大いなる音楽遺産 ……

御無沙汰しております。

お陰様で持病(心臓弁膜症)は安定しておりますが、病気による“早寝”並びにバイト先の繁忙期につき、ブログ更新が極めて滞っている変態オッサンで御座います……………

以前、アメリカ人メル友が「“ジャズの本場”ニューオリンズでさえ、現在はジャズを教える音楽スクールが皆無であり、若者のジャズ離れは“深刻な問題”だと考える。このままでは、ジャズと云う音楽は後世に残る事なく音楽史に埋没してしまう。」と嘆いておりました。

マイルス デイヴィスさんの人生を描いた映画『 MILES AHEAD / アメリカ : ドン チードル監督 ( 2016 ) 』も興行的に成功したとは言い難く 、アメリカのみならず“世界中”でジャズに対する冷風が吹いている様に感じます。

そんなアメリカ人メル友から先日「ヒップホップも良いけれど、我が国には“ジャズと云う世界最高峰の音楽文化”があるんだよ、と息子に教えてやったら、ケッコー楽しそうにマイルス聴いているわな。」とのメールを戴きました。御存知の様に音楽は“音を楽しむ”と書きますから、父親の趣味を押し付けられた子供さん(年齢不詳)は若干お気の毒だと同情致しますが、上記の現状を考えてみれば“ジャズに触れる良い機会”だったと思います。

「 Miles Davis – The Martin Committee Trumpet in B Flat, model T3460 ( 2019年、“約3000万円で落札”されたマイルス デイヴィスさんの愛機 ) 」

因みに、父親はエルビス プレスリー、母親はアルゼンチン タンゴという音楽環境下(?)に生まれた私は、中学でレッド ツェッペリンやディープ パープル等の“ブリティッシュ ロック”にドップリ浸かり、高校ではマイルス デイヴィス、ウェザー リポートetc.に浸かりかけましたが、何故かロックに比べて熱中する事はありませんでした。

今にして思えば当時“ロックは思春期の音楽、ジャズが分かって初めて大人と認める”とか、“BGMとしてジャズが流れている店はオシャレな店”的な社会的風潮があり、ソレらがジャズを好きになれなかった大きな理由かと。

ところが、今年に入って何故かマイルス デイヴィスさんが無性に聴きたくなりました。しかしながら、我が家のオーディオ セットは御臨終状態であり、よって高校時代に購入したアナログ盤は再生不可能。かと云って、東京時代に購入したマイルス デイヴィスさんのCDは、全て友人にあげてしまったので再購入を決定……………

そこで再購入盤として選んだのは、マイルス デイヴィスさんにとって“すこぶる評価が低い晩年の作品”で御座いました。

『 The Man With The Horn / Miles Davis ( 1981 ) 』

ここで、簡単にマイルス デイヴィスさんの“オサライ”をさせて頂きます。

1926年に誕生して1945年にデビューしたマイルス デイヴィスさんは、1970年頃からバンドにエレキギター、キーボード他“電子楽器”を取り入れ、自らのトランペットにも電気的エフェクターを好んで採用。コノ時代は所謂“エレキ(エレクトロ)時代”と呼ばれており、コアなファンからはヒジョーに低評価なのが現実であります。

1972年に愛車「 LAMBORGHINI MIURA ( アイキャッチ画像参照 ) 」を運転中に、車を全損する大事故(グローブボックスのコカインを同乗者が始末した逸話あり)を起こして以降は体調、メンタル面で極めて不安定になってしまい、1975年頃から5〜6年間“雲隠れ期”に突入(ドン チードルさん監督、主演の作品は主にコノ時期を描いている)。

『 The Man With The Horn 』は、そんなマイルス デイヴィスさんの華々しいカムバック アルバムで御座いましたが、ロック&ポップ色が濃いサウンドは、“マイルス信者”から総スカンを喰らいセールス的にも大失敗……………

マイルス デイヴィスさん ( 本名 Miles Dewey Davis III / アメリカ、1926〜1991 )

例えどんなに器用なクリエイター(アーティスト)であっても、ファン(支持者)が求めるサウンドと、自分が創造したいサウンドに相違点が生じるのは仕方ない事態であり、故に“駄作”と呼ばれる作品が登場してしまうのですが、反対に云えば“評価の低い作品=駄作(本当にダメな作品)”という図式が必ずしも成り立つ訳ではなく、改めて聞けば“新しい感動を伴う名作(迷作)”を発掘出来る可能性もあります( DEEP PURPLEさんの『 Come Taste the Band ( 1975 ) 』が好例 )。

『 The Man With The Horn ( 1981 ) 』もジャズ、ロック、ポップの垣根を超えた謂わば“マイルス デイヴィス ミュージック”の真骨頂。特にマイク スターンさんのギターが凄まじく、むちゃくちゃ“ロックっぽい”のに、トランペットやベースとの絡みは如何にもジャズそのもの、何とも新鮮で心地良く耳に残ります(マイク スターンさんは後のインタビューで「マイルスからは常に“ジミヘンっぽく弾け”と言われて疲れた。」と語っておりました)。

