写真散歩 ……

心臓弁膜症という病気になってから、PM8:00には寝てしまう習慣が身に付き、以前の様なブログ記事が書き難くなってしまった変態オッサン。

東京に住んでいた頃から写真が趣味だった私は、30年以上に渡り“熱心なNikonユーザー”でありましたが、北海道ド田舎のスナップ フォトを撮るに当たり「デジカメの命はイメージセンサーなので、“イメージセンサー世界一”のSONY製カメラが世界一なんじゃねーの?」と思った訳でありまして、2年前に無理して「α7II」を購入してみたら、コレが小型軽量でLEICAに迫るミニマル デザイン。加えて“超高性能”で凄いの何のって……………

個人的な感想としてNikonは天然色、Canonは理想色、対してSONYは独自の“SONY色”。赤と青の表現力は間違いなく“世界一美しい”と感じますが、ソノ代わりに肌色の表現力がイマイチ。但し、極めて“中毒性の強い色調”故に熱心なファンが多いのも肯けます。スッカリ“SONY菌”に感染してしまった私は、サブ機として「RX100」まで購入してしまいましたら、1型センサーにも拘らず「君ってAPS-Cだっけ?」とツッコミたくなる程の、謂わば“手のひらサイズ超高性能”。

通勤バッグに入れて毎日持ち歩き、バイト帰りに夕陽撮ってますわ。

そんなこんなで、本日は最近撮影したスナップ フォトの一部を御紹介したいと思います。

そんでもって、RX100で撮った“夕陽シリーズ”がコレ。

「写真散歩」……………

健康にも良いので是非ともオススメ致します!

( 写真1〜6は「α7II+Carl Zeiss Sonnar FE2,8/35」、写真7〜9は「RX100」で撮影。 )

フルサイズ ミラーレス三つ巴時代 ……

2018年後半にNikonさんから「 Z7(及びZ6) 」、Canonさんから「 EOS R 」という“フルサイズ ミラーレス”が発売され、先行していたSONYさんの「 α9(及び7シリーズ) 」と謂わば“三つ巴真っ向勝負”に突入致しました。

NikonさんとCanonさんの参戦から数ヶ月しか経過しておりませんので、コノ時点で“シェア云々”を比較するのは意味がありません。加えて、コノ3機種に関しましてはプロ カメラマンがスペック、画質etc.を比較したレポートがネット上に氾濫しております。

よって本日は、私が約3ヶ月間「 SONY α7II 」を使用した感想や「 Z7 」、「 EOS R 」を購入したメル友の御意見を中心に、独断と偏見に満ちた“ド素人なりの解析”をさせて頂きいと思います。


「 SONY α9 」

❇️ SONYさんの場合。

フィルムカメラの“フィルム”に相当する部分が、デジタルカメラに於いてのイメージ センサーでありますが、SONYさんはソノ分野で現在“世界を圧倒”しております。つまり、“中判カメラの超名門”ハッセルブラッドさん ( Hasselblad : スウェーデン , 1841〜 ) 中判ミラーレス カメラから、各社コンパクト デジタルカメラに至るまで、“世界中の一流メーカー”がSONYさん製イメージ センサーを採用している訳であります。

しかしながら、旧KONIKA MINOLTAさんを吸収合併したとは云え、SONYさんは飽くまでも“カメラが得意なエレクトロメーカー”に過ぎません。よってNikonさんやCanonさんが持つ“プロフェッショナル ツールとしての信頼性”や、“カメラメーカーとしてのカリスマ性”には遠く及ばず、故にデジタル一眼レフでの“直接対決”を避けて、“フルサイズ ミラーレス”に活路を見出したのが賢明な選択で御座いました。


「 Nikon Z7 」

❇️ Nikonさんの場合。

Nikonさんは“職人気質”が強い企業であり、米軍、NASA、ロシア科学アカデミー等の“ハイレベル 特殊クライアント”を顧客ラインナップに連ねる“硬派専門集団”でありますが、“キング オブ 一眼レフ”のプライドが災いして、“フィルムカメラからデジタルカメラへの移行”に躊躇し、Canonさんに追い越された苦い経験があります。

