFOらしき物体”を肉眼でハッキリと確認した経験が御座います。1970年代〜1980年代のお話でありまして、当時は“カメラ付携帯電話”出現以前故に、証拠写真不在なのが残念でなりませんが、それぞれの“UFOらしき物体”に限りなく類似した画像を、やっとこさネット検索で発見致しました……………

 

『 1975年頃、中学校の帰り道に学校付近で目撃した“UFOらしき物体”に限りなく類似した飛行物体 』

『 1980年頃、散歩中に自宅近所で目撃した“UFOらしき物体”に限りなく類似した飛行物体 』

『 1985年頃、ロケ帰りにパリ郊外で目撃した“UFOらしき物体”に限りなく類似した飛行物体。所謂“アダムスキー タイプ” 』

 

 

南米チリ政府はUFOの存在を公式に認めておりますが、主な先進主要国では以下の理由によって、UFO並びにエイリアンの存在を永遠に認めないのでは?と思われます。

✳️ 1 ) カトリック及びプロテスタント信者多数の国家が、UFO並びにエイリアンの存在を認めてしまうと、あらゆる側面で“宗教観の変更”を余儀なくされてしまう。

✳️ 2 ) 税金を高額軍事費に費やしている国家が、UFO並びにエイリアンの存在を認めてしまうと、“高額軍事費を注ぎ込んでも敵わない強敵”を認めた事になってしまう。

唯一の望みは、ヒラリー クリントンさんが「もしアメリカ大統領になったら、UFO並びにエイリアンの情報を全て公開します。」とマニフェストで仰っておりましたが、御存知の様に“ヘンテコな髪型のオッサン”にアッサリと負けてしまい、遂に唯一の望みも完全消滅してしまいました。

 

ところがコノ度、2017年を締め括るに相応しい“ビッグ ニュース”が、先日アメリカから到着(以下引用)……………

 

【 米国防総省の極秘調査から出てきたUFO映像 】( Newsweek )

<UFOやエイリアンの脅威を信じた米上院議員らの提案で発足したプロジェクト>

米国防総省に、未確認飛行物体(UFO)と地球外生命を調査する極秘のプログラムが存在したことがわかった。米軍兵士の目撃情報も明らかになった。国防総省によれば、この「先端航空宇宙脅威特定計画」は発足から5年後の2012年に終了したという。ニューヨーク・タイムズ紙が12月16日に明らかにしたこの計画は予算の打ち切りと共に終了したと国防総省は主張するが、支持者たちはまだプログラムは存在すると言う。以下は、今回明らかになった資料に含まれていた奇怪な目撃情報の一部だ。

UFOの目撃情報を調べるため、ラスベガスのビルを改築し、UFO由来とみられるあらゆる物質を保管できるようにした。報道によれば、合金やプラスチックが含まれているという。またこのビルの一画には、これらの物質に接触することで肉体的精神的な変化を体験したという人々を調べる場所もあった。この施設では、見たところ推進装置も揚力もないのに空中に浮いている飛行物体も目撃されている。( 2017年12月18日 )

 

『 アメリカ海軍機による撮影映像 ( 撮影日時その他詳細不明 ) 』

 

 

2017年も残り僅かとなってしまいましたが、2018年コソはUFO並びにエイリアンの情報公開が、例え僅かでも進展する事を切に願う変態オッサンでありました……………

当サイト プロデューサーの“秀津風親方さん”、当ブログの数少ない読者さん、そして世界中のメル友さん、本年も誠に有難う御座いました。

では皆様、良いお年をお迎え下さいませ!

 

 

 

( 画像は全てネットから拝借。)