但し、初めて聴いた際“曲順がおかしいんじゃねーの?”と違和感を覚えましたが、今聴き直してもやはり同感なので“シャッフル再生”を強くオススメ致します。何れにしても、むしろ“ジャズに興味の無いロック ファン”に是非とも聴いて頂きたいアルバムと云えます。

ところで、マイルス デイヴィスさんを再考される上で“最も重要なポイント”を申し上げます……………

『 Sorcerer / Miles Davis ( 1967 ) 』

『 On the Corner / Miles Davis ( 1972 ) 』

『 You’re Under Arrest / Miles Davis ( 1985 ) 』

上記のアルバム ジャケット シリーズを御覧になれば一目瞭然。

とにかく“アルバム ジャケットのセンスが悪い”ので御座います。特に『 You’re Under Arrest ( 1985 ) 』に於かれましては、マイケル ジャクソンさん、シンディー ローパーさんの名曲カバーを収録する“激ポップ アルバム”にも拘らず、黒装束でライフルらしき物体を抱えた物騒さ……………

誠に失礼ながら、ジェフ ベック先生を凌ぐ“世界一アルバム ジャケットのセンスが悪いミュージシャン”の称号を贈呈したいと思います。

ですから皆さんは決してジャケットに惑わされない様、くれぐれも宜しく御願い致します!

『 Miles Davis & Chaka Khan : Human Nature ( Live in Montreux 1989 ) 』

( 画像1、2、4〜8はネットから拝借。画像3は自身のInstagramより。)

デザイン温故知新 ……

2004年、六本木“某BAR”でのお話。

カウンター席で隣に“アメリカ人らしきカップル”がおりましたが、男性が上着の内ポケットから取り出した携帯電話に“目が釘付け”になりました。

金属を多用した“高級な質感と激薄デザイン(当時のSAMSUNGさんよりは厚かった)”に圧倒されたのを、今でもハッキリと覚えております。

以前から“スペックよりもデザイン重視”で、NOKIAさんのSIMフリー版etc.外国メーカーの端末を使用する機会が多かった私にとって、「 Motorola RAZR ( モトローラ レーザー ) 」はソノ瞬間“次期購入端末”に決定致しました。実際の購入には更に2年間待たなければなりませんでしたが、結果的には“色違いで2台所有する”程のお気に入りに……………

本国アメリカに於いても、「 iPhone 」に追い抜かれる迄“売上No.1”を誇った業績を考えると、「 Motorola RAZR 」は間違いなく「 iPhone 」登場以前のスーパースターでありました。

そんな「 Motorola RAZR 」が所謂“ガラケー”の魅力を充分に残しつつ、何と“折り畳みスマホ”として復活したので御座います。

因みに、先日発売されたSAMSUNGさんの「 Galaxy Fold 」は、欧米レビューサイトの評価が“概ね好評”にも拘らず、何故かイマイチ話題になりません。

ソノ理由の一つに“中途半端なサイズ”が挙げられると思います。「 Galaxy Fold 」は開いた状態では「 iPad 」より小さく、タブレットのヘヴィーユーザーが乗り替えるには不十分でありますし、閉じた状態では“大きめ(厚め)のスマホ”になってしまいます。結局のところ、“タブレットの利便性”も“スマホの利便性”も相殺されてしまった感が拭い切れません……………

対して「 Motorola RAZR 」のポイントは、スマホをタブレットに近付けようというアプローチではなく、“折り畳みディスプレイ”を飽くまでもギミックとして捉え、“デザイン アプローチの一部”として採用した点で御座います。

このMotorolaさんによるアプローチは、「 Galaxy Fold 」よりも確実に注目を集めるかと思われます。

但し、アメリカ人メル友によれば「Motorola RAZRは大手キャリア“Verizon独占販売”であり、数年間はSIMフリー版はおろか、“外国キャリアを含む他キャリア版”も発売不可能との噂。」

『 Motorola RAZR Official Trailer ( 2019 ) 』

加えて、当サイトのプロデューサーである“秀津風親方さん”の御指摘通り、現地価格“約1500ドル”という価格も気になりますが……………

ただひたすら、“docomoさんからの発売”を祈るばかりの変態オッサンでありました!