世界中のNikonフリークが“Nikon初 フルサイズ ミラーレス”に期待したのは、Nikonさんらしい“無骨で強固なボディー”と“恐ろしく表現力に優れたレンズ”だったのではないでしょーか?……………

ー「Nikon Z7は何の不満も無い素晴らしいカメラだけど、ソノ代わりに何の驚きも無い。」by “某イギリス人メル友” ー

もしも「 Z7 」が、動画機能や手ブレ補正その他を一切取っ払った“スパルタンなカメラ”だったら、SONYさんとNikonさんの勝負が一層興味深い展開になったのでは?と思いますが、実際の「 Z7 」は、“SONYさんから遅れた5年間”を取り戻しただけの機種、そんな印象が致します。


「 Canon EOS R 」

❇️ Canonさんの場合。

Canonさんは我が国を代表する“商売が巧みな企業”で御座います。 したがって、「 EOS R 」も「 α9 」や「 Z7 」に比べて“お手頃価格(ボディーのみ約19万円)”を一番のウリとしており、おそらく数年を掛けて“買い易いエントリー機”から“数百万円のハイエンド機”で構成された、Canonさんらしい“超充実フルサイズ ミラーレス商品群”を完成させるかと思われます。

特に“マーケティング”に長けたCanonさんですから、アジア諸国から地道にシェアを広げる作戦に違いありません。

❇️ と、ココで若干の総括。

今回発売されたNikonさんとCanonさんのフルサイズ ミラーレス機は、結果的にSONYさんをキャッチ アップする“プロローグ”であり、両社が“本気の反撃”に出るには今暫く時間が必要かと……………

対するSONYさんは、既に9種類のボディー並びに豊富なレンズ バリエーションを網羅しており、多少の売り上げ低下はあったとしても、“フルサイズ ミラーレスのSONY”は今後も継続すると考えるのが妥当と判断致します。

❇️ ところで、SONYさんの問題点。

当ブログで以前もお伝えした様に、Nikonユーザーだった私が、SONYユーザーに転身するのにはチョットした不安がありました。そもそもNikonさんとSONYさんでは、“レンズのねじ込み方向”や“ズームリング、フォーカスリングの回転方向”が逆で御座いますし、他にも色々と勝手が違います。

「 α7II 」を約3ヶ月間使用した感想は、先ず“イメージセンサーの高精細”に感心。そして、昔は“画像が柔らか過ぎる”と毛嫌いしていたCanonさんオールド レンズとの“グッド マッチング”に驚き、父親の遺品「 Canon FD 50mm 1:1.4 」が大活躍するという“誠に予想外の嬉しい事態”に発展。

但し、“ド素人の私”ですら理解不能の単純な欠点も幾つか御座います。

例えば、アイピース接合部分が“ペラペラのプラスチック製”であり、上部に“極めて細いバー”が存在致します。サードパーティ製のアイピースは、サイズ的にタイトな製品が多いので、脱着の際に“ぶっ壊れる可能性大”。

こんな事は“写真を撮る人間”なら気付くハズ……………

“カスタムキー機能”はいかにもSONYさんらしくて便利かと思いきや、どー考えても他のボタン位置やランプ位置が不適切。

こんな事も“写真を撮る人間”なら気付くハズ……………

❇️ 再び総括。

SONYさんのフルサイズ ミラーレス“唯一にして最大の欠点”は、巷で“アンチSONYの方々”が盛んにアピールしている、“マウント径が小さい事”ではありません。

【 左はNikonさん“Z-マウント”55mm、右はSONYさん“E-マウント”46mm。確かに“E-マウント”は口径が小さく、解放F値が明るいレンズの開発は困難。】

失礼を承知で敢えて申し上げますと……………

「 α9(及び7シリーズ) 」は、“デジタル機器のプロフェッショナルが造ったカメラ”であり、決して“写真家が造ったカメラではない”という事実こそ、SONYさん“唯一にして最大の欠点”なので御座います。

❇️ PS : 今後のSONYさんに望む点。

SONYさんが“真の名門カメラメーカー”になれるか否かは、如何に“プロフェッショナル フォトグラファーの本音”を吸い上げて、如何に“素早く商品に反映させるか”に掛かっている。と言っても過言ではありません!