( 画像は全てネットから拝借。)

限界が見えた“Apple型モデルケース” ……

❇️ その1 「 デザイン 」

今春、“Apple チーフ デザイン オフィサー”であるジョナサン アイブさん( Jonathan Paul Ive : イギリス , 1967〜 )と、“影のチーフ デザイナー(?)”マーク ニューソンさん( Marc Andrew Newson : オーストラリア , 1963〜 )が「共に2019年限りでAppleを退社する。」と正式発表されました。

御二人は正に“現代を代表する工業デザイナー”であり、しかも「 大英勲章 」まで授与されている文化人。そんなビッグネームが“時価総額世界一の企業”を揃って辞めるにも拘らず、後任人事その他が全く話題にならないのは誠に予想外であります……………

“全面タッチ スクリーン”が主流になった現在のスマートフォン。正直なところ“誰がデザインしても同じでは?”という本音が、Apple社内にあるのかも知れません。

( 因みにジョナサン アイブさんとマーク ニューソンさんは、デザイン会社「 LoveFrom 」を設立する事が既に発表されております。おそらく今後は“スマートフォンやタブレット以外の工業デザイン”で、斬新な作品を発表してくれるでしょう。)

❇️ その2 「 機能 」

確かにAndroid OSを採用している他社製品に比べて、“自社製専用iOS”を搭載したiPhone並びにiPadは、依然としてセキュリティーと作動の両面で安定感があり、ソレがApple製品“最大の魅力”である点は今も変わりありません。しかしながら、相変わらずAndroid OSに比べてカスタマイズの自由度は低く、Appleさんが主張する“直感的な操作性”に於いても、Android勢に追従されつつある現実。

❇️ その3 「 Appleの未来 」

“最先端ガジェット開発及び販売会社”としてのAppleさん。

実際にはSAMSUNGさんetc.に部品の製造、アッセンブリーを丸投げしており、ソレによって様々なリスク軽減に成功致しましたが、昨今の国際事情を考えた場合、特に“アジア諸国の企業”に丸投げするのは、むしろリスクが拡大するのは承知の事実。よって今後のAppleさんは、所謂“ネットビジネス企業”にシフトチェンジするのが妥当と考えられます。

そんなAppleさん。

先日“恒例の新製品発表イベント”が開催され、「 iPhone 」「 iPad 」「Apple Watch 」の新型が発表されましたが……………

去る9月10日、「 スティーブ ジョブズ シアター 」でド派手に開催された発表イベント。

相変わらず大盛況で“Apple人気健在”を印象付けましたが、発表された新製品を改めて拝見すると、何ら“驚きや発見”が無い余りにも“無難な製品”で御座いました。

私は決して“熱心なApple信者”ではありませんが、iPhoneとiPadに関しては初代モデルから2年毎に買い換えて来ました。但し今回(今年)は買い替えを控え、来年以降に再検討する事と致しました。

何故なら現在のAppleさんは、昔の様に“所有欲を刺激する特別な製品”を生み出す企業ではなく、Apple製品も又“持つべき特別な製品”ではなくなってしまったからであります。

スマートフォン、タブレットがデザインと機能面で“倦怠期”に突入した今だからこそ、“野心的なスタートアップ企業”がクラウドファウンディングで資金を調達して、スマートフォン業界に新規参入してくれれば、業界が活性化されて俄然面白くなりますが、利益優先で“世間のニーズ”を気にし過ぎる最近のビジネス傾向では、“心に訴える面白いツール”は永遠に生まれないのでは?……………

❇️ ー “客が欲しい物ではなく自分が欲しい物を造る” ー

“かつてのSONYさんライクな企業”の出現を切に願う変態オッサンでありました!

『 Breaking Convention With The First WALKMAN / SONY 2019 』

( 画像1、6、7はネットから拝借。画像2〜5はAppleさんのウェブサイトから拝借。)

賢者 VS 巨大企業 ……

FERRARIさんと云う企業は、“市販車販売部門”よりも“レース部門”の方が実質的な経営規模が大きく、よってF1運営元のFIA(国際自動車連盟)によれば、F1に於けるFERRARIさんは“レース専門企業”の扱いでありまして、現在の“ワークス チーム(自動車メーカー直営チーム)”は、“RENAULTさんとMERCEDES-AMGさんだけ”との見解で御座います。

オリンピック同様に、“近代F1”が商業主義にドップリ浸かっているのは皆さんも御存知の通り。しかしながら本来のF1は、“上限のないスポーツカー実験室”的な側面が強く、誠にピュアなモーター スポーツでありました。

FERRARIさんが、“孤高のレーシング集団”としてモーター スポーツ史に存在を確立出来たのは、マス企業ではなく“小〜中規模プロフェッショナル集団”であった点が大きく、時代の流れetc.を考慮すると、FERRARIさんライクな“モーター スポーツに特化した企業”は、今後2度と現れない様な気が致します……………

そんなモーター スポーツ史の中で、1960年代に“打倒FERRARI”に全身全霊を掛けた「 小規模プロフェッショナル VS 大規模マス カンパニー 」の構図があったのを御存知でしょーか?……………

一般大衆車で大成功を収めたFORD社が、更なるイメージ向上の為に“モーター スポーツ”進出を決定した際、FORD社の目玉政策は何と“FERRARI社買収”でありましたが、“全イタリア国民”の反対により断念。そこで自社製レーシング カーによる“打倒FERRARI”を画策。舞台に選ばれたのが「 ル マン24時間レース ( 24 Heures du Mans ) 」でした。