以上、“現在SONYユーザー”の変態オッサンによる“役に立たないレポート”でした……………

【 愛機「 SONY α7II 」: テーマは「 カメラ女子受けするフルサイズ ミラーレス 」……………只今“絶賛迷走中”。 】

( 写真1〜4、7はネットから拝借。写真5〜6、8は自身のInstagramより。)



ヌーヴェル ヴァーグ ……

先日、昔お世話になった恩人(ぶっちゃけたお話、ヘアメイクを“破産廃業”した際に、金銭的援助をして下さった方)から「息子がプロ カメラマンを目指すと言い出した。将来的にローンで返済させるとして、取り敢えずカメラ セットを買ってやろうかなと思う。よって、どのメーカーが良いのかアドバイスを戴きたい。」とのメールあり。

私は「現代のカメラは“光学部分以外全てデジタル”なので、“SONYボディー&LEICAレンズ”が最強セットだと思います。但し、LEICAレンズは高額過ぎるので、先ずはSONYレンズの“ZEISSラインナップ(日本製)”で、単焦点35mm、50mm、そして望遠レンズを揃えてあげれば、学習スタートには充分過ぎる内容だと考えます。」と返信させて頂きました。

ここで若干“補足説明”致しますが、私はプロ カメラマンではなく“ピュアなド素人”でありますが、ヘアメイク時代に、世界的ファッション フォトグラファーの方々とお仕事をさせて頂いた経験に加えて、“老後を見据えた趣味”として最近「 SONY α7II 」を購入した経緯があり、先方はソレを御存知で私に訊ねたのだと思われます。

『 SONY α7II + FE3.5ー5.6 / 28ー70 』

因みに、当ブログで以前もお伝え致しましたが、1980年代のパリで活躍されていた有名ファッション フォトグラファーさんに於いて、35mmカメラに関しては“100%がNikonユーザー”でありました。故に私も、Nikonさんに憧れて長年“Nikonユーザー”であり続けたので御座いますが……………

56歳になったある日、“チョットだけ真面目に写真を撮りたい”と私は考えました。

しかしながら、愛機「 Nikon D300 」は既に“11年落ち”でありますし、APSーCサイズ(35mmフルサイズよりも小さい記録サイズ)なので、“最期の趣味”になるかも知れないライフワーク(?)としては、無理をしてでも新しいカメラを購入しようと決断。

そこで……………

「 “大御所フォトグラファーさん”は、当然ながら膨大なレンズ資産をお持ちなので、一度決めたカメラ メーカーを容易には変更出来ないハズ。つまり“今現在、最もホットなカメラ(メーカー)”は、過去10年以内にデビューした“若手フォトグラファーさん”が、より多く使用しているカメラ(メーカー)ではないか? 」

ネットで調べたり、欧米在住メル友に尋ねたりした結果「SONYのα9が現在最も進歩的なカメラ。“35mmフルサイズ ミラーレス”では、SONYが他メーカーを一歩リードしている。」との最終判断に至りましたが、予算の関係上「 SONY α7II ( しかも不人気の“欧州仕様” ) 」に決定致しました。

正直なところ、SONYさんが“コンパクトカメラ カテゴリーで世界一”なのは認識しておりましたが、“本格カメラ カテゴリー”では、NikonさんかCanonさんが“ド定番”だと信じて疑わない私にとって、“ホントにSONYさんで大丈夫かな?”が本音でありましたが、ディテールや使い勝手でNikonさん、Canonさんに劣る点はあれども、「 SONY α7II 」はデザイン、質感、映像表現etc.何もかもが予想以上に素晴らしく、まるで“全盛期のSONYさんスピリット”を感じさせる様な、“高性能 大人のオモチャ”で御座いました。