その“トゥルー ストーリー”を描いた書籍はいくつも存在し、映画化権を所得したという話も何度か聞きましたが、何故か今迄映画化されなかったので御座いますが、コノ度“超一流キャスト&スタッフ”により待望の映画化が実現。

『 フォード VS フェラーリ ( FORD VS FERRARI ) / 監督 : ジェームズ マンゴールド 2019 』

❇️ 2020年1月、全国一斉ロードショー予定。

1996年の「 ル マン24時間レース 」、“FERRARI 330P3とFORD GT-40Mk.IIの死闘”を描いた本作品。

カー エンジニアのキャロル シェルビー(「 AC コブラ 」生みの親)役がマット デイモンさん。レーサーのケン マイルズ役がクリスチャン ベイルさんという、“どー転んでも面白いに違いない”と断言出来るキャスティングであります!

因みに私は、“映画館すら無いド田舎”に住んでおり、試写会にも参加出来ません。よってトレーラー(予告編)を観た個人的な感想に加えて、本編を観た欧米人メル友の感想を参考にした、謂わば“独自の無責任オススメ”をウリとしております。ソレにしても本作品。公開時期がアメリカ本国で12月と迫っているにも拘らず、いつも以上に“事前情報に乏しい”のでありますが、公開中の“公式トレーラー”を観ただけでも、充分に面白さを“予感”させてくれます。

『 FORD VS FERRARI / James Mangold ( 2019 ) 』

ところで……………

「 ル マン24時間レース 1966 」の資料を調べてみましたら、8台のGT-40Mk.IIがワークスマシンとしてエントリー。5台のGT40Mk.Iがプライベーターマシンとしてエントリーしており、最終的には、“ブルース マクラーレン(F1 マクラーレン チーム創設者) / クリス エイモン組”のGT-40Mk.IIが優勝しております。

つまり、主人公クリスチャン ベイルさん演じるケン マイルズ選手、実は優勝していない訳でありまして、ソノ辺りのストーリー展開が如何なものかと、ヒジョーに気掛かりな変態オッサンで御座いました……………

( 画像は全てネットから拝借。)

Camp ( キャンプ ) ……

Camp ( キャンプ ) と云っても、学生時代に甘酸っぱい想い出と共に“蚊に刺されてボコボコになった”とか、テントに穴が空いていて“寝袋がびしょ濡れになった”etc.のキャンプではなく……………

高名なアメリカ人作家で、主にエッセイストとして活躍したスーザン ソンタグさんの代表作品『 キャンプについてのノート ( 1964 ) 』のお話であります。

スーザン ソンタグさん ( Susan Sontag : アメリカ , 1933〜2004 )

誠に失礼ながら、私はスーザン ソンタグさんの作品を読んだ経験はありませんが、昔からファッション業界で云う“キャンプ”は、例えば“ドラァグ クイーンの方々によるフォーマンス”に代表される、謂わば“悪趣味一歩手前の芸術表現”であると認識しております(飽くまでも主観)。

当ブログでも過去に取り上げた“世界一有名なファッション パーティー”『 MET GALA ( メットガラ ) 2019 』が、先日開催されましたが、今回のテーマが“Camp”でありましたので、良い意味でも悪い意味でも“例年以上の話題”となりました……………

「 モスキーノ 」のメタリックドレスに、“シャンデリア付き”で登場のケイティー ペリーさん。

“オスカー女優”ルピタ ニョンゴさんは、「 アトリエ ヴェルサーチェ 」の“モスラ付き(?)ドレス”。

「 バーバリー 」のピンストライプスーツをカッコ良く着こなし、相変わらず“中性的魅力爆発”のエズラ ミラーさん。但し、メーキャップに関しては、敢えて“ノーコメント”とさせて頂きます。

❇️ ココで改めて、『 MET GALA 』についてオサライを……………

「 VOGUE ( ヴォーグ ) USA 」編集長であるアナ ウインターさんが1995年から幹事を務める『 MET GALA 』は、アメリカ東部時間“5月第一月曜日夜”に、毎年ニューヨークのメトロポリタン美術館にて開催。

因みに、招待客以外が参加する為には“一席ならば約300万円、テーブルをキープしたいならば約3000万円が必要”でありますが、最も重要なのはソレが単なる“セレブ パーティー”ではなく、メトロポリタン美術館並びに関連機関にとっての、“資金調達”を主な目的としている点で御座います。

実際のところ、『 MET GALA 』は毎回“ン千万円”の収益を生み出しており、メトロポリタン美術館関連事業の立派な“有益資金”となっております。

「 クリスチャン シリアーノ 」のアートドレスがお似合いのジャネル モネイさん。

ゼンデイヤさんの「 トミー ヒルフィガー 」シンデレラドレスは、何とグレーからブルーに変化する“超ハイテク素材”。

「 ディオール 」レインボードレスのカーラ デルヴィーニュさん。ヘッドピースには何故か“入れ歯、目玉、バナナ”が……………

「 ブランドン マックスウェル 」のシルクタフタドレスで登場したレディー ガガさんは、見事な“4変化”を披露。

❇️ 上記は“ほんの一例”で御座いますが、“豪華絢爛さの一端”は感じて頂けたかと思います。“アメリカらしさ&目的の崇高さ”に関して存在意義が高い『 MET GALA 』でありますが、今年はそれぞれの“Camp”を堪能させて頂きました。