『 SONY α7II + FE3.5ー5.6 / 28ー70 』

フィルム カメラからデジタル カメラに変わり、デジタル カメラの心臓部分である“イメージ センサー”は、昔からSONYさんの“超得意分野”。

“旧KONICA MINOLTAさんカメラ部門”を引き継いだノウハウと合わせて、SONYさんがカメラ メーカーの“リーディング カンパニー”になったのは、考えてみれば正に“時代の流れ”かと……………

懐かしいフレーズを使うならば、SONYさんは“カメラ業界のヌーヴェル ヴァーグ”。

❇️ 変態オッサンの“珍予言”。

着実に“電気化”が加速する自動車業界。

ひょっとしたら30年後、自動車メーカーの“リーディング カンパニー”はTOYOTAさんやNISSANさんではなく、AppleさんやSONYさんかも知れません!

( 写真は全て自身のInstagramより。)

MADE IN JAPAN ……

個人的に“MADE IN JAPAN”の偉大さを実感した瞬間(1980年代のお話)。

 

❇️ 1 ) フランス版「 Marie Claire 」や「 ELLE 」等の“超一流ファッション誌”カヴァー フォトを手掛ける某有名フォトグラファーさんが、何とNikonさんのセカンドライン(廉価ブランド)であるNikomatを使用しておりました。驚いた私は、失礼を承知の上で「そのカメラ(ブランド)、ジャパンではアマチュア フォトグラファーしか使いませんよ。」と言いましたら「Nikonは下級機でも“プロ クォリティー”だから全く問題ない。Nikomatは軽くてコンパクトだから、むしろロケにはコッチの方が向いているかも知れない。何れにしても“MADE IN JAPAN”だからね。」

❇️ 2 ) パリコレ等の音楽を手掛ける某有名DJ兼プロデューサーさんが「先日TOKYOで楽器店廻りをしたんだけど、4000フラン(当時のレートで約10万円)以下のギター(アコースティック&エレキ)でも、充分に“プロ クォリティー”なのは驚いた。フランスのギタリストはFenderやGibsonには拘らないので、皆んなに話したら興味津々だったよ。さすが“MADE IN JAPAN”だって。」……………

 

ロック史上に残るライブ レコーディング名盤『 Made in Japan / Deep Purple  ( 1972 ) 』。

 

 

『 Made in Japan ( 日本盤は“Live in Japan” ) / Deep Purple  ( 1972 ) 』

 

 

“Deep Purple元リーダー”ジョン ロードさんが晩年、イギリス音楽誌のインタビューで「何故、アルバム タイトルを“LIVE IN JAPAN”じゃなくて“MADE IN JAPAN”にしたのか?と何度も訊かれたけれど、私には“MADE IN JAPAN”ってワードが近い将来、世界中で“ブランドとして流行する予感”があった。だから敢えて“MADE IN JAPAN”にしたんだよ。」……………

 

 

ジョン ロードさん ( Jon Lord : イギリス , 1941〜2012 )

 

 

結局のところ、ジョン ロードさんの予感は見事に的中。

1970年代〜1990年代の工業製品に於いて、“MADE IN JAPAN”のプレステージと破壊力は誠に凄まじく、特に電気製品とカメラに関しては「ヨーロッパ製品もイイけど“MADE IN JAPAN”じゃないと意味がない。」的なムーブメントが世界中に浸透しておりました。

 

 

『 SONY Radio  ( 1981 ) 』

 

『 SONY Walkman  ( 2代目 : 1981 ) 』

 

『 Nikon F  ( 1959 ) 』

 

『 Nikon F3  ( 1980 ) 』

 

 

時が過ぎて2018年、残念ながら“MADE IN JAPAN”は「 詐称と不信の象徴 」に成り下がってしまったのであります(以下引用X2)……………

 

 

【 日産・スバル「完成検査不祥事」と「カビ型不正」の“恐ろしさ” 】( YAHOO!JAPAN ニュース )