但し、スーザン ソンタグさんが提唱された“Camp”には、富や権力に対する“ある種のレジスタンス性”が含まれていたのでは?……………

つまり、“贅の限りを尽くした宴会でのCamp”を見て、おそらく天国の御本人はさぞ“御立腹”かと推測致します。

何れにしても『 MET GALA 2019 』が、我が国の年末某歌合戦に於ける、かつての“小林幸子さん現象”に見えた変態オッサンでありました!

『 MET GALA 2019 ー 男性セレブのド派手ルック 』

( 画像は全てネットから拝借。)

スキャンダル ( 酷評 ) の先にある物 ……

我が国では先日、“某有名テクノ ミュージシャン”が「 麻薬取締法 」違反で逮捕された際に、同氏が手掛けた音楽作品や出演映画、CM等の取り扱いを巡って、SNS上で多くの議論が交わされたのは記憶に新しいところかと思います。

「 麻薬取締法 」違反に拘らず、法律に反した者は等しく裁判によって裁かれ、相応の罰則(制裁)を受けなければならないのは当然で御座います。しかしながら過去に関わった作品(制作品)は、当人以外にも多くの方々が関わっておりますので、私生活で犯した罪によって、“創作活動上の全作品(制作品)”が否定されてしまう現状には、若干の違和感を感じるのが正直なところであります(飽くまでも主観)。

❇️ 当ブログに於いては、ファッション デザイナーのトム フォードさんと並んで登場回数が最も多い、ファッション フォトグラファーの“巨匠”ブルース ウェーバーさんの場合……………

ブルース ウェーバーさん ( Bruce Weber : アメリカ , 1946〜 )

2017年以降、複数の男性モデルから“セクハラ”で訴えられております。全ての案件が現在“係争中”でありますので、私の様な“法律ド素人”が、現時点でソノ件に関して語るのは敢えて差し控えさせて頂きます。

今現在のブルース ウェーバーさんは、ファッション関係出版社として“世界最大手”である「 コンデナスト パブリケーションズ ( Condé Nast Publications : アメリカ , 1907〜 ) 」さんから所謂“出入り禁止”となっており、加えて広告etc.アドバタイジング フィールドでも“最前線”から遠ざかっております。

私の記憶が正しければ、2017年に発表されたヴェルサーチ ( VERSACE ) の香水「 DYLAN BLUE POUR FEMME ( ディラン ブルー プー ファム ) 」プロモーション ヴィジュアルが、ブルース ウェーバーさんにとって“メジャー キャンペーン最後の作品”かと……………

『 VERSACE DYLAN BLUE POUR FEMME 公式プロモーション ムービー / 監督 : ブルース ウェーバー ( 2017 ) 』

上記広告写真&プロモーション ムービーに共通する特徴。

❇️ 極めて“ストレートでシンプル”な映像表現。

❇️ 世界最先端のファッション フォトグラフ(ムービー)であるにも拘らず、そこはかとなく漂う“古き良きアメリカの雰囲気”。

❇️ “程良い緊張感と曖昧さが同居する”美しい世界観。

こんな映像美を確立出来るクリエイターは、21世紀の今日でさえ、“地球上でブルース ウェーバーさん只一人”ではないでしょーか?……………

世界中の若手ファッション フォトグラファーが改めて“お手本”とし、再考するべきファッション フォトグラファーの筆頭だと考えます。

例えば……………

変態オッサンにとって最近の小説や脚本は、“起.承.転.転.結”のストーリー テリングが多過ぎると感じますし、最近のファッション フォトグラフは、“過度なCGリタッチ”が多過ぎると日々感じております。つまり、常に何かが“余分”なのでありまして、“もっとストレートに表現して欲しい”と感じる機会が、ヒジョーに多いのであります。

対して……………

1980年代に黄金期を迎え、今尚“世界の頂点”に君臨し続けるブルース ウェーバーさんの様なクリエイターは、何故か“現代作家にはない香り”が致しますし、おそらくソレが、“一度嗅いだら忘れられない良い香り”なのだと思います。

ところで……………

他界した父親は生前「犬好きに悪い人は居ない。」と言っておりました。

『 トゥルーへの手紙 ( A Letter to True ) / 監督 : ブルース ウェーバー ( 2004 ) 』

( ブルース ウェーバーさんが、自らの愛犬に想いを綴った映画。)

❇️ “愛犬家”としても知られるブルース ウェーバーさんには、一日も早く“最前線”に戻って頂きたいと切に願います!