昨年秋以降、日産自動車の無資格完成検査、神戸製鋼のデータ改ざん問題を契機に、大企業をめぐる不祥事が多発している。データ改ざん等の問題は、三菱マテリアル、東レ等にも波及し、多くの素材・部品メーカーで、同様の不祥事が表面化する一方、自動車メーカーの完成検査をめぐる問題は、日産、スバルでの、燃費・排ガス検査をめぐる不適切な検査が明らかになるなど、引き続き社会の注目を集めている。

私は、かねてから、組織の問題行為を、個人の利益のために個人の意思で行われる単発的な問題行為としての「ムシ型」と、組織の利益のために、組織の中で長期間にわたって恒常的に行われる「カビ型」の二つがあることを指摘してきた。( 2018年9月30日 )

 

【 KYB免震改ざん  原発や観光施設も使用 全国に動揺拡大 】( 毎日新聞 )

油圧機器メーカーKYB(東京都港区)とその子会社による免震・制振装置(オイルダンパー)のデータ改ざん問題を受け、両社のダンパーを使った施設を抱える役所や企業は17日、慌ただしく確認作業に追われた。より高い安全性が求められる原子力発電所の関連施設や外国人などでにぎわう観光施設も含まれ、関係者には動揺が広がった。( 2018年10月17日 )

 

 

因みにKYBさんは、第二次世界大戦中の「 零式艦上戦闘機 ( 通称“ゼロ戦” ) 」油圧ダンパーを独占供給していたメーカー。現在は“自動車用ショックアブソーバー”で世界第2位のシェアを誇り、旧車の存続率が不明ながらも、一説によれば“地球上の自動車3.5台に1台”がKYBさん製ショックアブソーバーを装着しているとの試算もあります。

つまり、世界中に甚大な影響を与え得る“MADE IN JAPAN”大失態なので御座います。

 

 

 

 

そこで変態オッサンは考えました。

1970年代〜1990年代、我が国が工業製品で世界を席巻出来た理由は、ライバル(中国や韓国)を気にせず、時間と資金を投入した“モノ造り”が可能だったからであります。ところがソノ後、中国や韓国に対抗して“生産性並びに低コスト”を最優先した結果、諸々のシステムが破綻して、もはや“MADE IN JAPAN”のアドバンテージが完全消滅……………

もし本当に“ジャパン アズ No.1”に返り咲きたいのであれば、“生産性並びに低コスト”で中国や韓国に対抗するのを諦めて、“高技術並びに高級路線”に徹底するしか“生き残る道”は無いと思われます。

 

よって今こそ、“MADE IN JAPAN”を考え直す時期なのは間違いありません!

 

 

『 SONY Xperia Z  ( 2013 ) 』

 

 

❇️⬆️ 「 “MADE IN JAPAN”の先進性と素晴らしさ 」を凝縮したCM。

“モノ造り”に関わる全ての方々に観て頂きたい秀逸な作品。デヴィッド ボウイさんのヴォーカルが泣かせます。

 

こんなCMをジャパンでも放送する様になったら、SONYさんも“完全復活”なんですがねぇ……………

 

 

『 MADE IN JAPAN ー AKIO MORITA and SONY ー / Edwin M.Reingold その他著  ( 1986 ) 』

 

 

 

 

 

( 画像は全てネットから拝借。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミラーレスはボーダーレス ……

「 α ( アルファ ) シリーズ 」はMINOLTAさんが開発した一眼レフカメラ シリーズであり、ソノ後KONICA MINOLTA時代を経て、2006年に“権利及び製造インフラ”がSONYさんへと売却されました。

「 SONY 一眼レフカメラ 」誕生の瞬間であります。

プロ カメラマンの方は多種多様なレンズを所有しておりますが、基本的にソレらのレンズは同一メーカー ボディーにしか装着出来ません。つまり“KONICA MINOLTAユーザー”だったプロ カメラマンの方が、そのまま“SONYユーザー”へと転身した訳で御座います。

しかしながら、我が国のプロフェッショナル ユースに於いてCanonさんとNikonさんのシェアは断トツであり、SONYさんが“トップシェアの一角”に入り込む余地はありませんでした……………

 

そんなSONYさんが“一筋の光”を見い出したのは2017年。

“僅か673g”のライト ボディーに、何と“2420万画素”のイメージ センサーを備えた“フルサイズ ミラーレス一眼”「 α 9 」を発売。約50万円(ボディーのみ)と御立派なプライスにも拘らず、欧米では主にプロ カメラマン並びにハイ アマチュア層の取り込みに成功致しました。

 

 

『 SONY α 9 』

 

 

本来、撮影時にミラーの上下運動を伴わないミラーレス一眼は、故にシャッター作動時の振動が少なく、“次期プロフェッショナル ツール”との呼び声が高かったのですが、やはり“ミラー越しに実像を結ぶ一眼レフ”に信頼を寄せるプロ カメラマンは予想外に多く、世界中で売り上げが伸び悩んでおりました。

そこでSONYさんは得意技を活かし、“フルサイズの優位性”と特出したハイ スペック、そして“LEICAさんライクなミニマル デザイン”によって、全てのデメリットを払拭した完成形「 α 9 」に到達したので御座います。

 

因みにNikonさんは、フィルム時代の“余りにも大きな栄光”によるプライドと拘りが災いして、“デジタル対応”に著しく遅れたトラウマがありましたので、「 SONY α 9 」の大成功は“Nikonにフルサイズ ミラーレス一眼を諦めさせたのでは?”との声さえ聞こえましたが(以下引用)……………

 

 

【 ニコン、”新マウント採用のフルサイズミラーレスカメラ”を開発発表 】( デジカメWatch )

株式会社ニコンは7月25日、ニコンFXフォーマット(いわゆる35mmフルサイズ相当)を採用するミラーレスカメラおよびNIKKORレンズの開発を進めていると発表した。発売時期や発売価格などは未定。レンズマウントは「新たな次元の光学性能を追求するため」として新規のものを採用。マウントアダプターを介してFマウントNIKKORレンズも使用可能としている。

なお同じタイミングで、ユーザー向けイベント「Nikon Fan Meeting 2018」の開催も発表されている。9月1日から全国7都市を巡回するスケジュールになっているため、ミラーレスカメラは8月中の正式発表も期待できる。( 2018年7月25日 )

 

 

 

 

プロジェクト自体が未だ“ティーザー(チラ見せ)段階”であり、商品実態は何とも判断しかねますが、上記写真を見ただけでも“トンデモない傑作”を予感させます……………

同時に、「 2001年宇宙の旅 」を彷彿とさせるプロモーション ムービーも公開されました。

 

 

『 Travel of Light / Nikon  2018 』

 

 

正に“これぞティーザー広告”と呼びたい程のイメージ戦略。

タイトルである「 Travel of Light 」も、昔の“絶対王者Nikon”が甦った様な力強さを感じさせます。

Nikonさんの本格参戦により、今後はファッション、報道etc.あらゆるプロフェッショナル フォト ジャンルで、“フルサイズ ミラーレス一眼”が確実に普及するかと思われます。

 

残念ながら昨年、記念すべき“創立100周年”を大赤字計上で飾ってしまったNikonさん……………

“フルサイズ ミラーレス一眼”でのリベンジに“乞うご期待”であります!

 

 

 

 

❇ ところで昔、何度かお世話になった“ファッション フォトグラファーの巨匠”ピーター リンドバーグさんは、“Nikonユーザー”としてもヒジョーに有名なお方。

おそらく“Nikon フルサイズ ミラーレス一眼 予約第1号”は、ピーター リンドバーグさんだと予測する変態オッサンで御座いました……………

 

 

ピーター リンドバーグさん ( Peter Lindbergh : ドイツ , 1944〜 )

 

 

 

 

 

( 画像は全てネットから拝借。)

名門の栄枯盛衰 ……

1980年代、主にパリを拠点に活躍した有名ファッション フォトグラファーによる使用機材、主なメーカー別シェア一覧。

✳ 35ミリ カメラ …… Nikon ( ジャパン ) : 約100%

✳ 中判 カメラ …… HASSELBLAD ( スウェーデン ) : 約90% / PENTAX ( ジャパン ) : 約10%

✳ 大判 カメラ …… Sinar ( スイス ) : 約100%

( 以上DEVILOTA実体験による。)