( 画像は全てネットから拝借。)

気分はアメコミ ヒーロー ……

本日御紹介する商品に関しましては、残念ながら我が国に於きまして法律上多くの問題点がありますので、実質的には“発売不可能”と考えられます。しかしながら、ヒジョーに魅力的な商品で御座いますので、先ずはプロモーション ムービーを御覧頂くのが最も分かり易いかと思われます……………

『 Introducing : THE SPEEDER 2019 』

「 SPEEDER 」と名付けられた上記商品は、アメリカで本年度より予約受付が開始されまして、来年度の発売が予定されております。製作並びに販売元であるJetPack Aviationさんは、“ジェットパック(背中に装着する飛行装置)”のパイオニアでありますが……………

❇️ 私とほぼ同世代の方々は、“ジェットパック”と聞けば「 ロサンゼルス オリンピック 1984 」を思い出すのではないでしょーか?

『 Games of the XXIII Olympiad ( ロスアンゼルス オリンピック ) 1984 』

そもそも「 ロスアンゼルス オリンピック 1984 」は、税金を1セントも使わずに、100%スポンサー収入で賄う“商業オリンピック”として大きな話題となりました。本来、人種や宗教、政治etc.を超越した“平和とスポーツの祭典”であるオリンピックを、商業主義と結び付けるのには違和感を感じますが、良くも悪くも“近代オリンピックの新しい型”を予感させた、そんなオリンピックだったのは間違いありません。

開会式セレモニーでの“ジェットパック”飛行は、ソレを強烈に印象付けました……………

正に“SF映画の世界”が現実となった瞬間でありましたが、実はアノ時の“ジェットパック”を製作したのが、JetPack Aviationさんなので御座います。

つまり、35年もの歳月をかけて進化させた“傑作商品”「 SPEEDER 」!

因みに、お値段は約4500万円。しかも、初回発売台数はたったの20台……………

例え我が国では使用不可能でも、“アメリカに保管してアメリカ国内で楽しむ”という作戦もあります。

❇️ 但し、“109Kgの体重制限”が厳格に定められており、残念ながら当サイト プロデューサー“秀津風親方さん”の様に、お金持ちであっても購入出来ない場合がありますので御注意を。

ところで、「 SPEEDER 」には2バージョンありまして、民生用の「 Recreational SPEEDER 」の他に、主に軍隊や警察等“法執行機関用”の「 Military / Commercial SPEEDER 」も存在致します。

( 正直なところ、「 Military / Commercial SPEEDER 」の方が遥かにオシャレ。)

❇️ そこで、変態オッサンからの御提案。

JetPack Aviationさんには是非とも「 2人乗りSPEEDER 」を製作して頂き、先日御紹介した「 北海道 IRリゾート 」が実現した際には、“アクティビティーを兼ねた移動手段”として活用するのは如何でしょーか?……………

“使用区域と使用目的”を厳しく限定すれば、世界中の“あらゆるシーン”で極めて有益に活躍出来る気が致します。

( 画像は全てネットから拝借。)

明暗を分けた老舗 ……

当ブログでは以前、ギター メーカーの“2大巨頭”であるFenderさんとGibsonさんの現状についてお伝え致しました。

オーディオやアパレル分野に進出し、着実に“新たなブランド価値”を高め続けるFenderさんに対して、“M&A(合併&買収)”によって次々とオーディオ、電気メーカーetc.を傘下に収め“世界一の音響帝国”を目指すも大失速。2018年初頭には我が国の“民事再生法”に相当する「 米連邦破産法第11章 ( 通称“チャプター11” ) 」の適用を申請して、事実上“倒産状態”でひたすら救援を待ち続けるGibsonさん……………

両社共に“多角経営”というヴィジョンは同様ながらも、“アプローチの違い”によって明暗を分けた形となってしまいました。


Fenderさん並びにGibsonさんは、ピアノ メーカーに例えるならば Steinway & Sons ( スタインウェイ&サンズ : アメリカ , 1853〜 ) さんや Bechestein ( ベヒシュタイン : ドイツ , 1853〜 ) さんの様な“超名門ブランド”であります。

よって、多くの“世界的ギタリスト”が愛用しておりますので、“Gibsonユーザー有志連合”が何らかの手を差し伸べるのでは?との期待もありましたが、やはり“ビジネスライク”に考えればそんなに生温いハズもなく、改めて“老舗企業の問題点”を考えさせられた気が致します。


❇️ ところで先日、ソレを象徴する(?)トピックを新たに発見……………

“Gibsonイメージを代表するビッグネームの1人”である、かのジミー ペイジ先生 ( Jimmy Page OBE : イギリス , 1944〜 ) に関しましては、今更説明の必要も無いかと思われますが、Led Zeppelin ( レッド ツェッペリン : イギリス , 1968〜1980 ) のギタリストとして活躍した“スーパー ロック ギタリスト”であります。

そんなジミー ペイジ先生が、予想外にも“Fender”からシグネイチャー モデルを発売!

しかも、自らのメジャー キャリア原点である Yardbirds ( ヤードバーズ : イギリス , 1966〜1968年に在籍、当初はベーシストとして参加 ) 時代の愛機を、“一筆入魂 オリジナル ペインティング”で再現した正に翠玉の逸品。

「 Jimmy Page Dragon Telecaster 」by Fender Custom Shop 2019

左はポール ウォーラーさん ( Fender Custom Shop マスター ビルダー )

そもそも、ジミー ペイジ先生はアート スクール出身でありまして、若い頃からステージ衣装もプライベートの服装も、オリジナリティー溢れるファッショナブルさが特徴的でありました。今回のシグネイチャー モデルも単なる“ライセンス付与”ではなく、アーティストとしてのクリエイティビティーを充分に感じさせる、謂わば“ジミー ペイジ先生 責任監修品”で御座います。

因みに、まるで“ドキュメンタリー映画”ライクなジミー ペイジ先生による“商品解説 プロモーション ムービー”はコチラ。

『 The Making Of Jimmy Page‘s Mirrored and Dragon®️ / Fender 2019 』

Yardbirds加入後、最初に使用したテレキャスター(後に“Dragon Telecaster”に変貌)は、何と“ジェフ ベック先輩からのプレゼント”だったお話や、その他レアなお話が次々と登場する傑作プロモーション ムービー。

本プロモーション ムービーの見事な出来映え、及び商品完成度の高さを見るにつけ、“ジミー ペイジ先生にも見捨てられたGibsonさんの悲哀”を、ひしひしと感じる変態オッサンでありました。

❇️ Gibsonさんよ何処へ行く……………

( 画像は全てネットから拝借。)


余りにも魅力的なダークホース ……

2019年(第91回)のアメリカ「 アカデミー賞 」授賞式(結果発表式)が、現地時間2月24日に迫りました。

当ブログで昨年“パワー プッシュ”させて頂いた『 ボヘミアン ラプソディー ( Bohemian Rhapsody ) / 監督 : ブライアン シンガー 』は、我が国に於いても“予想外”の大ヒットを記録して、作品賞その他にノミネートされましたが、残念な事にブライアン シンガーさんの“セクハラ疑惑”が発覚。現時点で真偽の程は定かではありませんが、ココ数年ハリウッドが“セクハラ撲滅”に注力している点を考えると、“賞レース”からは後退したと考えるのが妥当かと思われます……………

ところで、当ブログは出来る限り“同じジャンルのトピック”が続かない様に心掛けておりますが、先日ニュースで改めて本年度の「 アカデミー賞 」ノミネート作品を拝見して、“とにかく気になって仕方ない作品”を発見してしまいました。

よって本日は、先週に引き続き“映画ネタ”をお届け致しますので、お付き合い頂ければ幸いです。

ソノ作品は……………

『 バイス ( VICE ) / 監督 : アダム マッケイ 』で御座います。

本作品は、ジョージ W ブッシュ政権で“影の大統領”と呼ばれ、良い意味でも悪い意味でも“スター政治家”となった、ディック チェイニー 元副大統領の謂わば“トゥルー ストーリー”であります。

“ホンモノ”のディック チェイニーさん ( 本名 Richard Bruce Cheney : アメリカ , 1941〜 )

先ずは、ブラッド ピットさん設立の「 プランBエンターテインメント ( Plan B Entertainment ) 社 」が製作会社として名を連ね、話題が先行した形となりましたが、本作品の魅力は何と言っても“出演俳優のなりきり度”で御座います。

そもそも主演が、“実力派の名優”クリスチャン ベールさんだって皆さんは分かりましたか?……………

“素”のクリスチャン ベールさん ( 本名 Christian Charles Philip Bale : イギリス , 1974〜 )

クリスチャン ベールさんと云えば、過去に『 マシニスト ( The Machinist ) / 監督 : ブラッド アンダーソン 2004 』で主人公を演じた際に、体重を“約30キロ”落として役に取り組み注目を集めましたが、今回は体重を“約20キロ”増やしての挑戦。

辛口の批評家さんは度々「ハリウッド映画はギャラが膨大なので、役作りの為に太ったり痩せたりしても、元の体重に戻る迄金銭的に保障されている。プロフェッショナルとしては当然の話。」と仰います。

但し、例え“数十億円”のギャラを貰ったとしても、20〜30キロ太ったり痩せたりする行為は、云う迄もなく“命懸け”であり、加えてルックスだけではなく、“凡ゆる意味で本人になりきる”のはヘヴィーこの上ない“荒業”に違いありません……………

おまけにクリスチャン ベールさんのみならず、サム ロックウェルさん ( Sam Rockwell : アメリカ , 1968〜 ) 演じるジョージ W ブッシュ 元大統領etc.と、全てのキャストが正に“本人を超えた怪演(?)”オンパレードなので御座います。

❇️ 変態オッサンの“独断と偏見”によるススメ。

欧米の映画に興味を持った若い世代の方、もしくは将来“映画監督”を目指している方は、アメリカの“「 アカデミー賞 」授賞作品”並びにフランスの“「 カンヌ映画祭 」授賞作品”を指針にして、独自の“映画観”を構築するのをオススメ致します。

何故なら、私自身がソレによって“映画の面白さ”を教えて頂いたと感じているからであります。

ところが、最近の「 アカデミー賞 」授賞作品は、“選定理由”に疑問符が付く作品が多く、明らかに“倦怠期真っ只中”だと思える節があります。

そこで、今後の「 アカデミー賞 」に新しい道を切り開く為にも……………

本年度は『 バイス ( VICE ) / 監督 : アダム マッケイ 』の様な作品に、是非とも主要各賞を授賞して頂きたいと切に願います!