 

当時仲の良かった某スイス人ファッション フォトグラファー曰く「昔のクロサワ映画に、Nikon ファクトリー(旧 日本光学工場)が登場するんだけど、職人達が皆“馴染みのない道具”を使っているんだよ。何故ならNikonは、カメラを製造する以前に“そのカメラを製造する為の道具”から造ってるって訳さ。そんなメーカーにLEICAが敵うハズないよね。」との御言葉。パリ時代には「Nikonはカメラのポルシェだ。」「Nikonは正にキング オブ 一眼レフだ。」とのフレーズを何度も耳に致しました。

そんな“Nikonさん&SONYさん”は、パリの外国人であった私にとって誠に輝かしい“ジャパニーズ プライドのヘッドライナー”でありましたが(以下引用✖️2)……………

 

【 ニコン、高級コンパクト「DL」シリーズの発売を中止 】(日経トレンディネット)

「DL」シリーズは、現在デジカメ市場で人気がある1型の撮像素子を搭載する高級モデル。ソニー「Cyber-shot DSC-RX100」「同DSC-RX10」シリーズなどのライバルという位置付け。“ニコンの高級コンパクト”としてファンの期待は大きかっただけに残念だ。発売中止の理由は、「お客様にご満足いただける商品とすべく、全力をあげて開発に取り組んでまいりましたが、開発費が増加したこと、および市場の減速に伴う販売想定数量の下落等も考慮し、収益性重視の観点から、発売中止を決定いたしました」(ニコンの広報資料より転載)という。(2017年2月13日)

【 ニコン、希望退職に1143人応募 想定上回る 】(日本経済新聞)

ニコンは13日、2月10日までに実施した希望退職者の募集結果を発表した。当初は1000人程度の応募を想定していたが、応募者は1143人となり、想定を上回った。一部グループ会社を除き、3月31日付で応募者は退職する予定。希望退職者募集の対象はニコン本体と国内グループ会社。応募者に対しては特別加算金を通常の退職金に上乗せして支払う。希望者に対しては再就職支援も実施する。これらの希望退職に関連する費用については2017年3月期に約167億円の特別損失を計上する。(2017年2月13日)

 

因みに私は、2000年代になって我が国にもスッカリ定着した“企業にとって最も大事な存在は株主である”という言葉が好きではありません。企業にとって最も大事な存在はお客様であり、2番目に大事な存在は社員さんであり、3番目に大事な存在が株主さんだと私は考えております。

私が思うNikonさんという企業は“クラフツマンシップの匂い”が致しますし、チョットだけ“マニアックなイメージ”が付き纏います。ソノ“匂いとイメージ”は自動車メーカーに例えるならば決してTOYOTAさんではなくHONDAさんであり、PCメーカーに例えるならば決してDELLさんではなくAppleさんであります。つまり直接的なライバルである最大手Canonさんとは、ソノ目指すベクトルや経営理念etc.は全く違うべきなのであります。

よってNikonさんに於かれましては……………

先ずは企業規模を縮小して頂き、“お客様並びに社員さん真のニーズ”を踏まえた上で今一度「 モノ造りの原点 」に回帰し、そして改めて“クラフツマンシップ溢れる企業”を目指して頂きたいと切に願います!

 

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『 The Bridge Of Madison County ( マディソン郡の橋 ) / クリント イーストウッド監督 1995 ( 米 ) 』

『 Blow Up ( 欲望 ) / ミケランジェロ アントニオーニ監督 1967 ( 英、伊合作 ) 』

 

ところで私は、Nikonさん製D300とD60(共に10年落ち)を所有しておりますが、SNS上に投稿する写真も友人メールに添付する写真も、この5〜6年間は“全てiPadもしくはiPhoneで撮影”しております。

そこで今週末は、久し振りに「愛機D300(愛称“スヨンちゃん”)でスキャンダラスな写真でも撮ろーかな?」と計画中の変態オッサンでありました……………

( 写真は共にネットから拝借。)
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