『 バイス ( VICE ) / 監督 : アダム マッケイ ( ADAM McKAY ) 2018 』

❇️ 2019年4月5日(金曜日)、「 TOHOシネマズ日比谷 」他で全国一斉ロードショー。

( 画像は全てネットから拝借。)

揺るぎない表現主義 ……

パリに住んでいた1980年代、以前から好きだった映画監督ジャン リュック ゴダールさん ( Jean-Luc Godard : フランス , 1930〜 ) について周りのフランス人に訊いたところ「ゴダールはフランスの誇りだが、余りにも難解なので、フランス人ですら“極一部のインテリ層”しか理解出来ない。多くのフランス人は、ゴダール特有の“テンポ(間)”や“ヴィジュアル(映像)”を楽しんでいるだけだ。」との御意見多数でありました。

ヘアメイク時代の1996年、ポートフォリオ(作品)を持ってニューヨークのエージェントを廻った際、“某エージェント”で好きな映画監督を訊かれて、デヴィッド リンチさんと答えたら「リンチはアメリカが世界に誇るスター監督だが、“奇才”過ぎて一般受けしないのでメインストリーム(本流)にはなり得ない。但し、リンチ映画には“現代映画の根幹”となる部分が多く、全米の有名大学 映画学科で“教材”として採用されている。」……………

デヴィッド リンチさん ( 本名 David Keith Lynch : アメリカ , 1946〜 )

先日、ネットニュースを見ておりましたら“デヴィッド リンチ”という検索ワードが沸騰しておりました。私は“ひょっとして他界されたのかな?”と心配になり、慌てて調べましたら“デヴィッド リンチさん73歳バースデー”を祝う記事でした。

私と同世代(50代)の映画好きにとって、(“好き嫌い”は別として)デヴィッド リンチというブランドは、“特別なイメージ”を持って心に強く刻まれている気が致します。

『 インランド・エンパイア 』 ©2007 Bobkind Inc – STUDIOCANAL. All Rights Reserved.

『 ロスト・ハイウェイ <デジタル復元版> 』 ©1997 Lost highway Productions

『 マルホランド・ドライブ <デジタル復元版> 』 ©2001 STUDIOCANAL. All Rights Reserved.


私よりも若い世代にとっては、TVシリーズ『 ツイン ピークス ( Twin Peaks ) 1990〜1991 』のスタイリッシュな映像美こそ“デヴィッド リンチ ワールド”かと思われます。

しかしながら、私にとっての“デヴィッド リンチ ワールド”は、ストーリー テリングよりも“映像表現”に徹底して拘った上に、家庭用ビデオ カメラを使用したりetc.“常識に囚われない技法”で創造された、何とも“危険で妖麗な映像体験”で御座います。


ところで、デヴィッド リンチさんの映画論に関しましては、73歳のバースデーを機に“再考 デヴィッド リンチ”的な記事が映画専門サイトに多数投稿されておりますので、是非ともそちらを御覧頂きたいと思います。

そこで本日は、デヴィッド リンチさん“映画以外の御活躍”を御紹介致します。

“カルトの帝王”デヴィッド リンチさんは、写真家として写真集を出版されておりますし、ミュージシャン(主にプロデューサー、ヴォーカリスト)としてアルバムをリリースしたりと、多方面でマルチな才能を発揮されております。

写真集『 Nudes / David Lynch ( 2017 ) 』

アルバム『 The Big Dream / David Lynch ( 2013 ) 』

そして、本日“最大のオススメ商品”は……………

何とデヴィッド リンチさん御自身が、全身全霊で“焙煎並びに監修”したコーヒーで御座います(我が国でもネット通販その他で購入可能)。

コーヒー『 DAVID LYNCH Signature Cup Coffee / David Lynch ( 2008〜 ) 』

❇️ それでは最後に、変態オッサンが“心よりパワー プッシュ”致します“世界一怖いコーヒーCM”を御覧頂きます。

因みに最新作は、娘さんであるジェニファー リンチさんが監督されておりますが、敢えてデヴィッド リンチさん監督による旧作をどーぞ!

『 DAVID LYNCH Coffee CM / David Lynch ( 2008 ) 』

❇️ コノCMを観て、デヴィッド リンチさんのコーヒーが飲みたくなるか否かは“貴方次第”……………

( 画像は全てネットから拝借。)